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部屋で起きたちょっとした話

パチン

作者: 渡ノ森 水緩
掲載日:2012/10/06

風呂場の明かりが、チカチカと瞬く。

明滅する光は、電球の寿命が近いことを知らせるシグナルだ。


引っ越してきて一年半。

そろそろ替え時か、と思った瞬間、

パチン、と音を立て、電球が切れた。


替えの電球、買ってあったよな…。

玄関の棚をごそごそと漁るーーーあった。

これで暗いままで風呂、といううすら怖い体験はしなくて済むようだ。


風呂場に戻り、まだ熱の残る切れた電球を外して

新しい電球を取り付ける。


カチリ、と軽い音を立てて明かりのスイッチを入れたとたん、



パチン



また、電球が切れた。

なんだ? 過負荷でもかかったのか?


眉根を寄せつつ、仕方なしにまた電球を外すことにする。

きゅ、きゅ、きゅ、と音をさせながら電球を外し、

もう一つあった予備の電球を取りに玄関へ向かおうとしたその時、



パチン



と音を立てて電球が切れ、洗面所の明かりが消えた。


え? どういうことだ?

入居時にまとめて取り替えた電球だからといって、ほぼ同時に切れるか?

しかも、洗面所に足を踏み出したとたん?


背筋を伝う冷たい汗を感じながら、廊下へと進もうと足を踏み出したその瞬間、




パチン、パチ、パチン、パチン、パチン




家中の明かりが消え、真っ暗闇になった。

読んでいただきありがとうございました。

お風呂場の怖い話は何パターンかありますが、直接は幽霊が出てこないのを考えてみました。

感想やアドバイスなどいただけると嬉しいです。


また、1~4本目も読んでいただけるとありがたいです(^◇^)

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