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戦い



俺はその時、足にギフテッドを使っていたので真上にジャンプ 針の塊となっているトラのモンスターは俺の下を通り木へ突っ込んだ 


《バギ》

《バギ バギ バギバギバギドドーン》


木が折れて倒れた

俺は20メートルぐらいジャンプしたので空中にいる 胸のポケットから爆弾を取り出しギフテッドを流し込み真下にいるトラのモンスターヘ投げつける


《ドッガーーン》


トラのモンスターに命中 爆風で俺は飛ばされ近くの木へ掴まった 下を見るとトラのモンスターの背中から血が出ていた しかし、ダメージと呼べる程ではない


『嘘だろ!』


爆弾の直撃で倒せない イノシシのモンスターは倒せたのに

体毛が針状になって強化されているからか?

トラのモンスターは俺の掴まった木へ突っ込んできた


《バギ》

《バギ バギ バギバギバギバギドドーーン》


俺の掴まっていた木が倒され俺は足にギフテッドを使い地面ヘ着地 そこへトラのモンスターの右前脚が振り下ろされる 

《シャ》

左へかわす 同時に前に出てすれ違いながらトラのモンスターヘ斬りつける


《ガキガキガキガキ》


トラのモンスターをすり抜け後ろにまわる 銃を構え撃ちまくる


《ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン》


トラのモンスターの背中に命中してるが穴を開けられない

やはり針状に硬く強化された体毛が攻撃を受け付けないようだ

さっき斬りつけたがナイフの方が欠けてしまっている

トラのモンスターは銃での攻撃を気にせず突っ込んできた

右前脚を振り上げる 速い

《シャ》

俺は目にギフテッドを使う トラのモンスターの動きがゆっくりに見える そして、ナイフと銃を捨てて


❛ 流 ❜


《ドゥン!》



トラのモンスターは仰向けで地面にめり込んでいる 死んではいないが動けない しかし、ギフテッドが解けて体毛が元に戻っている リョウはナイフを拾いトラのモンスターに止めを刺す


《ブスッ》


『ガァアアァ・・・』


トラのモンスターは死んだ


『フ〜』

『タマ』


『なんじゃ今のは?!』


タマが木の上から降りて来た


〈ポーン ポーン ポーン〉


『けっこう危なかった』


『なんじゃ今のは?』

『ただ投げたように見えたが』


『そうだよ 投げたんだ でも、ただ投げた訳じゃないよ これは・・・』

『まて!まだ遠いが多数の熱源がこっちに向かって来ている!速いのじゃ』


『逃げよう』


俺はタマと銃を拾い上げ山の入口ヘ走った もちろん足へギフテッドを使ってある



ギフテッド使いっぱなしで山を出た 


『フ〜』

『タマありがとう タマがいなかったら強いモンスターに囲まれていたかもしれない』

『それにせっかく生き物に近づいてると教えてくれたのに俺は警戒しなかった ごめん』


『我も言うのが遅かったかもしれん』

『それより なんじゃあれは ただ投げただけじゃない?』


『あれは流と言う技なんだ』


『流?』


『うん 流は相手が強ければ強いだけダメージをあたえられる技なんだ』


『?』


『う〜ん 相手が攻撃してきた時 その攻撃の勢いを殺さず、さらに俺の力を載せて投げる技なんだ』

『タイミングが一番重要な技だよ』


『信じられぬな』


『えっ 本当だよ』


『いやっ 嘘だと言っているわけではない 信じられぬくらい凄いと言うことじゃ』

『どう動くかわからぬ相手に合わせてのカウンター技』


『あっ そういえばこの技も内緒だった じっちゃんに言うなって言われてた』

『タマ秘密で頼むね』


『解ったのじゃ 誰か解ったところで出来るとも思えんが』


そうかもしれない、じっちゃんは簡単に使ってたが、俺は目にギフテッドを使って相手の動きがゆっくりに見えないと使えない


しかし、南の山のモンスターがこんなに強いとは思わなかった 正直どんなモンスターでも簡単に倒せると思っていた 俺は自惚れていたかもしれない


『タマ帰ろう このまま山に、もう一度入るのは危険だ 薬草探す余裕がない』


『そうじゃな 出直そう』


俺たちは薬草を採取出来ず手ぶらで・・・鞄がない 本当に手ぶらで南の街へ帰った


もっと戦え!

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