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会議




『我々の調べだと数日前にこの

南の街へ来てジャンさんの所で働き始めた その前は何処で何をしてましたか? 我々の確認出来る内容を何か教えて下さい』


〈ドン〉


『タエ! 何だそれはトラのモンスターの討伐の話をするんじゃなかったのか!!』


ジャンさんが机を叩き怒鳴った

俺はビックリして声も出ない

しかし、タエさんと言う兵士長は落ち着いた様子で口を開いた


『ジャンさん貴方ならわかるでしょう 我々の敵はモンスターだけではない』


『リョウはワシが保証する!』


『誰が保証しても確認は必要です それが発掘の神手でも』


『クッ』


発掘の神手!? じっちゃんから聞いた事がある 遺跡の発見で有名な人だと 今の世の中は30年ぐらい前から急激に発展したそうだ そのきっかけをつくったのが発掘の神手が発見した 10冊の本 

ジャンさんが発掘の神手!?


『リョウ君、改めて聞きます 君が生まれてから何処で何をしていたか 教えて下さい』


『リョウ トラのモンスターを何処で見たかだけ教えて帰ろう』


ジャンさんは街も俺の事も守ろうとしている しかし、このようになってしまっては俺の事がバレるのは時間の問題だろう 

それなら今は南の街が危険を回避する為に行動したほうが良い

天秤にかけるまでも無い


『ジャンさん トラのモンスターは街へ襲って来ると思いますか?』


『えっ ・・・わからんが近くまで来ているなら 前の事もあるから そこから押し返した方が安全だ』


『わかりました』


『え〜と 俺を確認したいと言う事ですよね 俺は西の街の近くの山から来ました 薬草を作り生活をしていました 西の街では泥棒をしたと言う事になってます もちろんそんな事はしていませんが 

え〜と あと、東の人間に命を狙われています それで逃げて南の街へ来ました』


『リョウ・・・』


『・・・・・』


その場がシ〜ンとなった 

タエさんの左の人が頷く 


〈ガタン〉


タエさんが立ち上がった


『解った トラのモンスターの出た場所を教えてくれ 誰か地図を持って来い ダースお前はB級兵士に討伐の準備をさせろ 出発は明日の朝だ!』


俺の前に地図が置かれ場所を聞かれた 地図の見方がよくわからなかったが教えてもらって大体の場所を教えた


その後、俺とジャンさんはタエさんの両隣にいた2人に別室へ連れて行かれた 


ジャンさんが怒っている


『これが今の南の街か! 情報をくれた人を吊るし上げるとは!』


『すまんな〜 ジャン』


じいさんの兵士がジャンさんへ謝っている 髪は真っ白 160センチ 銀の鎧 ガリガリである

もう一人は、かなり若い青年 髪は金 172センチ 皮の鎧 痩せ型である


『ロウさんどうなってるだ?』


じいさん兵士はロウさんと言うらしい


『東の街に動きがあるのじゃよ』


『えっ 東の街に』


『そうじゃ しかし、何をしようとしてるのか全くわからんのじゃ そこへトラのモンスターの話を持ってリョウ君が来たのじゃよ』

『つまり トラのモンスターを討伐するなら兵士を数多く出すことになる 街には兵士が少なくなる

そこを東の街に攻められたら南の街は落ちる』


なるほど、トラのモンスターの情報が東の街の嘘作戦なら 南の街は危険だ


『リョウ君悪かったね 君の事は南の街が出来るだけ守ろう 安心してこの街で生活するが良いぞ』


『えっ? どうしてですか?』


『トラのモンスターの情報を教えてくれたからじゃ』


『そうじゃなくて ・・・・俺の言った西の街の事は・・・』


『それは問題ない』


『えっ?』


俺とジャンさんは首を傾げた

するとロウさんと青年兵士は目を合わせ青年兵士が話しだした


『僕には嘘がわかるギフテッドがあります』


えっ


『バッ バカヤロー!』


ジャンさんが怒った 当たり前である 自分のギフテッドを初めてあった人間に簡単に教えたのだ しかし、青年兵士は笑顔になった


『やはりあなたは信用出来ます 僕は嘘を言っている人間は赤く 本当の事を言っている人間は青く見えます あなたはずっと青です』

『こんな人見た事ありません』

『リョウ君もトラのモンスターと西の街の話をしている時 青ですので南の街から西の街へリョウ君の情報を流す事はありません リョウ君は何一つ悪い事はしていないのだから』


えっ 南の街を出る必要ないのか 

俺は住む場所を また、無くしたと思っていた 良くしてくれたジャンさんとヨシさんと別れる覚悟もしていた・・・・ でも、ここにいても良いのだ そう思ったら少し涙が出て来た ジャンさんが俺が泣いているのに気づき慌てていた ロウさんと青年兵士は笑顔だ


青年兵士はワークと言う名前で兵士になって3年 嘘がわかるギフテッドの為 調査の仕事をしてるそうだ 

ジャンさんには自分のギフテッドを簡単に言った事を10分くらい怒られていた ワークさんは嬉しそうに笑顔で聞いていた

嘘がない人と話していると気分がいいそうだ


ワークさんへの説教が終わりジャンさんと俺は役場を出た

家への帰り道ジャンさんに役場へ連れて行った事を謝られた しかし、結果は南の街に俺が認められる事になった 運が良かった 


明日は朝から討伐隊が出る 

俺は・・・・


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