冤罪
難しい
後ろに立っていたでかい男3人は黒髪短髪 190センチ 皮の鎧 ショートソードを装備している
なぜか、俺に対して男達からは殺気を感じた 山の中で兎や猪のモンスターと出会った時のような感覚だ
『おいっ 小僧そのモンスターどうした!?』
『えっ どうしたって山で狩ってきたんだけど』
『出鱈目を言うな お前みたいなガキがそのモンスターを狩れる訳ねーだろ! それにな俺たちはさっきそのモンスターを狩ったけど少し目離したときに盗まれたんだ! テメーだろ!!』
『いえっ そんな事してません 俺は山育ちで昔から狩るのを慣れているんです』
『嘘 言うな!!』
『嘘じゃない!』
『嘘だ!!』
街の人達が騒ぎに気づいてこちらを見る
やばいな…… 死んだじっちゃんからは揉め事はダメ!と言われていた とにかく謝ってすむなら謝れって言われてたけど…これは謝ったら盗んだ事になるしどうしよう
だいたいこんな13才で162センチしかない俺に兎盗まれたぐらいで殺気だてるか?(盗んでないけど)
困っていると、そこへ騒ぎを聞いてか この街を守る兵士がやってきた この肉屋の隣が兵士がいっぱいいる所だ それにしても速いな
『何の騒ぎだ!』
兵士が来た 赤髪 細身 銀の鎧 ロングソードを装備している 助けを求めようとしたら でかい男達が先に動いた
『兵士さん聞いてくれよ このガキが俺たちの狩ったモンスターを盗んで売ろうとしてんだよ』
『そうか 君 名前は?』
『えっ リョウですけど』
『じゃ リョウ、死刑だよ』
『はっ? 何を言ってるのですか?』
『殺すと言ったんだよ 暴れて逃げないと死んじゃうよ』
『・・・・・?』
俺は腕を掴まれ街の治安を守っている役場へ連れて行かれそうになる
ここで生まれる前の記憶が“ケイサツ” “冤罪”と言い出した “ケイサツ”はわからないけど“冤罪”はわかる
しかし それどころではない 殺すと言ったこの兵士から俺に対して殺気を感じる しかも でかい男達より強い殺気だ 象のモンスターと向き合った時の様だ なんで?
でかい男達と兵士をよく見ると・・・お互いに目配せをしている?
何?この人達 どういう事? この人達、頭おかしいのか? 本当に殺すつもり?…
今、掴まれている腕をはらい逃げるのは簡単だ しかし兵士から逃げたら犯罪者として扱われる 優しくしてくれた薬屋のオバちゃんとかにあえなくなるかも
ドウスル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・決まっている
とりあえず逃げるしかない
犯罪者になるかもしれないが、殺される訳にはいかない
逃げる!
俺は逃げる為に超能力?のような力を使う!
自分の体の一部に意識を集中させると強化できる力である
足に集中すれば走る速さやジャンプ力をあげられる
目に集中すれば遠くをしっかり見えたり動く物があればゆっくりに見える
今は腕を掴まれているから腕に集中する
《ガッ》
『何っ!?』
兵士の腕をはらい脱出 反転し足に意識を集中し力を使って走った その時 街の人の声が聞こえる
『泥棒が逃げる』
『あの葉っぱ売りの』
『泥棒!』
『泥棒!』
顔も目に入る 蔑み 憐れみ
忌み 悪者を見る目
もうこの街へはこれないかもしれない 1500人程度の街だ すぐ俺の話がひろがるだろう 3才から来ていた街 オバちゃん・・・
街の出口 速さをおとさずそのまま街の外へ出る 山の家へと向う
街へ行くときは超能力?のような力を使わず半日 今は力を使っているから行きの半分程度で到着した
かなりの疲れだ しかし休んでる暇はない 殺すと言った兵士が来るかもしれない
大きめの鞄へ今育っている薬草を摘み入れる
もうひとつの鞄へ今まで貯めたお金を入れる銀貨50枚銅貨12枚だ
服 靴 パン位しかお金を使うところがなかった為たまっている じっちゃんがお金は貯めておけと言ってたし 貯めといて良かった その他 必要そうな物を入れた 結構重い
次は装備を整える ナイフ じっちゃんから教えてもらった手作り爆弾 1年位前に拾った銃(生まれる前の記憶)自分で使えたから採っておいた それらを体に装備 すべて専用の入れ物を馬のモンスターの皮で作った すべて狩りのためだ
そして、家を出る準備が出来た けっこうな時かかった
外へ出て家を見る
『じっちゃんごめんなこの家 出る事になった でも、絶対戻って来るから』
その時、山の下の方から音が聞こえた
《ザシュ ザシュ》
地面を踏む音だ 耳に力を集中させていた為聞けた音だ
『やっぱり来たか』
足へ力を集中させ木々の中へ行く さらに20メートル位上の木の上へジャンプ 姿を隠す
耳へ力を集中させる
『クッ 何だこの山 道が無いじゃないか』
『街の奴にここの山に住んでると聞いたから来たがとんでもない所だな 兎くらい簡単に狩るなアイツ』
殺すと言った赤髪の兵士とでかい男達が一緒に来た
難しすぎる




