表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

有意義な時間

気持ちの整理が付かないまま僕は今日も過ごしてきた。


時間を過ごすことは簡単で難しいことだ。何もしなくても時間はただ過ぎてしまう、その意味では時間を過ごすより簡単なことは無いかも。


だが、もし過ぎて行く時間を有意義に過ごそうとしたら、また別の話になる。有意義に過ごすことは、多分人によって違うだろう。


僕の有意義は君の有意義ではない。君の有意義も僕の有意義ではない。


オーバーラップする部分もあるかもしれないけど、決して一致しない。


なぜなら僕らは皆、己のの個性を持つ違う存在であるのから。個性を見失い、歩むべき道を見つけることすら出来ない人は多分たくさんいるだろう。僕もその一人かもしれない。


所詮答えなんか最初から存在しないんだ。


もし仮に自分が過ごすべき時間、歩むべき道が存在したとしても、僕らがその答えを知らない限り、何の役に立たない。


当たり前でシンプルな話だ。ただ僕は自分がこの「当たり前」まで辿り着くに、結構な時間をかけた。多分現実を否定しながら考えていたからだと思う。


自分は大丈夫だ、自分には何の問題が無い、間違っているのこの世の中だ。僕は多分この様に自分を守ろうとしたのだ。自分に都合のいいことだけ聞かせて、現実を否定し続けた。今もそうし続けているかも。


自分が自分をどう思うことより、他人にどう思われているかを大事にし続けた。でも今ならはっきりと言える、僕は誰でもない、世間で呼ばれてる「謎の青年」でもなく、ただか弱い一人の人間だ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ