浜辺の攻防。
「散開!コンテナを盾に応戦!」
“シュルツ大尉” が叫ぶ。
更に。
「適宜、1度だけ高純度のヴリル溶液の使用を許可する」
“ラストバタリアン” 等に ニヤリ とする空気が走る。
彼らが背負うランドセルには高純度のヴリル溶液のアンプルも装備されている。
〈ウキャキャ〉
「どう足掻こうと所詮は人間、下等でひ弱な生き物さ、踏み潰してくれる」
「“アイアンハーケン” おやりなさい!」
〈ドガン、ドガン、ドガン、ドガン、ドガン〉
後方から地響きと水飛沫が降ってくる。
大型上陸用舟艇に潜水艦からのミサイル攻撃。
5隻の船が木っ端微塵になる。
〈ウキャキャ〉
「もう何処へも逃げられませ〜ん」
前方から “アイアンハーケン” がシュマイザー機関砲を掃射しながら迫る。
掃射が止むまでコンテナの陰で防戦しかない。
“シュルツ大尉” が乗って来た “アイアンハーケン” まで走る。
〈ドガン〉火花と爆風が襲う。
“アイアンハーケン” が燃え上がる。
劣化ウラン弾のミサイルだ。
高厚の“アイアンハーケン”の装甲に穴が空いている。
「駄目か!」
“シュルツ大尉” が歯軋りする。
迫り来る “アイアンハーケン” のシュマイザー機関砲の掃射は、3機がローテションして射撃するので途切れる隙間なく止まない。




