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ニートのゲーム事情  作者: mAo
6/6

〈カントリークエスト~仕組まれたゲーム~〉

今回から、本格的に〈カントリークエスト〉へと入っていきます!

では、お楽しみください。

俺らは、カントリークエストを始めた。


『初期設定をアチラの機械で行ってください。』

女性の案内人が示した先には、円柱型の機械へと案内される。

中にはいると、白く殺風景な空間が広がっていた。

「しっかし広いな~、殺風景すぎてどこで設定するんだ?」

辺りをキョロキョロと見回していると、右側の地面から大きなモニターがゆっくりと出てきた。

「うわっ!」

いきなり出てきたモニターに驚くライだったが、平常心をすぐに取り戻した。

『設定を始めます』と、アナウンスが流れる。

「とりあえず、適当に設定するか」

そう呟くと、画面を軽く触ると設定が始まる。


~名前を入力してください~

   ⇨Rai [まぁ、普通にこれでいいか...]

~性別を選んでください~

   ⇨男 [オカマ!?オカマがあるのか!?]

~顔を変えますか?~

   ⇨いいえ [めんどくさいし、別にいいか...]

~声を変えますか?~

   ⇨いいえ [変えたとこで意味ないだろ(笑)]

~身長、体重を入力してください~

   ⇨185cm 55kg [これも、そのままでいいか...]

~入力は以上です。カントリークエストをお楽しみください~


設定はものの5分で終わり、終わるとモニターはゆっくりと下がっていった。

「あー終わった!んじゃ、始めるか...」

そう思い歩き出そうとした瞬間、上から別のモニターが現れる。

ライは目を疑った。

「ん?終わったんじゃなかったのかよ!?チッ、めんどくせえな...」

少しばかり本性を表したライであったが、ゆっくりと降りてくるモニターを見つめる。


降りてきたモニターは、ゲーム内での装備の設定だった。

「ゲーム内の設定か...そう言えば、やってなかったな~」


~使用する武器を2つ選んでください~

   ⇨大剣、弓 [いいのが無いな。初期装備で、選べるの6種類しか無いのかよ...]

~使用する防具を選んでください~

   ⇨パターン2 [選ぶも何も、男物はこっちだけじゃねーか!]


2つを決め終わると、ライの身体は光に包まれた。

光が弾け飛んだ瞬間、選んだ防具と武器が装備されていた。

「うわっ!」

自分の装備を見回していると、モニターは上がっていき目の前の白い壁がゆっくりと開く。

「うっしゃー!行くか!!」


光が治まると広い高原が広がっていた。

「んーいい感じだなー」

空気を大きく吸い込んで、ライは思いっきり叫ぶ。

すると、横から「うわっ...びっくりした~」と声が聞こえた。

ライもびっくりして、横を見るとネアが座っていた。

「あれ、なかなかじゃん。」

お互いに装備を見ると、笑いだす。

「おう、お前もなかなかじゃん。」


2人で並んで辺りを見回して叫ぶ。

「おっしゃーやるぞー!」

「おー!」




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


『フンッ。この俺にかかればこんなシステム簡単にハッキング出来るな。これで、俺もボスに認められる。』

カチカチカチッ.... ピーピー....

『余裕だな....』


まだまだ続きますので、次回も読んで頂けると嬉しいです!

感想やコメントなどお待ちしております。

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