<世界の出来方>
前回とは、書き方が違いますが<ニートのゲーム事情>です。
興味のある方は、どうぞご覧ください。
ー・ー700年前ー・ー
『全世界に、このシステムを導入することをここに宣言します。』
どこと知らない国の大統領は宣言する。
宣言は、3年ほどで実現する。そして、人々は口を揃えて
『あのシステムは、神がくれた品だ。これで、人類は救われる』っと言う。
しかし、反論する者もいた。反論する者達は、みなこう言う
『あんなもので、自分の人生が決められてたまるか!』っと。
しかし、数百年が過ぎ人々は変わった。そして、みながこう言うようになった。
『この世の全ては、システムが管理している。だからなんの心配もない。』
『システムが全てだ。システムこそ、神なのだ。』っとね。
俺は、そうとは思わない。確かにこのシステムのおかげで俺は、この仕事が出来ている。
でも、全ての世界がシステムに飲み込まれては、ダメだ!そう思った日もあった。
必死に足掻いた。嫌だ····システムに飲み込まれるなんて、俺は····
でも、もう足掻かない。俺の居るべき場所を見つけたから。この場所を大切にしたいから。
「おかえりなさい。どこまで行ってたの?ずいぶんと遅いから、心配してたんだよ。」
あぁ、いつもの光景だ。俺には、ここが合っている。この、ネアがいる場所が俺の居場所だ。
「ただいま。ごめんな、少し考え事しちまって。」
でも、俺は必ず帰ってくる。この場所に·····何があっても、必ず···必ず帰ってくる。
全ては、この場所を守るために。俺は闘い続ける····
「さぁ、今日はナニをクリアするか!」
いかがですか?
感想などの、コメントをお待ちしております。
今回は、少し書き方を変えましたが楽しんで頂けたでしょうか?
では、次回もまたよろしくお願いいたします。m(_ _)m