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条件?モーマンタイ!

本日二話目です。



目の前には社長から出された条件が記入されてる紙がある。



条件

その①:開店場所は本社の近くで行うこと

その②:この国にある社宅へ引っ越すこと

その③:店名を駄菓子屋ではなくおやつ屋にすること




①、②は問題ない。

両親は健在だけど転勤族な上に旅行好きでしょっちゅう飛び回ってて、海外に転勤になった〜あははって連絡してきた翌週には日本に旅行に来て次の週にはまた別の国に旅行したりと楽しそうに過ごしているようだ。

『二十歳過ぎたら立派な大人。全てが自己責任になる。健康に気をつけて好きなように暮らしなさい。』と両親から言われてるので、なんの憂いもなくこっちに住むことが出来る。



ただ③がよく分からない。

どうして駄菓子屋じゃなくておやつ屋?

お菓子屋とかでもなくて??

そもそもどうして駄菓子屋じゃダメなの?



「あの、この③番なんですが、どうして駄菓子屋じゃなくておやつ屋にする必要があるんですか?」



「はい。社長曰く駄菓子の“駄”に問題があるようです。こちらの言葉で店名を書く際に、『駄菓子屋』ですと駄犬や駄馬などでも使われる言葉と同じものを使用することになります。そうなりますと"食用に適さない駄目な材料で作った菓子"と認識される可能性があります。また『お菓子屋』ですと庶民には高級品のイメージが強いので手が出しづらい等の理由で客足が伸びないことも考えられます。社長の仰ってる『おやつ屋』は、そもそもこの国におやつの概念がないのでこの際に"昼食から夕食までの間に手軽に食べられるもの"=『おやつ』という新たな認識を広めて、一緒に店の知名度を上げようという試みがあるようです。」




そんなこと思いもしなかったけど、駄菓子=駄目なお菓子と認識されてしまうのは私も本望じゃない。

それにお菓子屋さんも親しみづらいとなれば答えはひとつしかない。



「分かりました。おやつ屋さんでお願いします。」



「承知しました。ではこちらに署名をお願いします。」



承諾書にサインをする。



「ありがとうございます。では開店までの流れを説明します。」



これから約1ヶ月で、会社が仕入先などの手配をしてくれて尚且つ店舗の改築もしてくれるそう。

なのでその間にこの国のことをお勉強することになった。

モーマンタイって知ってますか?

中国語で問題ない!ってことらしいです。

あ、ご存知でしたか。皆さん博識でいらっしゃる。


今回、初めて執筆に挑戦してるので何かある度にネットで検索してます。

意味とか間違ってたら教えていただけるとありがたいです(´・・`)



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