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神の去った世界で  作者: ジョニー
第6章 邪神蠢動
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76話 再会と報償



 邪悪な本殿に静寂が訪れた。




 祭壇に祀られていた邪神も、今や清らかな魂に戻り天に昇っていった。忌まわしき悪行の数々を主導していた大主教も滅び去り、一段落は着いたという処か。




 シオンは光の翼を仕舞うと自分を見つめる少女2人の下に歩み寄る。


「此処はこんなモノか。」


 シオンがそう言うと、ルーシーが無言でシオンに飛びついた。


「ルーシー・・・」


 シオンが優しく少女の背中に手を回すと、ルーシーのシオンの背に回された両腕により一層の力が籠もり抱き締めてくる。


 言葉は無いが、その想いは彼女の行動が雄弁に語っている。




 シオンは頬を緩めると少女の髪を愛おしそうに撫でる。そして傍らでそんな2人を微笑みながら見上げているノームの少女を見遣った。


「・・・此処でやるべき事はやったと思うが・・・。カンナは他に何か有るか?」


 少女は首を振った。


「いや、無いな。・・・後は、一旦セルディナに戻って今後をどう動くかを考えるべきだろう。」


「そうだな。」


 シオンは頷く。




「さて、問題は・・・」


 カンナは遙か上空に空いている大穴を見上げる。


「・・・どうやって此処から出るかだな。」




 数百メートルはあろう高さに在る、あの大穴を脱出口にする事は出来ない。が、此処から地上に戻る出入り口も判らない。


 シオンとルーシーは崩落に巻き込まれて落ちて来た身であるし、カンナに至ってはその2人に転移魔法で呼ばれた身だ。つまり3人とも正規の出入り口の在処を知らないのだ。




「・・・」


 シオンが無言でルーシーを強く抱き寄せた。


「シ・・・シオン?」


 頬を染めながら戸惑った声を上げるルーシーにシオンは微笑んで見せた。そしてもう片方の腕でカンナを抱え上げる。


「わっ」


 カンナが声を上げた。




 そして再び光の翼をその背に生やす。




「お前・・・まさか飛ぶ気か?」


「ああ。」


「だ・・・大丈夫?私まで抱えて・・・」


 ルーシーが恥ずかしそうに尋ねる。


「ああ、問題無いよ。」


 シオンはそう言うと上空を見上げ、翼をはためかせた。




 フワリと3人の身体が舞い上がる。


「わわっ!」


 ルーシーが驚いてシオンにしがみついた。


「お!?・・・おお・・・。」


 カンナが驚嘆の声を上げる。




「・・・」


 3人は邪教徒の本殿を見下ろした。戦いの際に祭壇は既に破壊されている。此処を悪の根城とする事はもう当分出来まい。


 全てが解決した訳では無い。だが、一旦は戻ろう。




 上空が近づいてくる。


 ルーシーが呟いた。


「あの時みたいだね。」


「そうだな。」


 シオンが頷く。


 上空の大穴は、宝物殿でルーシーの魂と共に現世に帰って来たあの時の出口に重なって見える。




 カンナは2人の表情に微笑む。彼女には2人が何を思い出しているのかは判らない。だが、其れを殊更に尋ねるような野暮はしない。その穏やかな顔が見れただけで充分だと思った。




「出るぞ。」


 シオンの声と共に、ルーシーとカンナの視界が光に侵食された。眩んだ視界が元に戻ると、其処は荒涼とした砂漠のど真ん中だった。


 一瞬だけ2人を強い冷気が襲うが、シオンの翼から零れる光の鱗粉の様なモノに身を包まれると寒さが感じられなくなる。




 カンナがシオンに言った。


「シオン、馬を置いて来た場所に戻ってくれ。其処にセルディナ軍が待機している。」


「分かった。」


 シオンは改めて翼をはためかせると加速を始める。


「・・・便利だな。寒さも風も防ぎながら飛ぶなんて移動に関しては無敵じゃないか。」


 カンナの感想にシオンが笑う。


「確かにそうだな。まあ、俺は馬が好きだからコレからも馬を使うけどな。」


「まあそうだな。ソレは好きにしたら良い。しかし、ルーシーと空のデートなんてのはアリなんじゃないか?」


「!」


 シオンは面喰らった様な顔をした後、ルーシーを見た。


「わ・・・私は・・・」


 ルーシーは視線を逸らすが、暫くしてシオンの耳に口を寄せた。


「し・・・してみたいな・・・。」


 真っ赤な顔のルーシーを見てシオンも顔を赤らめるが


「わかった。必ず連れて行く。」


 と頷いた。


「うん。」


 ルーシーの嬉しそうな笑顔にシオンも思わず微笑み返す。




 長い飛空旅行の果て、漸くグゼ大森林が見えて来た。そして軍を展開するセルディナ軍の姿も。




 皆が驚愕の表情で3人を見つめる中、シオン達はブリヤンの居る軍中央に着地した。


 2人を地面に下ろすとシオンはブリヤンに一礼した。


「お待たせ致しました、閣下。」


「あ・・・ああ。」


 ブリヤンは放心した様に生返事を返すだけだ。


「い・・・今、飛んできた様に見えたが・・・?」


「はい。飛んできました。」


「そうか・・・。私の見間違いでは無いようだな・・・。」


「はい。」


「そうか・・・。」


 シオンが頷くと、ブリヤンも一旦は頷いて見せるがハッと我に返った様に言った。


「いや、何故そうなった!?何が起きたのかね!?」


 珍しく平常心を吹き飛ばして尋ねるブリヤンの様子に、カンナが堪え切れずに笑い出す。


「まあ落ち着け、ブリヤン殿。シオンはな『竜王の御子』になったんだよ。」


「竜王の御子・・・。以前にカンナ殿が言っていた件か。」


「そう。最後の決戦に於いてな、シオンが御子に目覚めて我らを勝利に導いてくれた。」


 カンナの報告にブリヤンの目の色が変わる。


「何と・・・では?」


 カンナは頷いた。


「戦いは終わった。今回の騒動の黒幕だったオディス教の大主教は死んだ。我らの勝利だ。」


「お・・・おお・・・」


 ブリヤンが感動に呻く。




「勝った・・・」


「終わった・・・」


「「「「勝ったぞー!!」」」」


 ざわめきは響めきに変わり興奮が騎士に、兵士に、魔術師に、冒険者に伝わって行く。




 皆が騒ぐ中、ブリヤンがルーシーの手を握った。


「ルーシー殿。貴女の是れまでの人生はセシリーから聞いている。辛い人生の中、我が領地を救う為によくぞ頑張ってくれた。アインズロード家当主として礼を言わせて頂きます。有り難う。」


 ブリヤンがルーシーに頭を下げる。


「そ・・・そんな、あの、頭を上げて下さい。」


 ルーシーは顔を赤らめてブリヤンに頭を下げ返す。


「私は・・・私と友達になってくれたみんなの生活を守りたかっただけで・・・国とか領地の人とか、そんな大きな事を考えていた訳じゃ無いですから・・・。」


 頭を上げたブリヤンはルーシーを見て微笑む。


「やはり貴女は真の聖女だ。セシリーの言う通りだった。」


「!」


 ルーシーは聖女と言う言葉に反応してゆっくりと首を振った。


「いいえ。私が真の聖女等とは・・・烏滸がましい事です。その呼び名に相応しい女性達が他に居ます。1400年もの間、自分達では無く、自分達の仲間の救済を願い続けてきた偉大なる聖女様達が。」


「?・・・どういう事かな?」


 ブリヤンが首を傾げる。


 カンナが苦笑いをした。


「その話は後ほど詳しく話そう。王族の方々も交えてな。」


「!・・・分かった。公都に戻り次第、早急に手配しましょう。」


 カンナの口から王族という言葉を聞いて、大事を察したブリヤンは追求をやめる。




 ブリヤンは戦士達に振り返った。


「セルディナが誇る偉大な戦士達よ!我が国を狙う邪教徒共は壊滅した!セルディナの勝利だ!!」


「「「「おお!!」」」」


 戦士達の鬨の声が魔物巣くうグゼの大森林に木霊する。






 その後、2日の行程を経てセルディナ軍はノーザンゲート砦に帰城し、アインズロード領の土を踏んだ。


「お父様!」


 セシリーがブリヤンに抱きつく。微笑みながら愛娘の頭を撫でたブリヤンはバーラントに視線を向ける。


「父上。お帰りなさいませ。」


「うむ。バーラント、良くぞ守り通してくれた。礼を言う。」


「有り難う御座います。しかし、此処に居る冒険者達と騎士団の働き在ってこそで御座います。」


「うむ。」




 ブリヤンはバーラントの答えに満足げな表情で頷くと、ウェストン、ミシェイル、アイシャを見た。


「ウェストン殿。貴殿の奮戦ぶりは聞いています。有り難う。」


「いや、久しぶりに暴れられて良い酒が呑めましたよ。」


 ウェストンが頭を掻く。




「ミシェイル君、アイシャ嬢。君達も良くセシリーを護ってくれた。感謝するよ。」


「いえ、俺も貴重な経験を積ませて貰いました。」


「あたしもセシリーと一緒に戦えて嬉しかったです。」


 ブリヤンは頬を染める若者2人に嬉しそうに口許を緩める。




「マリー殿。また、お会いできて良かった。」


「は、はい。」


 美貌の回復術士は珍しく狼狽えた様子でブリヤンに生返事を返す。


「いずれ公都でゆっくりとお茶でも。」


「は・・・はい。」


 心無しかその頬は紅い。




 その場に居た女性陣の顔が何かを察したような表情に変わった。当然といえばそうなのかも知れないが、その夜、マリーは女性陣から凄まじい量の質問攻めに遭う事になる。






 翌日、身体の疲れを取り除いた一行は公都に向けて出発する。


「バーラント、頼むぞ。」


「はい、お任せ下さい。父上。」


 赤毛の逞しい若者をブリヤンは頼もしそうに見遣る。


「お兄様・・・」


 セシリーが寂しそうに兄を呼ぶ。バーラントは真剣な表情で言った。


「セシリー、俺は確りと考えて答えを出すよ。ソレまで待っていてくれ。」


「はい。」


 嬉しそうに微笑むセシリーにバーラントも微笑む。




「良かったね、セシリー。」


 ルーシーとアイシャがセシリーに囁く。


「え!?・・・知ってるの?」


 セシリーは驚いて微笑む少女2人を見る。


「そりゃ・・・見てれば判るよねぇ。」


「うん。」


 アイシャが同意を求め、ルーシーが頷く。


「・・・」


 セシリーの顔が見る見るうちに真っ赤に染まった。






 公都騎士団と共に公都に凱旋したのはノーザンゲート砦を出てから更に2日後の事だった。勝利の報は既に都中に行き渡っているらしく、迎える凱歌は盛大なモノだった。




 シオン達は公都に入ると、そのまま出迎えの騎士団に連れられて王城に入った。




 多数の貴族達が見守るなか、一同が謁見の間で控えているとレオナルドⅣ世が姿を現した。




「面を上げよ。」


 許しを得て皆が顔を上げると、玉座に腰掛けたレオナルドⅣ世が穏やかな表情をシオン達に向けていた。


「よくぞ戻った、セルディナが誇る剣達よ。」


 レオナルドの声は珍しく高揚していた。控えて立つアスタルトの表情にも笑みが浮かぶ。


「此度の騒動はセルディナ建国以来、最大級の危機と言っても過言では無かった。その難局を僅か10日ほどで収めるとは見事であった。」


「有り難きお言葉に御座います。」


 ブリヤンが頭を下げて答えるとシオン達もソレに続く。


「また、この事態に惜しまず兵を投入してくれた諸卿らにも礼を言いたい。良く対応をしてくれた。」


 レオナルドは周りの貴族達にも笑みを向ける。


「勿体なきお言葉。」


 兵を出した貴族達は嬉しそうに応じ、近隣の領主であったにも関わらず兵を出し渋った貴族達は決まり悪そうな表情になる。




 レオナルドは再び眼前に傅く戦士達を見る。


「信賞必罰に拠って国は成り立つ。拠ってセルディナ王家は此度の諸君等の功績を讃え、余より報償を取らせる事とする。」


「!」


 周りの貴族達から声にならない響めきが生まれる。




「先ずはブリヤン=フォン=アインズロード卿。」


「は。」


「其方には是れまでの働きも鑑みて爵位を伯爵から『侯爵』へ陞爵する物とする。それに伴い卿を宰相の地位に任命する。」


「おお・・・」


 今度こそ周囲が大きく響めいた。


 侯爵への陞爵など、100年に1度あるか無いかという大事である。ましてや非常職である宰相職が20年ぶりに置かれたと言うのも考えれば大出世であった。


「身に余る光栄。謹んでお受け致します。」


 ブリヤンは静かに拝命する。




 レオナルドは頷くとセシリーを見た。


「次にこの場には居ないがアインズロード家嫡男バーラント=フォン=アインズロードをアインズロード家当主として認めるものとする。」


 セシリーが感動で叫びそうになるのを抑える様に両手で口を覆った。


 ・・・お兄様、ご苦労が実を結びましたわ。


 滲みそうになる涙をセシリーは懸命に堪える。




「次に冒険者ギルドのギルドマスター、ウェストン=ルナーク。其方には金貨500枚を報償として取らせる。また冒険者ギルドのマスターとしてアカデミーと協力し、後進の若き冒険者達の育成に積極的に取り組んで貰いたい。」


「はい、有り難う御座います。」


 ウェストンが頭を下げる。王の許しを得た事により、是れより冒険者ギルドは堂々とアカデミーとの協力体制を敷く事が出来る。




「次に回復術士マリー=アイラスト殿。其方には金貨500枚を報償として取らせる。また、その熟練の腕を以てアカデミーへの協力を要請したい。」


「はい。」


 マリーは心中で項垂れた。


 ――ああ・・・是れで私の穏やかな人生は終わりを告げてしまうのね・・・




「次にセシリー=フォン=アインズロード嬢。其方にはノーブルソーサラーの冠名を与える。以降、魔術院の利用及び一部の決定権を与え、そして其れに関する自由意志を尊重する物とする。」


「!」


 絶大な権利である。


 セルディナ魔術院は世界に於いても権威在る施設である。そこの方針の決定権を一部与えられると言う事は、世界中の魔術師達から一目置かれる存在になったと言う事だ。


「有り難う御座います。陛下。」


 セシリーは頭を下げた。




「次にアカデミー生であり、冒険者としても活躍目覚ましいミシェイル=ウラヌス、アイシャ=ロゼーヌ嬢。其方達にはそれぞれ金貨250枚を報償として取らせる。また、冒険者のランクを1つ上げる物とする。」


「!?」


 ミシェイルとアイシャは驚いてウェストンを見る。ウェストンはニヤリと笑って頷いて見せた。


「は、はい!」


「有り難う御座います!」


 2人は慌てて頭を下げた。




「次に伝道者カンナ殿。其方には金貨1000枚を報償として取らせる。更にはセルディナへの永住権を与える。また貴殿にはセルディナ国王として友好の証『御免状』を与える。以降、貴殿は王城を含め如何なる場所にも自由に立ち入る事を許可する。是れからもセルディナの良き友人として其の知恵を貸して頂きたい。」


「!」


 セルディナ貴族達はまたも響めいた。


 御免状は未だどの貴族も拝した事のない権利である。言ってみればカンナはこのセルディナに置いて全ての自由を許された存在となった。


 カンナは飄々と


「承りました。」


 と頭を下げた。




 最後にレオナルドはシオンとルーシーを見た。


「そして冒険者シオン=リオネイルとルーシー=ベル嬢。其方達2人の活躍は絶大な物があった。この国を脅かし滅亡を目論んだ邪教徒共の壊滅、及び邪神を直接に撃破した功績は比肩する物の無い働きであったと言えよう。この若き勇者2人の働きを評す為、シオン=リオネイルには『インディゴナイト』の称号を、ルーシー=ベル嬢には『聖女』の称号を与える。また、2人には金貨2000枚を与える物とする。」




 インディゴナイト。


 インディゴブルーは王家の人間の髪色から至尊の色とされている。その名を冠した者達は王家の友人として、時に対等の立場に立つ事を許される存在だ。


 当然、御免状と同じ権利を有した事になり、インディゴの要求に関しては例え公爵であっても余程の理由が無ければ拒む事は許されない。




 そして聖女。


 王家がルーシーを聖女と認める事に拠って、彼女はセルディナ公国の庇護を受ける存在となる。是れで如何なる者も彼女に手を出すことは不可能となった。


 仮に誰かが彼女を私利私欲で利用した場合は、王家に対して不敬を働いた事と同義で有り厳罰が待っている事は想像に難くない。




 レオナルドは改めて周囲の貴族達にも目を向ける。


「また此度の苦難に協力の意思を示した者達や直接に戦いに参加した者達にも報償を取らせる所存だ。余は母国の危機に滅私奉公の精神で事態の解決に当たってくれた其方達の様な臣を持てた事を、心から誇りに思う。皆、大義であった。」


 感激に眼を潤ませる者、決まり悪そうな表情を隠す者、様々だが貴族達は主たる公王に最上礼の形を取り敬意を表した。




 謁見は終わった。




 シオンがブリヤンを見るとブリヤン=フォン=アインズロード侯爵は頷き、レオナルドとアスタルトに報告の時間を取って貰える様に話を付けにいく。とは言う物の、既に先触れはしている筈だ。




 是れで漸く本題に入れる。グースールの聖女達の事、天央12神の事、解決せねばならない事が未だ未だ多くある。




 天央12神をこの儘にはして置かない。グースールの聖女とクリオリングの願いには必ず何らかの決着をつける。


 シオンは天央12神に対して沸々と沸き上がる怒りを抑えて、決意を新たにした。





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