復活
自由になりたい。自由に生きたい。そして自由に死にたい。僕は最近やたらと自由という単語にこだわりすぎかもしれない。でもやっぱり自由はいいものだ。
しかし人間は生まれつき不自由な生き物なのかもしれない。誰も自分が望んで生まれてはいない、そして誰も自分が望んで死にもしない。そう思うと人間は生まれつき何かに束縛されているかも、その結果人間の自由に対する執着が強いかも。
僕は僕なりに頑張って自由を目指す。生きていることは自分で望んだことじゃないけど、それでも自由を目指す。もっとも自由そのものが何か分からないが。
「謎の少年」再び復活。ネットでは大分話題になってるらしい。それはそうだよ、三年ぶりだから。今の感情を一言で言うなら「葛藤」がふさわしい言葉になるかも。自分が復活して嬉しい反面、誰も僕のことを知らない。
いまさらだけど考えてみると三年間は結構長い時間だ。僕の退屈な人生の中でも色々変わった。まずは環境が変わったかな。
異常ににぎやかなのに何か孤独感に溢れる都会。ここで日々色々な出会いや別れ、悲しみや喜び、僕の想像をはるか超えるような出来事が起こっている。
何か当たり前すぎてバカみたい。でも僕もこの都会のとても小さい一部としてこの時代を生きている。この後十年、五十年、百年がすぎて、僕の存在が永遠になくなるだろ。それでも僕は生きていた、自分では望んでいなかったけど、
僕は生きていた。