難しな
お祝いの会はわからないのにパーティーは知っている事になっている為ジャンさんとタマにやっぱり面白いヤツだと笑われながらヨシさんと3人でご飯を食べた
一般常識をつけよう
その後、体を休める為に自分の部屋へ行った そして、俺の手には黒貨が2枚もある 生まれて初めて黒貨を見た それどころか自分の物だ
『凄い』
『どうしたのじゃ』
『黒貨初めて見たから凄いなと思って しかも俺の物だよ』
『初めて我の情報にある人間らしい姿が見れたのじゃ』
『えっ なに 人間らしい姿?』
『何でもないのじゃ それより今日見たギフテッドの情報を教えてほしいのじゃ ポケットに入っておったから見えなかったのじゃ』
『そうか情報で成長するんだもんね わかった』
『まずB級兵士さんは檻を出してたな 体現だろうな』
『もう一人のB級兵士さんはネバネバした物でトラのモンスターを拘束してたから転変と制御かな〜』
『ダースさんは触った針状の体毛を柔らかくしてたな 転変と制御かな〜』
『タエさんは石みたいな物を作って飛ばしてた 射出と体現だな』
『あとはわからなかった』
『ありがとうなのじゃ』
『うん』
『ところでお主のギフテッドの体の一部を強化するのはなんじゃ』
『ん?俺のは・・・』
? ・・・なんだろう 考えてなかった 射出ではないな 制御は近いような感じするけど違うよな
それじゃ Ⅹ か? 感覚的に違うよな気がする 理由は無いけど
『わからない』
『やはりか 我はギフテッドの事を聞いてからずっと考えておったが該当するものがなかった 最初は制御かと思ったが制御は自分じゃない生物か物を操れる能力 強化する能力ではない見たいじゃからな』
俺と同じ考えだな
『そういえば俺のギフテッドの種類Ⅰ〜Ⅵ以外出ているんだ』
『なんじゃと、ではそれがお前の強化する能力か』
『違うと思う 理由はないけどそう感じる』
『そうか・・・本人が言うのなら違うのじゃろう』
何かまた秘密が増えたような気がする・・・
秘密はいらない
俺は寝っ転がり能力の答えを探していたが、いつの間にかそのまま寝た
次の日の朝はいつもより早く薬草の畑に向った 昨日来てないので頑張らなくてはならないだろう 薬草は1日ほっといても大丈夫な強い植物だ しかし、雑草を取り剪定しないと品質が悪くなる
畑につきすぐポケットからタマが飛び出した
『タマ人に見つかっちゃうよ』
『大丈夫なのだ 我は昨日で成長したのじゃ 人間 モンスター 虫の熱源の違いがわかるようになったのじゃ』
そうか今までは人と虫の熱源がくべつ出来なくて俺が声かけるまで、出てこなかったんだな
『凄いね熱源探知の能力上昇だね』
『ハハハ』
タマを見ると口角が上がり得意げだ しかし、ここで違和感を感じた
『ん?あれっ』
『タマ 大きくなってない?』
『なぬ? 変わらんじゃろう』
タマは気づいてないが毎日見ている俺にはわかる ほんの少しだが間違いなく大きくなっている
『我も雑草取り手伝うぞ』
まぁ良いか
タマは体を上手に捻りながら雑草を取り除いていく 俺は剪定をしながら雑草を取り除いていく そして、薬草の葉を摘み最後に水を撒く
お昼を少し過ぎたくらいに終った
『タマ帰ろう』
『わかったのじゃ』
〈ポーン ポーン ポーン サシュ〉
タマは俺のポケットに入った やはり前よりポケットの膨らみが大きくなっている
俺達は摘んだ薬草を持って家へ帰った
『ただいま』
『おかえり』
ヨシさんが迎えてくれる そして、薬草をヨシさんへ渡す
『ご苦労さま』
『ところで今日の夜に役場のお祝いの会へ行くんでしょ』
『はい』
『なにを着ていくの?』
『えっ? 今、着ている服で行くつもりですけど?』
俺の服は緑色の半袖 土色のズボンだ 駄目なのか
『う〜ん 兵士たちはみんな鎧だと思うからローブぐらい着ていった方が良いと思うわよ』
『そうなんですか』
お祝いの会 難しな
『服屋ヘ行って見ます』
『そこの大通りにある服屋に行って私の名前だしな 相談にのってくれるから』
俺はヨシさんに教えてもらった服屋は行った事のある服屋だった タマのタオルを買った服屋だ
〈カラン コロン カラン〉
服屋のドアにベルがついている為開けた時音がなった
『こんにちは』
『いらっしゃいませ』
ヨシさんと同じぐらいの年齢の女の人が応えてくれた
『すいません 薬屋のヨシさんに教えてもらって来たのですけど』
『あらっ もしかしてリョウ君?』
『はい』
『やっぱり ヨシから聞いてるわよ 話を聞いて会いたいと思っていたのよ』
『どっ どうも』
『へ〜 君がリョウ君か〜へ〜 へ〜』
すっごい見られてるんですけど ヨシさんは俺の事をどんなふうに言ってるんだろう
『あの〜役場に着ていく服を探しに来たのですけど』
『へ〜 えっ 役場? なんで役場に行くのに服を選ぶの?』
『あっ え〜と 役場でやるお祝い会へ着ていく服です』
『あ〜 簡単な正装ね』
『任せて完璧に仕上げてあげる』
『地味めにお願いします』
服屋さんは、はりきって選んでくれた なぜか途中から靴さんと床屋さんが混ざり全身いじられた そうとう派手な仕上がりだ 全部で銀貨3枚銅貨6枚だ 見た目にこんなにお金を使ったのは初めてだ これでもかなり安くしてくれたらしい
外に出たら夜だった 俺は役場へ向った
コーヒーが無い




