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4/5

今度の任務は、ちょっとヘビーかも!?

さて、ライジングサン第一次作戦が動き始めた今、伊久間は必死にその準備に忙しく駆け回る。

一方、晴夫は、己と薫の埋めがたい能力差にへこんでしまう。

晴夫は何とか薫に恩返ししたいのだが、何も思い付かず、気分はかなりブルーで安定、さてこれが戦場で悪影響を及ぼさないか、ちょっと不安。;;

【伊久間二佐】

山沢基地司令から、振られた次なる任務は、前回の任務のように何の苦労もなくF-35BライトニングⅡ改とトマホーク巡航ミサイル改の圧倒的な性能と相手にこちらの所在地を認識されないよう機体のステルス性と約20分おきにアウトレンジ戦法と中国海軍の兵器性能を遥かに上回る攻撃の合算で圧倒的に優位な戦いを繰り広げられる望みは極めて薄いです。

私が、用意した虎の子のトマホーク改巡航ミサイルは、掩体壕基地に備蓄していた全ての在庫を前回の中国海軍殲滅戦に全て消費してしまったからです。

今回、陸上幕僚長閣下に調達を御願いした追加のトマホーク改は、早くとも搬入に数日を要することから、それを待っての作戦行動は、様々な秘匿情報を中国軍側に掴まられる可能性が増大し、最悪本基地の所在がバレれば、日豪合同艦隊のように弾道ミサイル飽和攻撃を受けて、戦死者の葬列に並ぶ未来しか無い訳で、多少リスクを冒しても在庫のASM2改を使用して、ついでに発進基地についての欺瞞行動を取る事で、対空能力の無い与那国島航空隊掩体壕の位置が割り出しにくくするセコイ第1段階作戦を在庫のASM2改で立案し、作戦テーブル一式を作成し、統合作戦本部宛てに秘匿通信にて一方的に送信しました。

作戦立案のフリーハンドを与えられた事で、色々と打てる手が増えたのは正直有難い事です。

これは、作戦の第一段階と定義した事で本任務の強襲揚陸VTOL空母4隻の撃沈破という目的をリスク最大限取って達成する必要が無い処か自衛隊的には作戦失敗でも基地所在の欺瞞行動が達成できれば我々の部隊的には成功と言えるからです。

もちろん上の方達には口が裂けても言えませんが( ^ω^)・・・

私は、早速整備スタッフ他関係所々と調整に入り、遅くとも一両日中にはライジングサン作戦第一段階開始可能となるように準備に没頭したのでした。

なお、最新型空対艦ミサイルASM3を作戦に組み込めなかったのは、備蓄している各基地の上層部が虎の子の上に配備数が少ないASM3の提供を渋った事が最大の原因ではあるものの、ASM3の持つ最大のアドバンテージは、超高速飛翔による敵防衛兵器に対する突破力にあるのだが、トマホーク改と同様にASM2改でもASM2に電波吸収材を焼成塗布する事で、ミサイルのステルス性を高めているので結果としてASM3と同等の敵防衛兵装突破力を得られる見込みがシュミレーション結果で得られていたからです。

一応、トマホーク改もASM2改も私の開発兵器という扱いになっていて、それも含めて上層部の我々与那国島特務航空団の高評価を助長しているよですが、エンジニアとして自身を客観的に評価するならばまあまあ実務レベルでは許容できる凡人と思っています。

結局、先述の2つの目玉改装ミサイルも既存の相性の良い技術を組み合わせただけで、良くも悪くも他の優秀なエンジニア達が開発したものをそのまま流用して、2つの優れた開発物を合わせて、より高性能化しただけなので、せいぜい他人のふんどしで相撲を取る程度の話なのですが、まあ、コロンブスの卵的なインパクトと開発予算が通常より2桁少ない割に大きな戦果を期待できるという点が純軍事畑のやんごとなき方達に受けが良く実力以上に過大評価を賜ったにすぎない事を私自身が一番理解しています。


【綾瀬晴夫】

伊久間さんの、調整の手腕と今手に入る兵器で最大限戦果を挙げる戦術を短時間で考案し、上を説得できたら、素晴らしい調整力で必用兵器や資材、食糧なども上官を含む他セクションから、調達してしまう事だと思います。

要するに、俺ごときが手伝っても足手まといにしかならないって事実に、なんか落ち込んでしまいます。

確かに、俺は伊久間三佐専用F-35Bの操縦をまかされているが、戦果には全く貢献していません。

すべて、伊久間さんが後部座席からミサイル発射で挙げた戦果なのです。

まあ、近接戦闘・所謂ドッグファイトでもしなければ俺の戦果は挙げようもない事はわかっているというか、納得しています。

しかし、伊久間さんのおまけで、通常ありえない生者の二階級特進とかの恩恵を受けながら、何も彼に返せていない事が心苦しい、というかちょっと辛い。

伊久間さんは、俺と2人が揃ったからこその大戦果なのだから気にするなと優しく仰っていたがどうにもそれが彼の優しさから出た言葉じゃないかと、なかば確信している自分が能力的にも人間的にも情けなく感じる。

この負のスパイラルから脱するのは、次の作戦もうまくゆくように自分自身で考察を重ね臨機応変に対処できるように、まあ単純に戦場慣れして足を引っ張らないレベルになりしかないよなあ・・

次のエピソードで、第1次ライジングサン作戦が、発令されます。

長らくお待たせしました、久々のバトルシーンというか、最初の戦闘は主人公側が卑怯反則過ぎて、手に汗握るどころか、文章も淡白で戦記物としてどうなの?レベルだったから、今回は兵器の大幅な制限つけたからかなり苦戦して、盛り上がる予定です。

では、皆さんの幸せ願う言霊で〆ます。

『みんな大好き、幸せの扉を開くよ、どうだまいったか!?』


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