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【転】もう、逃げない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

創作部。のあの子。

逃げ続けても、試練からは逃れられない。

今年も終わるという事で、私は久しく訪れて居ない社に訪れる事にした。大都会の街並みを歩いていると、目の覚める様な冷たさが頬を撫でる。こうしていると夏と冬の違いに直面する。

夏の空気は陽炎によって歪められ、冬の空気は北風によって澄む。故に夏に見える景色は幻想が伴い、冬に見える景色は何処まで鮮明な現実を映し出す。

歩く度に移り変わる日光は宝石の光をそのまま目に入れた様に眩しく、濃淡を伴った状態で鮮やかな影を映し出す。まるで水墨画の一部を見ている様な。

そうしてその歩道に星のような赤手が散っているのだ。よくよく見てみると一つ一つ色が違う。真っ赤な鮮血をしたものから、濁って茶色に変色したものまで、一つとして同じものはない。

でもその情景こそが、私の中の情緒を湧かせてくれる。一つとして同じものは存在しない。けれどもそれが丁寧に作られた創作品の様でとても美しい。

そう感じながら訪れた社は、久方振りに訪れたにも関わらず、私を優しく歓迎して下さった。頬を撫でる、涼しくも優しい風。社殿に近寄る毎に神聖さは凄みを増し、目が離せなくなる。

本日、貴方様にお会いする前に、沢山の美しいものを拝見させて戴きました。それこそが日々を生きる幸せだと思うのです。本日、此処に参れて本当に良かった。どうか、来年と私めを宜しくお願い申し上げます。


昨日書いた短文と繋ぎ合わせ、何とか文章にしてみたが、其れでも約五百文字。千字は疎か、八百字にも遠く及ばない。改めて兄さんが言っていた事を痛感する。

――長編から始めない方が良い。書くならまず短編から。物を書くことを思い出すところから。

けれどもこれ以上余計な文を足してたくは無かった。これはこのままで完成されていると思った。だから、私は意を決する。

ネット小説サイトを開き、本文を打ち込む。私は書くことから、投稿を行うことからをもう逃げない。

よく、過酷な状況にあって、学校行けてないとか、クラブから遠のいてしまったとか、あるじゃないですか。

わたしの場合はなろう様でした。


私は学校からは逃げませんでしたけど、なろう様からは一度逃げてるんです。

プロットも立てず、文章の作成、構成方法も知らず、根拠の無い『出来る』という言葉に縋って書いてたんです。

今見てみれば、ただのお笑い種。

長編書いたことがある方ならば『何、無茶言ってんだよ』宣言です。


でも放置した小節は気になるし、新しいネタが浮かんで客観的指標は欲しいという気持ちはあるんですよ。

なろう様から逃げれても、その問題からは逃れられませんでした。


逃げるのは悪いことじゃないんですよ。今以上に落ちていくことが悪い事なんですよ。


問題は放っておいても、ずっと貴方にべったりくっ付いたまま。

其れでどうにかなるなら其れで構いません。

けれども、どうにもならない、あとは落ちるだけって言うならば、さっさと向き合った方が良い。

悩んでいる時間が苦しいだけなので。


大変なんですよ。戻る。力を付け直すって。

今まで走っていた力の数十倍の力がいるんで、まぁ途中で疲れて諦めてしまう。

それでも根性見せる話が好きですが。


そんでもって、私も戻る時に精神的負担は勿論ありました。

今更なんだよ。と言われる覚悟で戻りました。


でも何も無かったし、続けていると、ちょっとづつ、スマホの閲覧者様が増えてきて、パソコンの読者様との比率が二対一になる事も多くなりました。


そういうのは、やっぱり嬉しいものですね。

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