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時計



『え〜と・・・』


『本当に今の世の中は我の記録と違うのう』


『そっ そのようだね』


トケイをわかってジカンがわからないのも世の中の違いと言う事になったようだ 助かった 気持ち悪い奴だと思われないですんだ


『時間を教えてやるのじゃ』


『頼む』


『・・・』


『・・・どう、言おうかのう』


ジカンを教えるのそんなに難しいのか 

生まれる前の記憶も疑問系で“過ぎゆく日の経過?”とかよくわからない事言ってたな


『太陽や月の動きが時間じゃ』


『?』


ここで生まれる前の記憶が“過去から未来への流れ”と言った・・・ よくわからない

そして、タマが


『我に時計をよこすのじゃ』


トケイをタマの前に置いた


『これは太陽光で充電される時計だな 我と同じじゃな

この針をしばらく見ていろ』


俺は言われたとうりトケイの針をしばらく見ていた


〈カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ〉


『これが時間じゃ』


『?』


タマと生まれる前の記憶の二人がかりで教えてもらったが、よくわからなかった


『これからたっぷり時間はある ゆっくり教えてやるのじゃ』


〈!!〉 


今、何となく解ったような ・・・今まで半日とか半日の半分とか言ってたけどそれの事かな?


『タマ 2時間がどのくらいだか教えて』


『おっ! 時間解ったのか』


『何となく』


俺はそれから時計を使って何時何分何秒を教えてもらった 完璧ではないが理解は出来た 

そして、 また、何も食べずに夕方になってしまった


『タマ 生き物探してくれる?』


タマが熱源探知をしてくれたがこの林には熱源を持った生き物はいないようだ 仕方がないので今日はご飯を諦める 林で枯れ木と枯れ葉を集め道へ戻リ焚き火をつくる 

朝、森で沢山とった木のみを食べ腹を脹らませる 

今日は、時間を教えてもらって夢中になってしまい南の街へほとんど進まなかった

時間が何となくわかって嬉しいが家で摘んだ薬草がそろそろダメになりそうだ

明日には、南の街へ着かないと売れなくなってしまう 早く起きて急いで行こう


次の日の朝5時頃・・・


〈ポツ ポツ ポツ ポツ ポツ ポツ〉

〈ザーザーザーザー〉


雨が降ってきた 俺は飛び起き鞄から魚のモンスターの皮で造った風呂敷を出し頭からかぶった 


『タマ 大丈夫か?』


『大丈夫じゃ 我は濡れても問題ない』


タマは雨の中で跳ねている 今は周りに人がいないので外にいても問題ない 俺は風呂敷をかぶったまま鞄を持ち南の街へ歩きだした 


〈ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー ザー〉


雨は止みそうにない 風呂敷はかぶっているがほぼ全身濡れている 雨宿りするような場所は見あたらない 途中、昨日の木のみを食べながら歩いた 全然お腹は空いていなかったが一応食べた 

休憩をせずに進み続けた


『タマ そろそろ鞄に入って』


『おっ あれが今の世の中の街か』


〈ポーン ポーン サシュ〉


鞄の中にタマが入った

200メートルぐらい先に南の街が見えてきた


指がつった

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