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神の去った世界で  作者: ジョニー
第6章 邪神蠢動
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73話 地底にて



 地底城――




 大階段の裏側で見つけた地下への階段は、上層の荘厳な造りとは打って変わり、石材のみで構成された簡素な造りだった。強烈なカビの臭いと湿った空気が漂う。


 時折、壁に据え付けられたトーチに松明の炎を移しながらシオン達は慎重に下りて行った。




 長い。


 かなりの深さまで潜った筈だが階段は一向に終着点を見せない。


「・・・ルーシーの話だと此処がオディス教の本拠地らしいが・・・。」


 シオンが前を進みながら口を開く。


「この巨城を本当に連中が造ったんだろうか?」


 ルーシーは首を傾げる。


「どうかな・・・。もしそうだとしたらエントランスの絵画をそのままにするかな?」


「そうだな・・・。連中が崇めているのは『グースールの魔女』であって『グースールの聖女』では無い。あの絵は聖女の彼女達だ。絵は取り払うか差し替えるかするだろうな。」


「うん。」


「だとすると、クリオリング達か?・・・当時の状況は判らないが、コレほどの城を造る余裕が在ったとは思えないが・・・」


「私もそう思う。」


 ルーシーは頷く。


「元々ココに在った巨城をクリオリング達が改修なり何なりして利用した。・・・その後にオディス教徒達が此処を根城にした・・・と言う事だろうか?」


「そうすると、やっぱり此処を誰が造ったのかが判らないね。」


「そうだな・・・。」




 階段は漸く終着点を迎えた。随分と深くまで潜ったと思える。崩落した地上から考えると此処までは数百メートルはあるだろう。




 辿り着いた場所はやや広めの空間だった。


 先に降りたシオンが足を止めて叫んだ。


「ルーシー来るな!」


 シオンの声に驚いたルーシーがビクリと足を止める。




 左右に素早く鋭い視線を投げたシオンが、神剣残月を目にもとまらぬ速度で引き抜き薙ぎ払った。その名の如き黄金の剣閃が閃き飛びかかってきた影を切り落とす。


 更に飛びかかる複数の影をシオンは縦横無尽に振るう残月で叩き落としていく。


「・・・」


 シオンはそのまま身動ぎせずに気配を探っていたが、やがて剣を収めてルーシーを振り返った。


「もういいよ。」


「・・・」


 シオンが向ける笑顔を受けてルーシーが怖っかなビックリといった様子でシオンの下に歩み寄る。


「な・・・何だったの?」


「・・・」


 シオンが無言で叩き落とした影を見る。




 其れは一抱えほどもある巨大なバッタの様な蟲だった。しかしその口の部分からはナイフの様な顎が飛び出しており、そんな頭部が複数生えている様な気味の悪い姿をしている。


 黒い体液を吹きだしピクピクと痙攣する様子にルーシーは顔を背けた。


「お・・・大きい虫は苦手なの・・・」


 少し震える声でそう言うルーシーにシオンは頷く。まあ、コレはもはや虫と呼べる代物では無いしシオンから見ても気味が悪い。


「進もう。」


 シオンがルーシーの背中に手を当てて気遣うように先を促す。




 先には伸びる通路があり、やはり深淵が口を開けている。


「何か感じるか?ルーシー。」


 シオンの問い掛けに落ち着きを取り戻したルーシーは魔力を拡散させて探索を行う。


「・・・近くに悪意は感じられないよ。それとグースールの聖女にだいぶ近づいた。」


「よし、行こう。」


 2人は通路に入っていく。




 通路はごく短く、直ぐに広い空間に出た。




「何だ、此処は。」


 シオンが呻く。




 其処は炎渦巻く場所だった。


 瓦礫が彼方此方で積み重なり山となっており、その瓦礫の山からは炎が漏れ出しチロチロと舌を出している様に見える。


 大地には大穴が空いており、溶岩が畝り火柱を吹き上げていた。




 松明を捨てるとシオンが歩き出しルーシーが其れに続く。




『・・・ルーシー・・・』


「!?」


 突然、頭に響いた声にルーシーは驚いて足を止めた。


「どうした!ルーシー!?」


 シオンがルーシーに駆け寄る。


「わ・・・解んない。急に頭の中に声が・・・」


「声?」


『ルーシー・・・聞こえるか・・・?』


 この声は・・・。


「カンナさん!?」


「カンナだと?」


 シオンはルーシーの口から意外な名前が出て来た事に驚いた。どうやっているのかは判らないがカンナはルーシーに話し掛けている様だ。つくづく底が知れない奴だ。


 しかし無事そうで何よりだ。まあそう簡単にくたばる奴じゃ無い事は知っているが。




『・・・よし、生きてるな?・・・安心したぞ。』


「カンナさん・・・どうやって・・・」


『ああ、方法は追々な。其れよりもシオンは側に居るか?』


「居ます。私を護ってくれてます。」


 シオンとは違う意味で頼れる存在と意思の疎通が出来た事に安堵し、ルーシーはシオンに微笑みながら返事を返す。


『うん。まあ其れくらいは役に立って貰わんとな。』


「ふふふ。カンナさん、酷いです。」


『さて、ではシオンに訊いてみてくれ。私が以前に預けたブローチは未だ持っているか?とな。訊けば解るよ。』


 ルーシーは頷いて怪訝そうに此方を見ているシオンに目を向けた。


「シオン、以前にカンナさんから預かったブローチは未だ持っている?」


「え?ブローチ・・・?あ、ああ。持ってるよ。」


 そう言ってシオンは懐からブローチを取りだした。


「在りますよ、カンナさん。」


『よし、では其れを手近な地面に埋めてみてくれ。土がたくさん在る処だぞ。』


「?・・・あ、はい。・・・シオン、そのブローチを埋めて欲しいんだって。」


「!」


 ルーシーは何故そんな指示をされるのか理解出来て無さそうな表情でそう言ったが、シオンはピンと来た。


 ――まさか・・・また呼び出せるのか?


 カンナは1度しか使えないと言っていた筈だが。




 シオンは無言で地面を掘ると、その中にブローチを埋めて呟いた。


「カンナ、来い。」


 そしてルーシーに向かって頷いて見せる。ルーシーも頷いた。


「埋めましたよ、カンナさん。」


『お、早いな。よし、では1回切るぞ。』


「え?・・・アレ?・・・カンナさん?」


 カンナに呼び掛けるルーシーの肩を軽く叩くと、シオンは彼女と共に後退った。




「ねえ、何が起きてるの?」


 ブローチを埋めた場所を見ながら、ルーシーはシオンに尋ねた。


「ひょっとしたら、カンナが此処に跳んで来れるかも知れないんだ。」


「え?」


 そんな事が出来るのだろうか?


 本当に不思議な人だ。






 2人で事の成り行きを見守っている時だった。


「・・・此処まで来たのか。」


「!」


 不意に頭上から声が掛かり2人は見上げた。




 見れば瓦礫の山の上に黒ローブを纏った青年が立っていた。


「お前・・・」


 シオンが残月を引き抜くとアシャは其れを眺めやりながら視線を逸らした。そして呟く。


「行け。」


「何?」


「行って、お前達の運命を俺に見せてみろ。」


「・・・どう言う意味だ?」


 シオンは構えを崩さずに尋ねる。




「・・・言葉のままだ。やれるかどうか・・・やって見ろと言っている。」


「何故、そんな事を言う?お前はあの大主教の配下では無いのか?」


「・・・。」


 アシャは答えない。




 しかし視線はルーシーに向けられる。


「お前達が此処までオディス教に喰らい付くとは思わなかった。こうなれば最早グースールの魔女も大主教も関係無い。お前達の運命に興味が湧いた・・・其れだけだ。」


「・・・」


 シオンは剣を収めた。


 今となっては戦って負ける相手では無い。況してルーシーが居る今なら尚更だ。だが強敵である事は確かだ。戦わずに済むなら其れに越した事は無い。




「1つ教えて。」


 ルーシーがアシャに声を掛けた。


「・・・」


 アシャは無言でルーシーを見た。


「あの神殿で貴男と戦った時、私は貴男に邪教徒からは感じる筈の無い神性に近いモノを感じた。其れは何故?」


「・・・」


 ルーシーは無言のアシャを見続ける。


 やがて根負けしたかの様にアシャは口を開いた。


「さてな。嘗て俺がイシュタル神殿のテンプルナイトだったからじゃないか?」


「イシュタル神殿だと?・・・何故そんな男が邪教徒などに落ちた?」


 シオンをジッと見ていたアシャが嗤った。


「お前に其れを話す必要があるのか?」


「無いな。」


 シオンはあっさりと言う。


「テンプルナイトが邪教徒に落ちる・・・そんな人生もあるだろうさ。正直に言えば、別に其処まで興味があって訊いたわけじゃ無いんでな。話したくなければ話さなくて良い。」


 シオンは殊更に突き放す言い回しでアシャを煽った。


「相談に乗って欲しいと言う相手の話ならば聴くが、話す気の無い者から敢えてその者の過去を聴こうとも思わんしな。」


 この手合いに優しく尋ねた処で素直に話はしない。


 また、本当に話す気が無いのならソレでも構わない。カンナを待つまで時間があるから訊いたに過ぎない。


「ただ俺達は今、人を待っている。ソイツが来る迄は暇だから時間潰しに訊いても良い。」




 アシャはシオンを睨みつけていたが


「・・・フン。」


 と鼻を鳴らした。


「いいさ。誰にも話した事は無かったが、お前達にもこの滑稽な世の中の事を教えてやるさ。」


 そう言って瓦礫の上に腰を下ろした。




「俺はイシュタル大陸に生まれた。幼少より光の力を身に宿していると褒め称されていた俺は、18歳という異例の早さでテンプルナイトに入団した。」


 シオン達も腰を下ろす。


「当時は喜びに打ち震えたものさ。天央12神と呼ばれ世界中から信仰を集める古の平定神に仕えられた自身を誇らしく思った時期もある。・・・しかし正教を掲げるイシュタル大神殿の内部は腐りに腐っていた。」


 アシャは天井を見上げた。




「法王はまさしく其の地位に相応しい人物だったが、その側近たる大主教を始めとした主教連中は権力と金に溺れ、剰え聖職者が若い娘を拐かして好きにすると言う蛮行が横行していた。・・・いや、今もそうだろうな。」


「イシュタル大神殿が・・・」


 シオンは荘厳華美な大神殿の姿を思い出す。




「当時の俺には許せなかった。権力や金はまだ良い。所詮はそんなレベルかと見下せば済む話だ。だが聖職者たる身が、若い娘に乱暴し、しかも都合が悪くなれば平気でその命まで奪う行為だけは許せなかった。」


 アシャは自嘲気味に力なく嗤う。


「そしてソレに何も言えず、遺体の処理を手伝っていた自分が何よりも許せなかった。」


 自分が許せない・・・シオンにも覚えが在る感情だ。いや、隣に座るこの銀髪の少女に出会うまではそんな感情に取り憑かれていた。




「俺は主教達の悪事を調べ上げ、証拠と共に法王に直接提出するつもりだった。だがそうする前に、俺の行動は大主教達に漏れ抜けてしまい捕らえられた。」


 アシャの声に怒気が孕み始める。


「証拠を全て渡せと言う要求を拒んだ俺に待っていたのは拷問と説得の日々だった。だが折れない俺に業を煮やしたあの連中は『俺の故郷を襲う』と脅してきた。・・・俺はソレで屈した。そしてテンプルナイトの称号を剥奪され村に帰った俺を待っていたのは焼き払われた凄惨な村の姿だった。」


「・・・」


「連中は俺が屈した後に腹いせと見せしめを兼ねて村を焼いたのさ。老若男女、1人として生きている者は居なかった。俺の下らん正義心が村の人達を皆殺しにしたのさ。・・・だから復讐を誓った。」




 アシャはルーシーに視線を向ける。


「もしお前が俺の中に光を見たと言うならその下らない正義心の欠片が残っていたって事だろう。」


「違う・・・」


 ルーシーは首を振った。


「貴男のその感情は私には光としては映らない。映るとしたらソレは『怒り』として私に映るはず。」




「そう、その通り。」


 第三者の声に3人は視線を向けた。




 其処にはカンナが居た。地面から首だけを出して此方を見ている。


 ルーシーがギョッとなって腰を浮かし、シオンは呆れた声を出す。


「・・・お前、何をしてるんだ?」


「何をしているんだとは酷いじゃないか。1度しか使えない筈の代物で無理矢理2度目の移動をして来たと言うのに。」


 シオンが立ち上がりカンナを地面から引き摺り出した。ルーシーがカンナのローブの汚れを叩き落とす。




「まったく・・・深く埋めすぎだ。」


「そんなに深く埋めたつもりは無かったんだがな。」


 カンナはブローチを拾い上げる。ブローチは粉々に砕けていた。


「ああ・・・もう流石に使えないか。」


 ノームの少女はそう言うと砕けたブローチを捨てた。そしてアシャを見上げる。


「何でお前達が仲良く邪教徒の主教と話をしてるのかは判らんしどうでも良いが、話だけは途中から聴いていた。」


「埋まったままか?」


「埋まったままだ。」


 シオンとカンナのやり取りに、ルーシーは笑いそうになるのを堪える表情になる。




「で、さっきの話の続きだが。」


 カンナは変な形で話を中断され渋い顔をしているアシャを見上げた。


「ルーシーの言う通り、その正義心とやらは『怒り』の感情として見える筈だ。では、ルーシーが見た光とは何か。」


 アシャの表情が変化する。


「お前には判ると言うのか?」


「判る。」


 カンナは碧眼を光らせて頷いた。


「私の『眼』で見ればな。そして先程からお前をその眼で見て理解した。」


「・・・」


「お前の中に潜む『光』はもっと根源的なモノだ。血に引き継がれた力だ。」


 アシャは眉を顰める。


「血だと・・・?」


 カンナは頷く。




「オディス教が得意とする『奈落の法術』。ソレに純粋に対抗為うる存在が幾つか在る。1つは『竜王の巫女』。もう1つは『伝道者』。そして最後の1つは『古の大英雄の血を引きし者達』だ。」


「古の大英雄の血を引きし者達・・・?」


 シオンが呟くのを聞いてカンナは少年に目を向けた。


「そう。神話時代に起きた正と負の神々の3大決戦。ソレを鎮めたのは1つの英雄の血筋だった。そしてその英雄は子を成し其処から2000年近くの時が流れている。幾重にも分かれた血筋に受け継がれていた『力』は極限まで薄まり消え去った。・・・だが本当に僅かな血筋のみが、当時の大英雄が持っていた『神々をも屠る力』を血の数滴分ほど引き継いでいるらしい。」


「・・・」


「その『力』は、奈落の闇程度の侵食など許さぬ程の、圧倒的な光に彩られているだろうよ。」


「・・・其の血が俺にも流れていると言うのか?」


「だと思うよ。」




「フ・・・フフフ。」


 アシャが嗤う。


「大英雄の血か・・・。下らん!!」


 アシャは激昂して吐き捨てた。


「そんなモノが在っても守りたかったモノを1つも守れず剰え傷付けてしまった。そんな俺の中に光だと!?・・・何が光か!光だ正義だと言うのなら、弱者を喰い物にする悪逆非道を根絶やしにして見せろ!」


 アシャは虚空を睨み付け涙を流しながら叫んだ。


「・・・出来る筈も無い・・・人が居る限りな・・・だから俺はオディスの名を連ね・・・人間を根絶やしにしようと思った・・・」


 そして呟くようにそう告白するアシャを3人は見つめる。




「先ずは見つめる事だ。」


 シオンが言った。


「お前に似た絶望を俺も味わわされた・・・お前達に依ってな。守りたかったモノを何1つ守れなかった口先だけの自分を呪うほどに忌み嫌った時期も在った。だから俺は自分に何が足りなかったのかを見つめ直したよ。そして足りない物を命懸けで求め続けた。そして俺は今、ルーシーとカンナに出会って希望を見出したよ。」


「・・・」


 アシャはシオンを見つめた。


 そして瓦礫の山から飛び降りると、何も言わずにシオン達が降りて来た階段に向かって歩いて行く。




「行ったか・・・」


 カンナが呟く。


 やがて気を取り直した様にカンナはシオンを見た。


「お前にも大英雄の血は流れている。」


「え!?俺に!?」


「ああ。まあ、大して強い力では無いが流れている。」


 カンナの言葉にルーシーは納得した。王宮でシオンが奈落の法術を受けて瘴気の毒に冒された時も、毒の侵食は極めて遅々としたモノだった。アレはその血の力が為した事だったのだ。




「ついでに言えばセシリーとアイシャ、それにミシェイルには、お前よりももっと色濃くその血が流れているぞ。」


「そうなのか?」


「ああ、セシリーの2種類の精霊に愛される事態はチョット異常だからな。『視』てみたら血の力を持っていた。ミシェイルも成長の早さが異常だ。センスだけのモノでは無いなと思って『視』てみたらやはり同じだった。序でにミシェイルの隣にいたアイシャを『視』たら彼女も持っていた。」


「・・・本当か?」


 シオンが信じがたい表情になる。


「そう思うよな?そんな都合のいい話があるのか?ってな。普段仲良くしているお前達全員が全員、何らかの力を持っているなんて事が在るのか?と。」


「ああ、そう思う。」


「私もそう思うよ。実際にこの『眼』で視ていなければ信じていないさ。だが本当にそうだったんだ。


だから思ったよ。コレは偶然では無い必然だったのでは無いかってな。真なる神々の意思か、ソレに変わる者の意思かは解らんがな。」




 ソレに代わる者・・・。


 ルーシーはカンナを見て言った。


「カンナさん。私とシオンは此処で、色々な真実を見ました。グースールの『聖女』様の事。天央12神の事。」


「・・・」


 カンナは驚いた様に一瞬目を見開いたが、やがて目を伏せた。


「そうか・・・。お前達も知ったか。歴史に埋もれた悲劇を。」




 そんな伝道者にシオンは告げた。


「カンナ。だから俺とルーシーは彼女達から託された想いを引き継ぐ。」


 カンナは瞳を潤ませた。




「そうか・・・やってくれるか・・・有り難う、心優しき勇者達よ。・・・その為ならば、私も最大限の助力を惜しむつもりは無いよ。」


 そう言ってカンナは2人に頭を下げた。





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