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ダンジョンコアが仲間になりました  作者: 千羽 鈴兎
2章 ダンジョン生成
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三階層作成

 そして場の空気から逃げ出すために造られた三階層は二階層との対比で直線の細い通路が直角に交わるだけにした。縦横十路ずつで部屋は何か所か適当に7部屋の小部屋を配置した。今度は全く同じ部屋で統一したのでマッピングもしづらいはずだ。

 そして罠はまた転移陣と回転床を設置した。それにプラスして今度は床面を土にしてに水たまりを造った。水たまりの中には底なし沼みたいな種類もあったのでそれも地面にカモフラージュして設置する。それと数か所に地形ボーナスでコストのいらない湧き水を設置すれば土に水がしみ込んで泥のようになるだろう。

 モンスターはまたマッドゴーレムと水たまりを設置したら召喚できるようになったガブリガメを召喚することにした。ガブリガメは水や泥の中に身を潜めて獲物が近づくのを待っている習性があるので、こういうフロアでは上手く奇襲をしてくれるだろう。

 それと地面が濡れていると足音を消すのが難しくなるので耳のいいモンスターを配置して探索者を狩ってもらおうと思いシャドウウルフを召喚することにした。テイムモンスターにもシャドウウルフはいるが本能値の管理が面倒なので召喚陣に頼ることにする。なのでボス階のフロア以外ではテイムモンスターは配置しない方針になるかな。

 この階のモンスターは大量出現しないので彼らには量より質で頑張って欲しい。宝箱は全ての交差点にランダムで出るようにしたが上限は6個とした。

 とりあえず考えなしに引いてしまった通路が長いせいでダンジョンポイントががんがん減っていっていた。二階層の倍ぐらい使ってしまったようだ。これで後の二層がちゃんと造れるかすごく不安になってくる。

 巷のダンジョンが同じシステムに基づいて造られているなら、序盤の階層が凝ったものが少ない原因はダンジョンポイントが無駄遣いできないくらいの量だからだろうか? 5階層造るには足りない程でもないけれど一階層毎に凝っていると足りなくなりそうな量だ。それにまだ全然フロアの面積が狭いからな。今までの階層だって最大限に広くできるフロアの面積の4分の1にも満たないのだった。ただ本当に目一杯の広さのフロアを造るならどれだけのダンジョンポイントが必要なんだろうか。

 作業をしているとさっきまでの女の子から向けられた白い眼差しから逃れられたような気がする。まあ都合よく忘れてくれるなんて展開もないだろうから、とりあえずアルティには転移陣や召喚陣の設置を頼み、シャインには遠隔操作でダンジョン内に光を入れて内部をコアルームから見れるようにしてもらった。その光景を見たアルティは


「ヘタレ~、洞窟を照らすトーチを壁に設置することができるよ。多少ダンジョンポイントを使うけどそれを置けばシャインちゃんに魔法使ってもらわなくても大丈夫だよ」

「う~んと、この階は探索者に困ってもらいたいからこっちで灯は付けない。自分でどうにかしてくれってことで」

「それだと初心者向けのダンジョンじゃない気がするよ」

「お前がいなくなったら嫌だから全力で侵入者を撃退したいんだ」

「なんか慣れてきた。一々こういう言葉で舞い上がっちゃいけないってことに」


 最後の呟きは聞こえなかったがまたため息をつかれた気がする。

 四階層の作成に移ろう。

 方針は長居したくない階層だ。この間のラーヴァのところの洞窟を参考にして人間の適応環境とはかけ離れたダンジョンを造ってやろう。さすがに溶岩のフロアを造るのはDPが足りないけれど、さっき水たまりを設置するときに目に入った特殊効果で面白いものを見つけたから試してみるつもりだ。

  



 

残DP1894



3/29 三階層と四階層の作成を分けました。

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