〈カントリークエスト〉
今回から、“カントリークエスト編“にはいりまス!!
どうぞご覧ください。
「ライ、危ないよ。大きいのばっかりに気を取られてるとやられるよ。」
ネアは後ろからライに声をかける。
「おう、すまねぇ。ちょっと援護頼むわ、俺はあのでけぇの殺る(やる)。」
ライはそれだけ言うと、駆け出す。後ろで聞いてたネアは、ため息混じりの一言を呟く。
「“やる“ の漢字違うだろっつうの。まぁ、ここまで来たら止められないな。しかたない奴め!」
呟きつつ、ライを追かけるネア。
俺達は、今現在ゲームの中にいます。
ことの、発端は1週間前に遡るーーー
~1週間前~
「ねー、ライ。」
ネアはパソコンの画面を見つめながら、ライを呼ぶ。
「ん~? なんだ、どうかしたのか?」
コーヒーを両手にかかえたライは、ネアに聞き返しながら画面を覗き見込む。
「これみて、ギルドマスターがまた新しいゲーム始めたらしいんだけど・・・」
そう呟きながらネアソコンの前から少し移動して、ライに画面を見せる。
そこには、ゲーマーが集う掲示板が表示されていた。
ネアが“ギルドマスター“と呼んだ人物は掲示板に
『新しく【カントリークエスト】始めたけど、レベル45の中ボスが倒せね~!!』
っと、書かれていた。
ライはネアと顔を見合わせて“ニコッ“と笑い、「行くか!」っと声をあげて立ち上がる。
ネアも、「はいはい。」っと呆れつつ立ち上がり準備をはじめる。
こうして俺達は、【カントリークエスト】をやるためある国へ出発した。
行きの飛行機で
「なんか、嫌な予感がする(笑)」
「やめてよ! ライの嫌な予感は当たるんだから(笑)」
まだまだ、始めなので頑張って書いていきまス。
次回もぜひ、よろしくお願いしまスm(_ _)m