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夕焼け空

この物語のメインフレームとなるお話を書きたいと思います。また、お付き合いお願い致します。ここに出て来る‘僕 (尊きお方)’は、読み手であるあなた様自身と読み替えて下さい。あなたの物語です。

出来ればブックマークして定期的にチェックをお願い致します。毎日投稿をお約束しますので。右も左も分からない新参者です。色々とご教授コメントもお願い致します。励みにしてどんどん書き進めたいと思います。

 皆さんにもあるんじゃないかと思います。


  一日の中で、間違いなくゴキゲンな一時がある。

 それは夜の帳が降りて眠りにつく前。

 まるで、映画の上映を待つ思いに近い嬉しさ満々なゴキゲン。


「ウ〜」って、横になって伸びをしてね。

 一日の終わりを受け取る瞬間。

 確実で至高の一時だね。


 あとは、眠りにつくだけ。

 ゆったりと身を委ねるだけ。


 そんな眠りに関することで、

 ずっとずっと、一貫して憶えている事がある。

 今も、あの頃も、夢の中でも。


 それは、小学生の頃、

 小高い丘の上。

 いつも強い風が吹いていた。

 夕焼けを背に遥か向こうに見える山の中腹にそびえ立つ不動岩に、

 〝今この時を何時でも思い出すように心に刻む。〟と話しかけていた。


 そこは農地の区画整備工事で出来た人工の土の小山の上だった。

 あの頃、夕方夕飯の後に小高い丘まで歩いて

 丘の上に立って、風に向かい

 何故か、この奇行を繰り返していたこと…。

 夕日の中から今帰ってきたように身近に憶えている。

 ジンワリと素肌に感じる夏の汗と夕日の赤を伴って…。


 夢の中でも蘇るこの刻んだ記憶の情景。

 そう、今考えている自分は夢の中。

 未来にあたる自分が傍観している筈なのに、未来である現実の方が夢であるように思え、明日になれば、小学校に登校して夕飯後に丘に立つだろう事。

 こちらが、本流のように至極普通に知覚する感覚…。


 まるで今と、昔と、全てが一括りの中で繋がっていて、

 それはドアの向こうのような見近さですぐ隣に在り、

 先も昔も扉を開けるが如くに往き来する事も

 まさに、ドアを開けるが如く当たり前な事、そんな感覚…。

毎日毎日、至福の眠りはやって来ます。味あわない手はないよね。その先に魔物が潜もうとも。


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