世界・種族 紹介
一旦、コレで設定の紹介は終了致します。
もし、何か『これの説明もして欲しい』という意見が在ったら教えて下さい。
宜しくお願いします。
※7/15より活動報告を利用する事にしました。お知らせ等はそちらに告知しますので、時々覗いて頂ければ幸いです。
※作品内の作者マイページよりお入り下さい。
【世界紹介】※一部分に限定
◎カーネリア大陸
物語の舞台はカーネリア大陸と呼ばれる一大陸です。世界地図で見ると左斜め上に描かれる大陸で、北方の比較的寒い地域となります。
●カーネリア王国
大陸の右下には大陸最大の国家カーネリアが在ります。
比較的温暖な地域で、世界有数の巨大港を持っている事から他国との輸出入が盛ん。大きな金鉱脈が在り、経済的にはかなり潤った国家です。
ただ、最近は政治腐敗から不穏な噂が流れている事もあり、交易に曇りが差し始めています。
●セルディナ公国
嘗てはカーネリア王国の1都市。カーネリア大陸の北方に位置しています。当時の大公が治めた都市で、高品質の銅が取れる鉱山でカーネリアの財政を助けました。別名『青銅都市』。
やがて時代の流れの中で、銅鉱山が枯渇した時期にセルディナは、穏便にカーネリアからの独立を果たし、セルディナ公国を名乗る事になりました。
セルディナ公国は大陸でも比較的寒冷な地域で、体感温度で季節を分けると5~6月が春、7~8月が夏、9~10月が秋、11月~4月迄が冬となります。1年の半分が冬と言う事もあり、針葉樹が多く群生する土地です。
周囲をペールストーン丘陵地帯に囲まれており、林業や畜産業が盛んです。また、公国の北側に面する高地アインと低地アインからは良質且つ大量の鉄、銀、水晶が採れ、経済の根幹を支えています。
●マルセル小国家群
大陸の西方に位置する小国家群。マルセルはこの地方の名前。国民の数が10~20万人規模の比較的小さな国が20ヶ国ほど存在しています。また大陸公路マーナユールの最終地でもあります。
気候は温暖だがやや乾燥しています。
海に面した国家群は比較的裕福ですが2大国には到底及びません。主力産業は国に拠って様々で、多種多様の文化が入り交じった地域です。
●イシュタル帝国
カーネリア大陸から海を挟んで東方に位置する大帝国です。神話時代には『神の戦士』を輩出した国として世界の中心的役割を担い、魔神達の脅威に立ち向かった国家です。
その栄誉を以て、現代に建てられたのが『イシュタル大神殿』で、世界で最も信仰されている『天央正教』の総本山とも呼べる場所です。正教会の頂点に君臨する『法皇』が教会を指導し、世界に現存する在りと在らゆる組織の中で最大の組織です。
ただ、最近は法皇の周りを固める大主教達に、不審な言動が目立つと不満の声が立っているのも事実です。
●サリマ=テルマ王国
イシュタル帝国よりも更に東方に位置する大陸の北方に在った国で『ミリオン=キングダム』と呼ばれ、人口は100万人を超える超大国でした。
雪深い厳しい環境の国で在ったせいもあり、軍隊は精強で、特に騎馬団はその余りの強さから『サリマ=テルマ竜騎士団』と呼ばれる程の強豪の国でした。
鉱山と林業で発展した国であり、産業面でも軍備面でも死角のない強国でしたが、邪教の侵略により内部崩壊を起こして滅び去ります。
主人公シオン=リオネイルの生まれ故郷でもあります。
【種族紹介】
◎知有種
高い知性(人間レベルが基準)を持つ生物達の総称。特に人型には拘らないが殆どが二足歩行の生物である。
●人間
知有種で最も数が多い。総数は1~1.5億人ほど。都市を形成し、集団で生活する能力に優れている。寿命は70~80年。
神話時代には、神々の戦争『神魔大戦ラグナロック』を終わらせる為の切り札として神々に選ばれた種族。神々に因る極限までの強化のお陰で、体力・魔力・神性等を扱う力のレベルが最高クラスだった。
神話時代が終わり圧倒的な力を失った人間は、最後に与えられた『繁殖力』を以て再び世界の中心的種族に返り咲いた。
他の知有種から見ると『勢いは在るが、自然と心通わす事が出来ない精神的に未成熟な存在』。
●エルフ
知有種では2番目に数が多い種族。総数は凡そ1000万人ほど。森を好み、風の精霊に愛される種族。美しい容姿を持つ者が多い。寿命は130~150年。希に200年以上を生きる者も現れる。
他の知有種と異なり、欲望を比較的強く持つため、人間に対しては好意的。ただし、森を不要に荒らす者達には容赦せず、恐るべき殺戮者となって排除に動く。
細身の身体を持つ者が多いため白兵戦は得意では無い。弓術に優れまた魔法能力にも優れるので、戦闘になると遠方から攻撃してくる事が多い。
何より風の精霊の助けを借りて戦う彼らは敵に回せば、女性でも手強い敵となる。
他の知有種から見ると『高慢な処は在るが、意外に付き合いやすい存在』。
●ドワーフ(本編には未登場)
知有種では3番目に数が多い種族。総数は凡そ500~700万人ほど。暗がりを好み洞窟や旧い遺跡の地下などに500~1000人前後の集団で居を構える。大地の精霊に愛される種族で、頑健な肉体を持つ者が多い。寿命は90~100年。
生活レベルは高く高度な文化を築く事もある。生活環境の影響も在って、鉱石を扱う技術は他の知有種に比較して群を抜く。
戦いとなれば、その頑強な肉体を駆使して大型武器を得物に暴れ回る。魔法適正は人間以下だが大地の精霊の加護を得ており不可思議な状態を生み出す事も可能。
他の知有種から見ると『頑迷で融通の効かない者が多いが、交友を深めて置きたい存在』。
●ホビット(本編には未登場)
数の少ない希少種。総数は凡そ10万人ほどと考えられている。身長は低く、大人でも少年期の人間と殆ど変わらず、体格は細身。例えるなら華やかさの無い短身のエルフといった処。寿命は50~60年。
ドワーフと同じく大地の精霊に愛された存在だが、文明を築くドワーフとは違い、自然のままを愛する種族。
従ってドワーフとは余り仲が宜しくない様に思うが、実際はホビットの数が少ない事も在って対立の様なモノは起きていない。
少数で群れを作って洞穴などに居を構える。
能力としては肉体派のドワーフに対して頭脳派、或いは魔法派の種族となる。優れた魔法能力と大地の精霊の力を借りて脅威と戦う。
他の知有種から見ると『出会う事が余り無いので良く判らない存在』。
●ノーム
人型の知有種としては最も数が少ない。総数は不明だが1000人ぐらいではないかと考えられている。成人でも身長は人間の幼児並みで体格は其れに比例して幼い。愛らしい風貌の者が多く、強い魔力を持つのが特徴。寿命は特殊だが20~30年。
人型の知有種でもかなり特殊な存在で最も精霊に近い種族と言われている。彼らは肉体と魂の繋がりが希薄で、ある程度の年齢を重ねると服を脱ぎ捨てるかの様に肉体を捨てて、魂だけの存在となり精霊化する。
そのため、ノームとして存在する時間が極めて短い。数が少ないのも其の為と言われている。
カンナの場合は伝導者と為った事により精霊化の選択肢を捨てているが、通常は20~30年で子を為した後は精霊化するのが彼らの常識の様だ。
他の知有種から見ると『会った事が無いので良く判らない存在』。
◎魔物
知有種に対して敵対行動を取る生物群をそう呼ぶ。形態は様々。
●亜人種
ゴブリンやコボルト、獣人の類い。知恵が余り回らず強欲に満ちた人型の生物。
神話時代には魔物にすら算えられない程の弱者だったが、人型知有種の能力低下に伴って脅威となってきた為、魔物として扱われる様になった。
●魔獣
瘴気や呪いなど、負の力に呑み込まれて凶暴化、変質化した生物群の総称。獣や植物、虫の類いが挙げられる。
●魔族(本編未登場)
『魔』と呼称してはいるが、実際には異界の住人達全般を差す。従って危険度は個体に拠って様々で在り、イメージ通りの荒ぶる狂戦士も居れば、心優しい知有種も存在する。逆の言い方をするならば、異界の住人から見ればコチラが「魔族」と言う事になる。
●悪魔
神話時代の負の遺産。負の神々の力の残滓から生まれ出た不定形のモンスター。
固有名は無く、只々生きとし生ける者の全てを捕食対象として蠢く無知無情の存在。様々な人外の能力を駆使して、只管に破壊と殺戮と捕食を行う全ての生物の敵。
●巨人族
神魔大戦に参加した巨人とは完全に別種。巨人の成り損ないとも言われている。オーガ等が此れに当たる。
成り損ないとは言えその巨体と膂力は脅威の一言に尽き、Cランク以上の冒険者で無ければ討伐許可が下りない程の難敵である。
●最奥のアートス
本編には未登場の為、詳細不明。主神ゼニティウスと裏取引を持ち込まれる程の力と地位を持つ、奈落の世界の実力者と思われる。
◎世界を守護する神々
地上の安寧を保護する為に外敵と戦う存在。真なる神々の代行者。
●天央12神
神話時代の真なる神々が星の海を去る際に、この世界を護る為に選んだメンバー。ドワーフ3名、エルフ4名、人間1名から選ばれた。
強力な神性を受け継ぎ『天の回廊』から地上を見守る正式な神の代行者。竜王の巫女と御子、伝導者に次ぐ強い神性を持つ。
其の神性に彼ら本来の戦闘力を合わせ、更にゴーレム達を使った時の総戦力は世界の如何なる者も抵抗は不可能とされて居たが、実際には其れ程のモノでは無かった。主神が強化を怠った為に本来予定されていた強さに至らなかったと思われる。
●守護神
天央12神が自分達の役目を任せた地上の代行者達。世界中を細かく分けてエリア毎に配置した。ビアヌティアンも其の1人。
一時は世界に10000体以上の守護神が存在していたが、その殆どがその時限りの守護神で瞬く間に数を減らしていった。
この状態を天央12神が放置して居たが為に、世界に新たな歪みが発生しているのだが、未だ殆どの者がその事に気付いていない。
◎竜種(本編には未登場)
神魔大戦時に正の神々と共に、負の神々や其れに与する巨人達と戦った『ドラゴン』と呼ばれる種族。
正の高等神である竜王神に因って産み出され、全てのドラゴンが1級神と同格の存在として扱われる。
その巨体は常識を超える頑強さを誇り、其処から繰り出される圧倒的な力と魔力は神々をも屠り去る威力を誇った。
嘗て生物の頂点に君臨したと言われている正の神に次ぐ存在。
そのドラゴン達とは別種の存在ではあるが、竜の亜種がこの世界にも数体存在しているとは言われているらしいが見た者は居ない。
一応、新しい作品の構想は形になって来ました。
再投稿の予定日はまだ未定ですが宜しければお待ち下さい。
宜しくお願い致します。




