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なんかきな臭いんだけど?

プルルルル…


「は~い、もっしも~し!神様だよ~!」


「オイクソ神様、ごきげんよう!

何であんな落とし方しやがったてめぇ!」


「え~?ちゃんと村近くに落としたよね?

…あれ?なんでその森にいるの…?あれ?」


「座標、まちがった~なんて…いわないよな?(ニッコリ)」


「えっと、ごめんね…落としたのはわざとだよ、ノリは大事かなって。

でもその森に落とすつもりはなかったよ…

だってそこ、彼女の村から離れてるし…。」


…?どういう事だ?

仮にも神様が座標をまちがう…?


「とりあえず、だ。

森に落ちた、フェンリルにあった、ここにいる事情は説明した。

あんたから言われた用事の説明ってしていい物か?っつーのを聞きたくて連絡したんだけど?」


「あぁ、転生は話したんだね?

フェンリルは元々はこちら側だから、平気だよ~。」


「おーけぃ、とりあえず次回はシメルからね☆」プツッ


「…まさかとは思うが…今のは…」


「神様だよ神様。用事頼まれたって言ったろ?

お前、天界と魔界で戦争があったのは知ってる?

一応、用事はそれに関係してんだけど。

ついでに、落ちたのは狙ってやった事だけど、本来はこの森じゃないとこに送るはずだったのが座標間違ったらしいよ?」


「あぁ、知ってる。理由が理由でバカらしくて参加はしていないがな。

落ちたのはやはり狙ってなのか…。座標を間違えるというのが気になるところだが…。」



知ってるなら話は速いな…。

てか、娘とられたくなくて戦争って、フェンリルにまで言って呆れられたのかよ…。



「まぁ、きな臭いんだけどとりあえず横に置いとく。

簡単に説明すると、戦争で地上に落ちた天使の保護と魔王の封印だ。」


「なに!?天使が地上に!?

そのような話は聞いておらんぞ!

…まさか、悪魔や魔族が最近活発なのは天使を探して!?」



…おぃ あの神…まじで今からシメにいくか…?

なんで、戦争に誘ったのに話してないわけ?

断られた嫌がらせになんか企んでたんじゃねぇの?

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