山へ
窓からの日差しで目覚める
あってるかわからないがトケイを見ると6時13分だ
『おはようタマ』
『おはようじゃ』
一階に降りるとヨシさんがお茶を飲んでいた ジャンさんはまだ寝てるようでいなかった
『おはようございます』
『おはよう』
俺はヨシさんが作ってくれた朝ご飯のサンドウィッチを食べ薬草の家を出た
南の街の朝は早い 仕事の為だろう沢山の人が行き交っていた
薬草の畑までは徒歩で30分ほどかかる 俺は町並みを見ながら進む 何処にどんな店があるか知る為だ
パン屋 野菜屋 肉屋 道具屋 雑貨屋 武器屋 防具屋 昨日行ったごはん屋 服屋 などがあった 必要な物は家から畑への道で揃いそうだ 南の街は広い他の店は別の場所ヘあるだろう休みに回って見よう
畑が見えて来た 周りには人通りはなくなった 南の街の北側にはジャンさんの畑しかない為である
俺は畑につくと一応人の気配をさぐる 誰もいないようだ ポケットからタマを出す
『タマ』
〈ピョーン ポーン ポーン ポーン ポーン〉
タマが飛び跳ねている 嬉しそうだ
『誰か来たら止まって動かないでね』
『わかっておるのじゃ』
俺は腰に籠を取り付け薬草の畑に入っていく
薬草の茎は腰の高さぐらいありその上の方の葉を摘んでいく
小さい頃からしてなれている作業なので手早くどんどん摘んでいく 途中畑の前を人が通った時タマを見てみるとちゃんと止まっていた
この薬草の畑は俺の山の畑の4倍はある 休憩し水を飲みながら作業していく
お昼近くに摘む作業が終った 最後に井戸から水を汲み薬草ヘまいて終わり
『タマ帰るよ』
『わかったのじゃ』
〈ポーン ポーン ポーン サシュ〉
タマが俺のポケットに入った
畑を出て家へ帰る
家へ帰るとヨシさんヘ摘んだ薬草を渡す
『あらっ早いわね もう摘み終わったのね』
『はい 午後から山に行こうと思って急いで摘みました』
そして、俺は山に行く準備をする
ナイフ 銃 爆弾を装備し鞄に空の鞄を入れる
タマは鞄のなかだ
『ヨシさん行って来ます』
『気をつけてね』
俺は街の出口ヘ向う すると、この前の門番さんがいた 俺の事、覚えてるかな〜
『こんにちは』
『こんにちは・・・あれっ この前雨の日に来た子じゃないかい?』
『そうです あの時はありがとうございました』
『薬屋は解ったか?』
『はい 今、その薬屋でお世話になってます』
『・・・やっぱり』
『えっ?』
『いや 何でもない ところで今日は街を出るのか?』
『はい 近くで薬草採取、出来ればと思って』
『そうか 気をつけろよ』
『はい 気をつけます』
そして、俺は街を出た 門番さんへは、山に行くのは秘密だ 13才で162センチが山へ一人で行くと行ったら停められるだろう 説得するには、自分の強さやタマの事をジャンさんやヨシさんにしたように説明しなくてはならなくなる
南の街から西へ真っ直ぐ30分ほど歩くと山の入口ヘついた
この山は俺が住んでいた山の10倍ぐらい大きい さらに同じような山が無数に列なっているようだ
周りに人がいないのを確認してタマに声をかける
『タマ出て来ていいよ』
〈ピョーン ポーン ポーン ポーン ポーン ポーン〉
タマが飛び出した
『タマ山に入るよ』
『では、熱源探知じゃな』
『うん 頼む』
『この山は沢山の生き物がいるようじゃのう しかし、だいぶ遠いがの』
『解った ありがとう』
俺とタマは山に入っていく
薬草を探しながらどんどん山の奥へ入っていく しかし、見つからない これは、薬草採取はかなり大変かもしれない
『リョウよ 生き物とかなり近くなって来ておるぞ』
『うん 解った 気をつけるよ』
その時タマが
『速い!!』
えっ? 何? と思ったら目の前には見た事のないモンスターがいた ヤバイ! モンスターの前足が俺に振り下ろされる
かわすのは無理 俺はモンスターの懐へ体当たり
《ダン》
モンスターは後ろに倒れたがすぐ起き上がりこちらを睨み威嚇してくる
『ガルルルル』
『タマ大丈夫か?』
『我は大丈夫だ それよりそいつ速いぞ!』
『解った』
俺はナイフを抜いた
モンスターを睨む モンスターは体長5メートルほど4足歩行で体に線のような模様がある
生まれる前の記憶が“トラ”と言った
『ガッロロロロロロロロ』
トラのモンスターが吠えた 同時に体毛が針のようになった!
トラが襲って来た 両前脚を高く振り上げる
俺は足にギフテッドを使い後ろに飛ぶ 2メートルほどさがったが しかし、ここは山 木々が立ち並ぶ 木に体があたり動きが止まる
そこへトラのモンスターが頭から突っ込んできた
『ヤバイ!』
魚の目




