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似非探偵  作者: 天麩羅
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写真の喪失

これを読んで探偵気分をあじわってください^^。

探偵、それはミステリー小説だけの特権でしかいきられず、ミステリー小説に一人しかいない主人公やくである。

そんな主人公のみのまわりはやはり謎がある。

けれど、たまには主人公だって薔薇色いわゆる青春をあじわってみたいんじゃないかとおもうのである・・・・


今日から高校生らしい・・。

らしいっていうのはこの学校は中高一貫であるからだ、つまり家から学校の登校手段がまったく同じで、クラスメイトもほとんどかわらないのだ。

変わったといえば校舎と上下関係ぐらいだ、中学のときの後輩とは校舎が違うのでほとんどあわないだろう・・・・。

高校の校舎は中学の校舎のま迎えにあるのだが授業時間がこっちのほうが少しながいのである。

アキ[あ、先生おはようございま~す。]

体育教師の武居だ。

武居[お、明かお前も今日から高校生か。それにしても、朝から弱弱しい挨拶なんかしやがって中学のときとかわったのは歳だけか!]

朝からそのテンションのほうがおかしいだろ。

武居[そういえば明、美術室が工事されてるから芸術科目専用の校舎の美術室の隣の空き教室になってるからな]

今日はないだろ4時間授業だし、てか去年も同じ話してたな・・まあ、あのときは美術の時間はあったけどな。

もしかして、武居は勘違いしてるんじゃ・・

アキ[先生今日4時間授業でしょ、その話は中学3年生にいうべきだと思うんですが]

武居[去年のお前とのシチュエーションが似てたからついな、というかアキも、よく一年前のこと覚えてたな。]

たしかに、よく覚えていたと自分でも思う。意外と記憶というものはのこっているものだなと思った。

アキ[じゃ、またね先生。クラスとか高校の校舎とかおおまかに見ときたいんで。]

武居[あぁ~じゃな。]

それにしても、今日は、早くきたつもりなんだけどな、武居にさきこされてた。

さすが体育教師。



朝クラスに入った瞬間誰かに関節技をきめられて床にたおされた・・・・。

ユキナ[アキちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど・・・いいかな?]

よくないです。

アキ[ユキナさん・・・それが物を頼む態度とはとてもおもえないのですが・・・とりあえず上からどいて、俺のてを放してはくれないでしょうか・・・?]

てかまじで痛いっ・・・空手と柔道ならってる奴が関節技って・・・・。

ユキナ[じゃ交換条件ね。入部してほしい部があるんだけど、その部活の入部用紙に名前書いたら放す。]

こいつ、ユキナは俺の幼馴染で小学校から今現在高校まで全て同じクラスなのだ・・。てか、この状況で鉛筆を握って入部届けの紙と向き合う方法があったら教えていただけたい。

アキ[わかったから!手を放して俺の上からどいてくれっ!]

ユキナ[やったねっーー!]

はぁ・・・痛かった。

アキ[で、何部に入ればいいんだ?]

ユキナ[えーと、写真部]

アキ[ユキナって写真に興味あったけ?]

学校に写真部なんかあったのか。

ユキナ[興味?あるわけないじゃん]

アキ[じゃなんのため・・・]

ユキナ[自分のスペースが欲しいから]

話している途中に言葉わはさむな。

アキ[じゃあ、一人で入ってればいいだろ!だいたいほかの生徒もいるだろうに]

ユキナ[それはだめだよ、だってこの学校は文化祭が早く始まるんだよ?写真を撮れない私が写真部で活動目的にしたがえるはずないじゃん。しかも部員数は0、休部寸前なのです。  しかも明は写真を撮るのが趣味だったよね?だから明を誘ったんだ]

この学校では2人以上で部活動をしっかりやっているように見えれば部活としてみとめられるのだ。

アキ[写真撮るのは嫌いじゃないし、どうせ放課後も暇だからね入部するよ。]

ユキナ[やったー!ありがとねアキ!]

俺はため息をつきながら痛めている手をできるだけ動かさず入部届けの紙にインクをかきつらねていくのであった・・・。

まだ時間があるので今日家からもってきた美術でつかう・・・実は武居にいわれるまで俺も6時間と勘違いをしていたのだ・・・つかうはずだった模写のための写真を部室に置くことにした。

アキ[あれ?長妻先生なんで高校生側の校舎に、なんか用事でも?それから、聞きたいことがあるんですけど写真部の部室ってどこにあるんですか?]

長妻先生は写真部の顧問をしており普段は中学3年生の美術の教師である。

長妻[アキかお前写真部に入ったのか。部室は芸術科目専用の校舎の美術室の隣の教室だ。こっちに来たのは中3のがきどもが4時間目美術の時間なんだけど美術室が工事中だろだからどこ使うかって事を教頭にな]

アキ[先生それにしても凄い数の写真ですね3年生がやるのって模写ですか?]

長妻[まーな、こっちの開きスペースになるかもだから一応もってきてんだ]

長妻[いそがなくちゃいけないからまた後でな、お前も授業始まるぞ]

いけない早く部室に写真をおかなくては・・・。

アキ[じゃ、次の美術の時間に]

長妻[あーまたな]

写真をおきいそいで授業に向かった。


4時間目が終わり放課後になって、ユキナが[さきいってるねー]といいのこして走って部室に行ってしまった。

高校の校舎を出てすぐそばに芸術科目専用の校舎があるので2~3分で部室前についた。

部室のドアを開けようと、ノブに手をかけると後ろからユキナがきた。

アキ[なんでユキナの方が遅いんだ・・・。]

ユキナ[職員室に行って鍵もらってきたんだよ~]

アキ[あ~なるほどね。ん?]

まてよ、朝は鍵なんてしまってなかったよな・・・。

ガチャガチャ!・・・本当だ閉まってる。

ユキナ[なにやってんのアキ?さっきしまってるっていったばっかじゃん。]

わかってるよ。だから変な違和感があるんじゃないか。

ユキナ[?空けるよ。]

カチャ、キーー。ドアが開けられ部室の中を見たとき少しあわてた。

アキ[写真がなくなってる・・]


ちなみに武居は、ユキナより早く学校に来ています。

一応ヒント・・・・・かな。

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