日向灘沖、異変あり。 おまけ画像:クルスの海(幸運の怪光)、龍玉の泉
所は変わり、宮崎県日向灘沖。
異変が始まります。
※クルスの海の画像は、本当に不思議な写真が撮影出来たんです。展望所から岬を見ると十字架に見えるんです。その真ん中から一直線に上空に上る光の柱が映りました。
物語は宮崎県日向灘、クルスの海の岬の沖合から始まる。
〈ポコポコ、ポコポコポコボコボコボコボコ〜ポコポコポコボコボコボコボコ〉
突然、月明かりの沖合の海面に気泡が泡立ち始める。
気泡の範囲はみるみる拡がり海面辺り一面真っ白い気泡で埋め尽くされる。
真っ白く気泡で泡立つ海面はいつの間にか真っ赤に染まっている。
沖合から数十キロ離れたクルスの岬は月灯りの中、クルス十字架を模す入江がさざ波でキラキラと煌めきその情景は荘厳で願いを掛けずには居られない程の神秘な静寂に包まれていた。
この岬沿いにある大御神社のさざれ石の巨岩の岩屋から湧き出るご神水で満たされる龍の卵の胎動と伝わる龍玉が沈む小池がある。
その小池に映る女の子。
年恰好はまだ幼稚園の年長さんくらいに見える。
服装が園児服だからそうだろう。
風もないのにその湖面はご神水自体が意思あるように波打っている。
女の子は呟く。
「よ〜くも神域に!穢れ腐敗せし、塵の傀儡どもよ。成敗するけん」
幼稚園児が主人公?




