神狼さんに同情された。泣きたい。
んー…あー…これ、言ってもいいのか?
フェンリルって魔物に分類?
いやでも神話では神様の子供じゃなかったっけ?
神狼って言うくらいだし?
「んー、まぁいっか??
とりあえず…信じるかはわかんないけどな?俺はこの世界の人間じゃないんだよ。だから、フェンリルのランクとか、予想はつくけど正確にはわからん。おーけー?」
「む…?異世界から来た人間か…また珍しい。
滅多に現れないはず…いや、最近どこかの国で勇者の召喚があったんだったか?」
「あ、信じるんだ。でもそれは違う奴な。俺は召喚じゃなくて転生。
前の世界で悪魔に殺されたんだけど神から用事頼まれてこの世界に転生…って感じだけど…。
神の奴な…足元に穴開けやがって…落とされたんだよ…。」
「……なるほど……先程の発言からして、上空から落とされ、この森に顔から落ちた、と…。」
うん。そうなんだけどさ。
狼に同情の目でみられる俺ってなんなの?
神よ、マジで覚えてろ。
「で、だ。帝ってあれか?各属性極めた奴が頂点で~とかで火は炎帝とかそんな奴か?」
フェ「異世界から来たと言うのに知っているのだな?
そうだ
火は炎帝 水は水帝
土は地帝 風は風帝
光は光帝 闇は闇帝
あとはその六人を束ねる存在、基本属性全てを極めているとされる全帝
この七人だ」
「ある意味テンプレだな。把握」
「てんぷれ…?」
「あー、俺がいた世界じゃぁ、魔法なんかはないし魔物もいない、ある意味平和な世界だったんだよ。
で、娯楽として想像で書かれた物語があってな、共通するような話の流れ、展開をテンプレって言ってたんだ。
で、帝に関してはよくある設定だったからテンプレな。」
「ふむ、そのような世界があるとは…魔法がないのは不便そうだな。
だがその娯楽には興味がある。」
「神から貰った端末で携帯小説位なら見れるかもだけどなー。」
「けいたい?しょうせつ?
よくわからんが…して?神の用事とは?」
ここまで話しておいてなんだが用事内容まで話して良いものか判断がつかん。
困った時の~……
「テレフォン使います!!」