<俺と私の出来方>
またまた、書き方が変わっていますが気にしないで読んでください。
では、楽しんでご覧ください。
ー・ー20年前ー・ー
「おぎゃー、おぎゃー」と泣き声をあげ、赤子が生まれる(7134z年 6月6日)
「おぎゃー」と泣き声をあげ、赤子が生まれる(7134z年 6月7日)
俺たち二人は、幼馴染み。1日違いで生まれ、母親の病室も一緒だったらしい。
看護婦さんの中でも、「とても、仲のいいお二人でしたよ。」っと言う人は多くいたが真実は、わからない。
私たち二人は、幼馴染み。1日違いで生まれ、母親の病室も一緒だったらしい。
看護婦さんの中でも、「とても、仲のいいお二人でしたよ。」っと言う人は多くいたが真実は、わからない。
茜の母親は死んだ。茜の母親はもともと大きな病気を持っていた。茜を生むのは危険だと言われていたが、それでも亡き夫との間にできた茜を生むと決心した。
類の両親は、私を引き取ってくれた。とっても暖かい人たちだった。私は小学6年生の12歳の誕生日に両親とは、他人で本当の両親じゃないことや本当の両親は死んでしまったことを聞かされた。
茜の母親は、茜を生んですぐに息をひきとった。茜の父親はすでに亡くなっていて、茜は生まれてすぐに一人になった。そんな茜を、俺の母親は引き取ったらしい。
全てを知った。この関係は変わらない·····っと思っていたのに、9ヶ月後の小学校の卒業式····
私たちは、二人になった。たくさんのものを失なった····たった一瞬で、12年間の思い出が····
父親も母親も俺も茜も、みんなで楽しく暮らしていた。12歳の誕生日に俺も全てを聞いた。茜は泣いていたが笑っていた。次の日も変わらず、「お父さん、お母さん、おはよう!」っと笑顔でいた。
12年間の思い出は、一瞬にして砕け散った。あの、15年前の忌まわしい事故によって·····
犯人は逃げ、この事件は闇にほうむられた。
すべては700年前のデジタル化が起こした、世界をも飲み込む大きな事件の始まりに過ぎなかった。
茜の笑顔を絶やさないために。
類の笑顔のために。
ずっと····離れない。永遠に····ずっと····。
いかがでしたできたか?
感想などの、コメントをお待ちしています。
読んでくださり、ありがとうございます。是非とも、次回もよろしくお願いいたします。