表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

90/307

射線を縫う神技。

 

 機関砲が発射される音、弾丸が飛ぶ風切り音、着弾する音。

 コンテナの陰でその間隔を計り初弾を交わした。

 だがシュマイザーの特徴である発射間隔の短さは、第2の弾丸を交わすことは出来ない。

 飛び出した “ラストバタリアン” は鱗状の鎧を一枚一枚細かく動かして刹那のタイミングで銃弾を真芯で受けずに軌道を逸らす。

 これは動物のセンザンコウが敵に対して鱗状の皮膚を鎧の様に甲羅化するのに似ている。

 ただ鱗一枚一枚を緻密に操っているので格段にグレードアップしている。


 四方八方に飛び出した “ラストバタリアン” に照準を追いかけさせる事で銃弾を避ける事が容易くなる。

 追従する射線の先を予測して回避行動する “ラストバタリアン” を射抜く事は難しくなる。


 四方八方に散り、そして射線から外れた “ラストバタリアン” はその隙間を縫って “アイアンハーケン” に近づき近接攻撃する。


 ただ “アイアンハーケン” は硬い!

 攻撃の手段は胸に三本装備しているナチス式手榴弾を密着させて爆発させる戦法となる。

 闇雲に投げつけてもこの硬さは破れない。

 “ラストバタリアン” は、ミリ単位の重なりでピンポイントに手榴弾を当てる。

 3本当てると “アイアンハーケン” の脚の関節機構が破壊出来た。


 総勢350名が蜂が群がり攻撃する様にピンポイント攻撃を繰り返し、ようやく3体の“アイアンハーケン”の動きを停止させた。

 これで “アイアンハーケン” の壁を抜けて “ロンメル” 元帥の救出に向かえる。


 防風林に突入する体勢に入ったその時、〈ドゴーン、ドゴーン、ドゴーン〉と行く手に砂埃が立つ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ