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 ガブガブ、ブシャブシャ…


 リアルに表現したら吐き気を催すグロテスクな音とともに白い狼の群れが次々に倒れていく。


 俺はクロの仇をとるために、体がボロボロになりながらも走り続けた。


 「くそっ……これぐらい…」


 背中の筋肉が一部張り裂け、右目が潰された。左耳も失った。

 聴覚と視覚に誤差が生まれ酔い始めてきた。


 「群れの最強もここまでズタボロになるもんなんだな。」


 嘲笑うかのような声がどこからか聞こえてきた。


 今自分がどこを走っているのかもわからない。


 「哀れな狼だなぁ。」


 片耳と片目をフル稼働させ、今回は何とか聞くことができた。

 すぐ後ろを追いかけてきていた2匹の狼を何とか始末した後、砕け散った奥歯の破片を吐き捨てた。


 「黒上……!!」


 最後の宿敵。かつて群れの中で一位、二位を張り合った仲だ。


 昨日の敵は今日の友。ならぬ、昨日の友は今日の敵か…。


 って、こんなくだらないこと考えてるぐらいなら大丈夫か……


 クロを弟子にしてから自分自身、とても変わった。


 角だらけだった俺は少し丸くなった。

 そのほかには……とくには何も思い浮かばないが……いろいろ変わった。


 クロには常に教えるだけの立場だと思っていたが、意外と俺のほうがいろいろと教わっていたのかもしれない。


 そう考えると無性に心細くなってきた。

 この世に生を享けて初めて感じた負の感情だった。

 僕の記憶が正しければ三日ぶりにこの小説の続きかきました。


 と言っても皆さんが読むのは昨日ぶりですかね??


 とても久しぶりに投稿日執筆です。


 ずっと、プロットの書き直しをしていたのでこっちを書くことを忘れていました。


 このままいけばどちらも今週末までには書きあがる予定です。

 (そのために今はプロローグ乃至1話目あたりを書き始めています。)


 まぁ、実際に投稿できるのはいつになるかはわかりませんが、順調に進んでいるということだけ、お伝えしておきます。


 あ、この小説は次回が最終回になるような予感……

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