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集結!ラストバタリアン。

 

 次々に着艇する5隻の大型上陸用舟艇。

 あの撤退していた小型の上陸用舟艇も大型上陸用舟艇にロープで牽引して貰っている。


 浜辺に降り立つと整然と整列して武器用コンテナから武装を取り出し装着する。

 武器用コンテナは特殊なコンテナらしく、副艦長が首から下げる鍵と副艦長自身の静脈認証の二段構えの厳重なセキュリティが施されている。

 “ラストバタリアン” の彼ら全員、給仕の水兵、無線技士、参謀将兵、機関士、副艦長全員装備を付ける。


 装着を終えた姿は、

 ハーケンクロイツ特有の鉄兜、

 ゴーグル、

 ガスマスクの様なフェースマスク、

 西洋の甲冑のような光沢のある金属繊維、

 膝上まである漆黒のマント。

 武器は標準で胸にナチス式手榴弾3本、

 脇下のホルスターにルガーP08、

 肩紐で吊るしたシュマイザー製サブマシンガン、

 腰にアイアントマホーク、

 背中にはジュラルミン製の軍用ランドセル、

 背中のランドセルからケーブル3本が腰の蓋つきバックルに接続されている

 固有の特徴で各々得意とする武器を片手に握っている。

 シルバー色の出で立ちに漆黒のマントを羽織った総勢350名。


 “シュルツ大尉”も“アイアンハーケン” を大型上陸用舟艇の近くに移動させ、“ラストバタリアン” 装備を装着する。

 “シュルツ大尉” が号令する

「これより “ロンメル” 元帥の救出に向かう!」

「“ラストバタリアン”中隊、前へ〜」


 〈ドゴーン、ドゴーン、ドゴーン〉と行く手の砂地に砂煙が舞い上がる。

 それは上空から投下された “アイアンハーケン” 3体の着地の砂煙だった。


 真ん中の “アイアンハーケン” の拡声器から罵声が浴びせられる。

「この愚か者のバタリアンども〜 軍規を破って勝手な行動を!」

「化け物どもと一緒にお前たちも葬ってあげるわ!」

「さああ、お仕置きの時間よ!」 

〈ウキャキャ〉笑う。

 あの薬剤師風の女の「“浸食し塗り替えるモノ” ダゴン様の女将軍ゴルゴーン・ステンノー」だ。


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