表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/51

方針を決めよう

「さて、巧。

お前が神から貰った能力は?

それによって魔法の訓練内容が変わるのだが。」


「魔力できる限り多く、属性も複数、スキル系も全般あると助かるが無理なら取得しやすくなるようなので。

魔王封印にいくんだし封印系は必須。

それらの知識…使い方とかを理解できるマニュアルみたいなのあればいいかなって言ったのと…神に直接連絡取れる端末。

身体能力は魔界組と戦うんだし出来る限り高くって頼んだら何故か神に近いスペックにしてくれやがった。」


「……まさかと思うんだが…

『魔王封印してくれるならそれくらい出す出す!』とか言ってなかったか…?」


「まさかお前は読心が!?」


「そんなわけないだろうが!…あの親バカのクソ神め…!」


まぁ、俺も要求全部通ると思わなかったんだよ。

ヲタクとしてはチートはロマンだろ?いってみただけなんだよ?

知識と基本属性いくつかと戦える技能あればラッキー位だったし。

封印系はないとマジ困るけど。


「とりあえずだな…神に近いということはほぼ全能力が使えるんだと思うが…全部は俺にも無理だ。

知識を検索出来るなら基本をある程度やってから追々練習するといい。

まずは基本属性位からだ。」


「おけ把握。サポートのシエさんに基本属性の魔法いくつか出してもらって頭に入れとくよ。

いくらヲタクで想像力あっても練習無しでぶっつけ本番はとちりそうでな~。」


「平和な世界から来たというのに物わかりがいいな?

それだけのスペックがあれば、多少傲慢になりそうなものだが。」


「いや、さっき上空から落とされたばっかだし。

シエさんに魔法いくつか教えてもらわなかったら俺、潰れたトマトだったかも?

しかも、魔法の維持が上手く行かなくて速度落とすのが精一杯だったし。

まあ、クレーターの割りに怪我そこまでじゃなかったなら案外大丈夫だったかもしれないけどわかんないし?精神的にはきつかったし?」


いやほんと。慌てたのもあるかもだけど、集中しなくても魔法維持位できるようにならないとダメだわあれ。

命いくらあっても足りない。

ここは、良くある魔力コントロールの訓練とかしっかりやるべきだろ…勇者(笑)だったら絶対やらないで膨大な魔力での力業とかやるんだろうなぁ…。


「そういえば既に危険な状況に陥ったんだったな。

ならもう勘違いはしないだろう。

しっかり訓練すれば問題はないはずだ。」


「神の依頼内容考えたらあまり時間はないから、策考えないと…。

その辺はヲタク知識でなんとかするべ。

あと、忘れてたけど、フェンリルが言ってた勇者召喚は実際にされてる。

召喚されたのは俺が知ってるやつだけど大大大だいっ嫌いなやつだからバレない限り無視で!

つっても、顔変えてもらったから余程じゃないとばれないとは思うけど!」


ほんとは関わりたくない。

でもアイツがテンプレ勇者(笑)なら何処かでイベントが重なっちまうなぁ…きっと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ