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忘れ物を取りに来た

現代兵器を錬金術で進化させた武器でスケルトン兵は穀物を石臼で弾く様に粉々に殲滅された。

 

「なあ〜、か弱き乙姫様、enemies一掃したので一つ具現化を頼まれてくれないか?」


「いいけども、生身の有機体は無理!と、しょうも無いのもダメだからね。」


「あ〜極めて重要な物なんだよ、頼むな、か弱きエリザベス女王様」


「じゃ〜、思念を整えなさいよ、出来た?」

「ほい、出来てる!」


 “エミリア=アルケミーオ” は襷掛けしている革の鞄からエメラルドグリーンの本を取り出す。

 左手に書を持ち、腰の大きな紅い袋を目の前に置いて右手を添えて「蒼き帳の書よ。

 “尊きお方”に成り代わり理を具現するを命ずる」と呟く。


 またもや青い光のカーテンが紅い袋を覆う。

 やおら青い光のカーテンを「ジャジャジャジャーン」と言いながら“エミリア=アルケミーオ” が開けると、そこには小さな、そう!タバコの箱位な箱が二つ並んでいる。

 イヤイヤタバコの箱そのもの!セブンスターの箱二つ。

「うおーい」と一声歓声して、〈ムギュッ〉と鷲掴みにして一箱胸ポケット。

 もう一箱の包装を乱暴に剥くと、〈トントン〉と箱の底を叩いて一本叩き出して口で咥えて引っ張り出し、ズボンのポケットからジッポを〈カチリ〉と出して火を点す。

「ふー、仕事の後の一服、コレやね〜〜」と目を細め悦に入った表情で煙を吐く。

「おっさん、しょうもない物を思い浮かべやがったな〜!この〜」

 〈ドバーッ〉と敷島おっさんだけに集中豪雨…。

 おっさんはビショ濡れ。


 その数メータ先で“エミリア=アルケミーオ” は腰に手を当てて〈プリプリ〉と怒っている。

「ぶわー、ぷ〜、おっさんの細やかな楽しみ理解して頂戴よ、か弱き女番長様」

 〈ドバーッ〉とまた局地一点集中豪雨…。


「思い付く限りの適当な呼び名を当てはめて呼ぶの、やめてよね!」

 〈ドバーッ〉

 いつの間にか、おっさんと“エミリア=アルケミーオ” お嬢ちゃんは大の仲良しと成ってる風。

「“敷島隊長” 〜、すみません一本下さい」〈ドバーッ〉…。

 “斎藤”おっさんもちゃんと輪に入っている。


 数メータ先で〈プリプリ〉している“エミリア=アルケミーオ”嬢 も〈クルクル〉と小さな日傘を回しながらその足は楽しげに〈トントン〉リズムを刻んでいた。


 その口元が「待ってたよ、英雄さん達」と動き〈クックッ〉と引き笑い。


「お嬢ちゃん、忘れ物の一服をありがとうよ!」と〈ふー〉と煙を吐き出す“敷島”三尉…。

 〈ドバ〜〜〜ッ〉


 ずぶ濡れのままで“敷島隊長”は遠望する。

 さて、これから先だな〜…。〈ふ〜〉



おっさん!次は…。

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