【どうして】異世界転生したらテロリストの親玉にされかけてる【こうなった】
1@名無しの権兵衛
やばい
中世ヨーロッパっぽい世界に転生したから知識チートしてたら、科学技術による文明の進歩の希望をモットーにしたテロ組織ができてしまった
どうしよう
2@名無しの権兵衛
嘘乙
3@名無しの権兵衛
異世界転生キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
4@名無しの権兵衛
カテ違いだしスレタイSSってつけ忘れてますよ
5@名無しの権兵衛
>>4いやマジなんだって…助けて…
6@名無しの権兵衛
写真うp
7@名無しの権兵衛
>>6ほいよ
(画像ファイル。スマホでとったような色付き高画質だが、写っているのはどう考えてもこのご時世に存在し得ない中世ヨーロッパのような村である。服装からそう読み取れる上、電子機器類や機械類、特にプラスチックの類が一つも見当たらない。遠景にもビルは無く、証拠として移りこませているidを書いた紙も手すきの木材パルプ紙のようだ)
8@名無しの権兵衛
は?なにこれ?
9@名無しの権兵衛
証拠キター!
いやどういうことだよ
10@名無しの権兵衛
どっかのテーマパーク?
11@名無しの権兵衛
>>10にしちゃ手が込みすぎてね?この建物全部塗装じゃなくてガチの木造だぞ
12@名無しの権兵衛
>>11ホントじゃん
13@名無しの権兵衛
>>11やばいやばいやばいやばい
14@名無しの権兵衛
これオカ板送り?
15@名無しの権兵衛
ガチ異世界だったらどうやって書き込んでんだよ
16@名無しの権兵衛
>>14ここオカ板やで
17@名無しの権兵衛
伏線回収で草。カテ間違ってなかったとは
18@名無しの権兵衛
>>15なんか自宅の机の上にスマホがあった。充電0パー表記なのに何故か写真撮れるし書き込める
19@名無しの権兵衛
>>18ご都合主義かよ
20@名無しの権兵衛
ガチ異世界なのはこの際認めるとして、どうしてそうなった?
21@名無しの権兵衛
>>20話すと長くなる。コテつけて喋っていい?
22@名無しの権兵衛
>>21ええでー
23@名無しの権兵衛
>>21言われずともそうしとけ
24@名無しの権兵衛
>>21聞きたい
25@やらかし啓蒙主義者
サンクス!マジで長くなるけど許してくれよな
26@名無しの権兵衛
なそ
にん
27@名無しの権兵衛
マジで遅いな。これ長文覚悟しとくか
28@名無しの権兵衛
wktk
29@やらかし啓蒙主義者
赤子の身体で生まれた俺が、なんとも屈辱的な保育を受けること一年。立って歩けるようになってからドレスを着せられるようになったのにはマジで驚いたけど、ガチガチに拘束される赤子時代もドレスもどっちも一か月くらいで慣れた。でも前者は慣れてなお辛かったし、時間感覚が赤子基準だったから体感数年くらい経ってたような気がしたけど。
そんでもって子供へのしつけがガチの暴力。「子供は獣に近いもの」って考えで、上の子供とか他の家とかでも人として扱われない。だから逆にめちゃくちゃいい子にして全力で言語習得したらそれはそれで「早く大人になった」って認識されて割と自由に動けるようになった。
これは今考えてもマジで快挙だった。体が未熟だから仕事を叩き込まれるに至らず、なおかつ割と監視が緩いしストレスも低いからニートできた…というのは冗談で、バレないように色々偵察して情報収集してたけど。
30@名無しの権兵衛
ドレスってことは女か
31@名無しの権兵衛
TS転生?
32@名無しの権兵衛
虐待キツイな
33@やらかし啓蒙主義者
>>30>>31いや前世も今世も男
34@名無しの権兵衛
うわぁ…
35@名無しの権兵衛
>>33男なのにドレス?どういうことや
36@名無しの権兵衛
>>33なぜに女装
37@名無しの権兵衛
調べてきた。ガチ中世だと幼少期は性別関わらずドレスというかワンピースみたいなもん着せられるらしい
38@名無しの権兵衛
>>37はえーサンガツ
39@名無しの権兵衛
つまりイッチは女装ショタということか
40@やらかし啓蒙主義者
>>37それそれ。知ってたには知ってたけどいざ我が身となるとだいぶ違和感があった。
>>39もうショタって歳ではないんだが?
そんなこんなで近所のガキどもや上の子供たちがバチバチに暴力と罵声を受けて育つ中、マセガキとして他より圧倒的に賢くしつけを避けて生活して、「働けないにしても仕事を見て、やり方を知っておきたい」みたいに理由つけて他の家に行ったり色々探索してわかったこと。
・俺には前世の知識がある
言わずもがな、二十一世紀初頭の日本の都市部で生活してた記憶。エピソード記憶とかも覚えてるけど、なんとなく秘密。
・我が家は割とデカい荘園に所属する農奴である
農奴って言っても、代替わりで土地に縛られる小作農ってやつ。転職とか土地を離れることは許されないけど、まあ割と自由。なんなら荘園の主人が転生前基準で考えても割といい人(この世界基準だとちょっとおかしいくらい民草に優しい)だったから、後述する「恩恵」ってのすら受けることができた。
41@名無しの権兵衛
奴隷かぁ…成り上がりか?
42@名無しの権兵衛
恩恵?
43@名無しの権兵衛
デカい農家ってことか?
44@名無しの権兵衛
信頼できる後ろ盾があるのはええな…それに恩恵か
45@やらかし啓蒙主義者
・神官が使う「恩恵」なるものが存在する
これが割と重要。中世ヨーロッパ並みの文明だってのに上の子供の生存率が高く、労働力が足りまくってるから荘園の単位が割とでかいのもこれのお陰。
いわゆるファンタジーの神聖魔法?って感じ。まんまキリスト教みたいな一神教があって、そこの神官が教会で印を描いて祝詞と祈りをささげると色々起こるんよ。身近な奴だとその年の作物の実りがよくなるとか、病気が治ったり。
前者はやらないときとの比較ができなかったから謎だけど、後者に関してはめちゃくちゃ役立ってた。赤子の風邪が本人の免疫力に関わらずスパっと治る。同じ雇い主のいわゆる幼馴染に病弱な奴がいて、そいつは何度もその世話になってた。
46@名無しの権兵衛
おっチートか?
47@名無しの権兵衛
魔法があるんか。いよいよファンタジーやな
48@名無しの権兵衛
幼馴染ヒロイン!?いま幼馴染ヒロインって言ったか!?
49@名無しの権兵衛
>>48もちつけ
50@名無しの権兵衛
そんな力あるのに子供の育て方がそれなんか…歪やな
51@やらかし啓蒙主義者
>>43転職が許されない、代々同じ会社に勤めることを契約させられた住み込みの平社員で、仕事内容は農業。そんな感じ。
>>50こればっかりは教義や言い伝えの問題だからしょうがない。
あと書き忘れたから付け足しておくと、
・文明レベルや文化が俺の知る中世ヨーロッパに酷似している
子供のしつけとか社会構造(少なくとも当時知ることができた荘園の範囲で)も一致していると言って差し支えない。そもそも俺の知識が間違っている可能性もあるが。なんせネット情報だったし。
52@名無しの権兵衛
イッチ博識やな
53@名無しの権兵衛
農奴って言ってもそんなもんか。むしろ銀の匙まであるな
54@やらかし啓蒙主義者
>>53飢饉さえ来なければ安泰やで。
恩恵関連に話戻す。前述した「病弱な幼馴染」とはなんだかんだで割と仲が良くって、俺が介抱して教会に連れて行って「恩恵」で治療することが多かった。その様子を何回も見ることができた。並んでたりもしたから、他の患者への「恩恵」も何度も見てた。
そしたら気づいた。気づいてしまった。紋章の一部違う部分と祝詞が対応していて、症状ごとに神官が使い分けてることに。同じ「恩恵」では、儀式の手順が寸分たがわず毎度同じことに。
そっからは割と早かった。儀式の手順とか教会の祭壇とかをどうにかこうにかありものを活用したり、こっそり拝借したりして再現。ちょっと調子悪くなった幼馴染にリスクも説明した上でお願いして俺なりの「恩恵」をやってみたら、できちゃった。
55@名無しの権兵衛
あっ…(察し)
56@名無しの権兵衛
やっぱりチートじゃねーか!!
57@名無しの権兵衛
えっこれ大丈夫なんか?
58@名無しの権兵衛
ファーーーーーwwwwwww
59@名無しの権兵衛
神秘を暴いちゃったかぁ…教会の恩恵を紐解いちゃったかぁ…
60@名無しの権兵衛
神官じゃなけりゃ使えないってわけでもなかったんやな
61@やらかし啓蒙主義者
>>59再現性があるからサイエンスできちゃった☆
洒落になんない…
気づいたのも実行したのも五歳ごろ。そのころにはスカートじゃなくてズボンを履かせてもらえるようになってた。
マジで快癒。ちな幼馴染は多分喘息持ちで、「恩恵」を受ける度にそもそもの持病自体がだんだん軽くなってた。
「やっぱりすごいよ!草花にも動物にも詳しいし、神官様でもないのに恩恵が使えるなんて、まるでお話に出てくる神様の遣いみたい!」って言い出すもんだから全力で「バレたら俺ら二人とも死ぬ」って脅し(事実)も含めて他言無用の約束をして、それからも不審がられないように普段は教会の「恩恵」で治療してもらいつつ(もちろん見て学ぶ目的もある)、教会で治らなかったときや体調を崩す頻度が高いときに時々独学の「恩恵」の実験台になってもらってた。
ここまでが恩恵周りのことの始まり。一旦ひと段落。並行でちょっと別のこともやってたんだけど、この世界の特徴だから恩恵について先に済ませておきたかった。
62@名無しの権兵衛
天才かよ。並行で何やってたんや?
63@名無しの権兵衛
まぁ…面倒ごとどころか命の危機になるわな。
64@名無しの権兵衛
再現性があるとはいえ独占してるのはなぁ…で、何しとったん?
65@やらかし啓蒙主義者
DIYで工学ツリー伸ばしたり、なんだかんだでこっそり文字の習得。
とりあえず情報収集系から箇条書きで。
民俗学:民間療法がほぼない。多分忌避されて、その上忘れ去られている。「恩恵」の影響か?
博物学:周囲の植物相と動物相の把握。大体ヨーロッパのそれ(細部に違いあるかも)。名前こそ悉く違うが、まあ異世界だし。
天文学:月みたいな衛星と関係してない暦だったし、多分これ計算されてるなと判断。
物理学:コリオリ力を観測。大地は回っている。(たぶん)
化学:酒も油も水も元の世界と同じ性質。ガキ大将にハッカ油掛けてやった。
総評:中世ヨーロッパに「恩恵」を足しただけの世界。教会権力に実益という基盤が増えてる…
66@名無しの権兵衛
物理と化学が転生前の地球相当ならいろいろと悪用しやすそう(なお技術力)
67@やらかし啓蒙主義者
んでちょっとでも進展したやつ
語学:前に話した通り、教会に行くことは多かったから顔も覚えられていたし、神話の読み聞かせも周囲に合わせて聞きに行っていた。その流れでこっそりその聖書?みたいなのを読んで字を習得しようとしていたところ、神官の方から教えようかと提案してくれた。向こうとしても敬虔な子供は大切にしたいのだろう。ありがたく字を学ぶことにした。ちなみに、覚えの早さに驚かれた。多分これが転生特典ってやつなんだと思う。
工学:といっても肉体の問題で実務はほぼできない。俺の異常性を察している家族の元で、木製の農具の提案をしては一蹴され、めげずに提案したり時にはミニチュアを自作したりして、時々了承してもらう。これによって信頼を稼ぐフェーズと割り切った。
医学:栄養バランスの調整、スポーツ理論に則った身体作り(超回復や、食事に合わせた運動量など)、衛生。健康体で過ごすことができた。ただ幼少期に筋肉つけすぎると身長止まるので運動もほどほどにした。
68@名無しの権兵衛
民間療法がないとかヤバいな。大丈夫かその世界
69@名無しの権兵衛
まあ子供の戯言と一蹴するわな。そんでもめげずに提案して採用されてるだけマシか
70@やらかし啓蒙主義者
>>68後に都市に出てからわかるが、「恩恵」を受けられる教会が無かったり金がかかったりする地域では普通に民間療法も生きてた。でも教会からは邪道扱い。そりゃそうだ。
>>69採用実績と神官お墨付きの神童レッテルがついた頃からはめちゃくちゃ楽になった。詳細は後で。
71@名無しの権兵衛
あっそういう…
完全に医療を教会が独占状態って訳か、そりゃ都合悪いから邪道って言うか
72@やらかし啓蒙主義者
んでもって経緯の方に戻る。
6歳になるころ。教会で文字を学んでて、勤勉でいいねってことで特別に教会の蔵書を読むことを許された。まあ基本的に神官様の監視下だから禁書の類は読めなかったけど、それでもこの世界の常識、ひいてはこの宗教についての知識をつけられたのでありがたかった。ちなみに宗教の概要を一言で言うと、磔刑のシンボルが十時からT字に代わったキリスト教。
「恩恵」関連の書物を読んだところ、なんと手法について詳しい手順が載っていなかった。この頃になるとこっそり「恩恵」の手順の改善にも踏み出していたころ。なので、手順の必要な部分が一部省略されている上に不要な部分が詳しく乗っていて、なんというか的外れな内容。末端の教会には核心的な部分が記録されていないのか、あるいは完全に口伝や実演での継承なのか。間違った方法だったら成り立たないのだから、それでも成立はするけども、ねぇ…って印象。
『教会で本を読ませてもらっている』ネームバリューはだんだんと村中に広まって、周囲の目が明確に変わってきた。なんと表立って火を使った調合をしても叱責されないし、時に大人の手すら借りて機械工作が行えるわけだ!というわけで、紙漉き機とねじ式の紙用プレス機を作成。ちなみに木材パルプ紙の発明は転生前世界だと1840年、産業革命の終わりごろ。記録用紙が欲しいという動機で始めたこれが、初めての明確なオーバーテクノロジーの発明になる。
それからしばらくして、領主がやって来た。
73@名無しの権兵衛
領主さん!?
74@名無しの権兵衛
こりゃ危険分子として排除されるか?
75@やらかし啓蒙主義者
補足。このタイミングで民間療法について記された書物に触れた。神官は少し苦い顔をしていたけど、まあ許してくれた。良い子してたからだろうな。
ハーブ抽出液や薬草の分類とか、完全に途絶えてるわけでもなかった。多分だけど教会の恩恵が受けられない地域では使われてるんだろう。後にわかるが、教会にとって民間療法はこっちで言う『自転車で歩道を走る』みたいなノリだった。ホントはダメだけど、現実問題頼らないといけないところもあるし、まあ見逃さざるを得ない。
教会のあるこの集落でモロ民間療法を広めることはできなかったけど、ハーブ抽出液による手指消毒は抜け穴として広めることができた。…あの村、今も消毒続けてくれてるだろうか。
76@名無しの権兵衛
邪道って言ってもそんなもんなんか…
77@やらかし啓蒙主義者
製紙にも慣れてきて、プレス機の台数も増えて使える紙が増え、それで近所の子供に読み書きを教えてるときのことだった。大慌てで親が俺の作業場に来て、行ってみたらなんかバチクソに高貴な服着た高貴なふるまいの全身高貴男が居た。俺はビビり散らかしつつ、本で学んだ敬語で話した。割と驚かれた。幸い、貴族様式ではなく聖職者様式の敬語だったらしい。
「奇妙な『木からできた紙』の出所を辿ってみれば、齢七つの子供に辿り着いた。神父から話は聞いている」とのこと。話の要件は、「屋敷の蔵書を読ませてやるから来い」とのこと。要するにヘッドハント。
>>74の返答にもなるが、向こう視点では俺は「田舎に突然生えてきた、聖書を読んで瞬く間に字を覚えた敬虔な神童」なわけで。
ご存じの通りだが俺は現代知識チートを持っているので、本を読めること自体の恩恵は向こうの想定よりだいぶ小さい。寧ろ知識人として扱われることになるメリットとデメリットがそれぞれ天秤に乗る…筈なんだが、お察しの通り田舎のクソガキにこの話を断る権利はない。ありがたく了承せざるを得なかった。
78@やらかし啓蒙主義者
領主の家に着いて、なんだかんだあって職人と仲良くなって金属・ガラス加工が解禁されたので、手始めに実験用の各種ガラス器具や手押しポンプを作成。あと小さめの旋盤とネジ製造機。
来たばかりの頃は領主の子供達に強く当たられたけど、暫くすると何故か向こうの方から教授をしてほしいと言ってきた。
「…どうしてお前は、そんな物を作れる?」と訊かれたときに、もちろん現代知識チートなんて言えないから「自分がモノを知らないと認め、それを知ろうとするから。そうすれば、我々はより善くなれるし、より良い生活を送れる」って感じで、科学の考え方そのものを答えたのが響いたのかな?
…この問答が後にあれほど響いてくるとは、当時は思いもしなかったけど。
79@名無しの権兵衛
うーん文化的自殺行為。領主より上が来たらどうなるんやろか
80@名無しの権兵衛
なにやら不穏な雰囲気。
81@やらかし啓蒙主義者
>>79当時の時点では特に何を従えてるわけでもないから心証は良かった。むしろ子供たちに字を教える教材も聖書を選んでたから喜ばれてた。なので領主より上が来たところであんまり変わらなかった、と思う。そのままなら金の卵を産む鶏として飼い殺しって意味で。
82@名無しの権兵衛
農民から貴族お抱えの家庭教師とは…大きく成り上がったな
83@名無しの権兵衛
良い感じの椅子に座ってるように思えるがスレタイがなぁ
84@名無しの権兵衛
こっから転げ落ちて犯罪者になるんですか?
85@名無しの権兵衛
>>84なるとしたら思想犯っぽいよな
86@やらかし啓蒙主義者
「石鹸と教育は、大量殺人ほどの急激な効果はないが、長い目で見ると、それ以上の恐ろしい効力があるのだ」
…マーク・トウェインのこの言葉を、俺ほどに身に沁みて感じてる奴はこの世界に居ないだろう。(知ってるの俺だけだし)
9歳の頃に庭の端を借りた小規模農園で輪作が成功を収め、それが領主の耳に入り、それを採用した一部農場で収量の増加という目に見える成果となった、12歳の秋。
パルプ紙は製造量が少なく、流通に至らなかった。手押しポンプは維持コストと水質汚染の懸念の観点から、領主の屋敷内での小規模な利用に留めていた。
…収量の増加は、どう見ても異常だった。
87@名無しの権兵衛
どうした急に
88@名無しの権兵衛
あー……土地の栄養状況が改善されて収量が伸びたんか?
89@名無しの権兵衛
にしてもだいぶ時間跳んだな。親元を離れて六年間か
90@名無しの権兵衛
>>89この年の子供でそれはだいぶ不憫やなぁ…
91@名無しの権兵衛
>>90中身は年齢不詳の転生者やぞ
92@やらかし啓蒙主義者
>>88輪作は土地の栄養を保ちながら病害虫も抑えられる。さらに言えばハーブ抽出液での防虫もやってた。その他様々な発明や技術進歩は割愛。
領主の息子が、俺に興味があるという社交界での知人を連れてきた…実態は「圧力により紹介する羽目になっていた」だけど。面倒だね貴族社会って。
俺の出自が農奴であることは誤魔化して幾つかの功績を話すと「是非その深い思索と驚異的な発想の源である見識を見込んでご教授願いたい」って、おねがい()された。
最初の講義は、教室に入る前の手指消毒や教室に漂うハーブの香り、そしてパルプ紙の説明で前半が潰れ、後半は俺の口下手によって「貴族階級の方々に講義するにあたっての方針及び注意事項」の説明で消えた。それでも何故か第二回以降も開催された。参加者も増えた。
忘れもしない第五回。半ば集会が社交会の付随物になりかけていた頃。
受講者の一人が、女性を連れてきた。本人の姉だった。
93@名無しの権兵衛
だんだん雲行きが怪しくなってまいりました
94@名無しの権兵衛
貴族に目をつけられたか
95@名無しの権兵衛
あー、時代的に男女差別か?
96@名無しの権兵衛
メンドクサイことになってる…
97@名無しの権兵衛
女性が入るとなんか起こるんか?
98@やらかし啓蒙主義者
>>97男性の学び舎に女性が入ってくるのはこの世界では割とイレギュラー。空気読めてない。
講義室は、ハーブの香りで誤魔化しきれない剣呑な空気に飲まれた。議論に関して「全員が注目できるように」という名目で挙手制を採用していたのが不幸中の幸いだった。授業は始まらず、代わりに簡易裁判のようなものが粛々と始まった。
弁護側の発言はほとんど認められず、派閥の頭からも見捨てられ。講義を社交会と勘違いするのが少し早すぎた愚か者の、教室からの追放処分が確定した…と、思われたとき。
一人の青年が手を上げた・集会場の部屋の主、領主の息子その人だった。
99@名無しの権兵衛
迫真の語りやな よほど大事と見える
100@名無しの権兵衛
ちょっとなろう系っぽい雰囲気
101@名無しの権兵衛
領主息子どうした?
102@名無しの権兵衛
このタイミングでの領主息子挙手はだいぶ怖い。荘園領主で立場もそんな強くないんやろ?
103@やらかし啓蒙主義者
>>100知識チートしてるからなろう系と言われたらその通りでしかない。
んでもって領主息子がこんなこと宣った。
「畏れ多くも発言する。この講義は第一回講義での識者の宣言にもあるが、『単なる知識を深める会』であり、社交を目的とした場ではない。…だが、識者はかつて私に、このようなことも言った。
『己の愚かを認めることで、それを改めることができる。それによって我々はより善に近づき、またより良い生活を手に入れられる』
…貴族の立場として、非常に危険な意見であることは確かである。それでも、私はこれを支持する。
その考え方に基けば…女がここで学ぶということは、寧ろ推奨されるべきではないか?
確かに、男と女とでは、一般に学舎は分けられている。それは何故か?…聖書にそのような言葉はない。それは単に、男と女とで学ぶべき事が異なるからだ。
しかし。この場で識者が教える事は、『善に近づく為の物事の考え方』そのものである。行われる事はまた、それの実践である。ならば、教わる者が分け隔てられる理由があるか?
そもそも、識者は一度でも『これは紳士の為の講義である』と言ったか?
…改めて尋こう。識者!識者の講義は、紳士の為のものか!?」
104@名無しの権兵衛
あっ…(察し)
105@名無しの権兵衛
うわぁ…
106@名無しの権兵衛
領主息子お前ェ…それはやばいだろ…
107@名無しの権兵衛
はいはい、そういうわけでテロリスト集団になっていくわけね
108@名無しの権兵衛
だいぶ思想が尖っちゃってますねぇ
109@やらかし啓蒙主義者
>>106脳焼いちゃったっぽい。何してんだお前ェ!?
「…特に誰向けというわけでもありません。発言の通り、この考え方は誰もが活かせますから。老若男女"いかなる身分であろうと"純粋にこの講義を学びたいと願う者であれば、私個人としてはそれを拒むことはありませんけど…」
そこからどんなことが言われていたかは碌に覚えていない。少なくとも言えることは、受講者の姉もまた一受講者として認められ、講義が始まった。それだけだ。
次の回では、受講者の家族やお抱えの職人すら、紹介によって講義を受講した。
やがて集会は「啓蒙実践会」と名付けられた。
…あの演説と俺のうっかりした返答を皮切りに、決定的に運命が狂い始めた。
110@名無しの権兵衛
おお、いかにも急進的集団って感じの団体名
111@名無しの権兵衛
どこぞのニュータイプが言ってたな、「革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」
112@名無しの権兵衛
なろう系はなろう系でもこれは「革命家になろう!」だったか
113@やらかし啓蒙主義者
演説がきっかけで、俺の講義会はだんだんと思索を深めるだけの場から「どうやったらこの思索を広めることができるか」を考え始めた。そもそも「己の信じている思考方法を押し付けることが正しい」という考えもまた、例外なく自己批判すべき対象なんだけど。話聞いてなかったのかな?
…いや、話を聞いてなかったわけじゃなかった。実を言うと、元から講義をその方向性に向かわせることを目的として入会していた、下剋上志向の強い貴族…黒幕達とでも呼ぼう。彼らがこれを好機と見做して、さらなる演説や過激な勧誘などを用いて、この講義会を思想団体に草の根から造り変えようとし始めた。
増えてゆく生徒は、私の初期の話を碌に聞いてすらいない。だんだんと怪しくなる組織の雲行き。教会団体からの圧力。所属していないか、あるいはここに見切りをつけて去った貴族たちの、訝しむ視線。
そして最近、俺に酒を飲ませて「信頼できる仲間は誰か?」といった旨を聞き出して、「科学的思考法を理解している人」が幹部に祀り上げられた。確かに彼らは私の言うことを理解しているが、それはそうと考えが急進的すぎたり、あるいは黒幕に利権の鎖で絡めとられている者が過半数。
そしてついに一週間前。黒幕ですらない末端が、「教会を襲おう」といった発想に辿り着いた、との噂がトップである俺に届けられた。
114@名無しの権兵衛
あ、付けこまれた感じなのね!?
115@名無しの権兵衛
やばぁ…末端処したらなんとかならない?
116@名無しの権兵衛
そこまでやっちゃったら根切りされるか革命起こすかになっちゃうじゃん
117@やらかし啓蒙主義者
領主の息子は、自身の一時の軽率な発言が腐敗の引き金になったことを反省していた。無理もない、貴族教育を受けているとはいえ彼はまだ14の子供だ。それに、「ある思考法を軸にどんどん成功を重ねていく超人」にずっと触れていたら、価値基準が多少狂って興奮してしまっても仕方がない。
彼は何としてでも、俺を人殺しの首魁にはしないようにすると言った。
しかし彼は、幹部の中でも貴族階級的な問題で発言権がとても小さい。
俺がやるしかないんだ。末端まで権威が行き渡っている俺が。
118@名無しの権兵衛
ん?
119@名無しの権兵衛
どういうこと?
120@名無しの権兵衛
イッチお前何するつもりだ?
121@やらかし啓蒙主義者
最後の講義だ。
内容は、「エコーチェンバー現象」「急進的改革の歴史」「批判的思考法の復習」…このあたりを軸に今我々が行こうとしている道の悍ましさを示し、「どうせ進歩の流れには逆らえないんだからもっと平和的にやっていこう」的な発言で末端の方向性を誘導、黒幕を牽制する。
そして「啓蒙実践会」は解体、ここの活動の履歴とその危険性を俺自ら国王率いる中央議会に報告、最悪処刑もやむなしで革命活動に急ブレーキをかける。
最初に相談と言ったな?あれは嘘だ。
この掲示板で皆と話せたことで、俺の前世の記憶が夢幻じゃないと確信を持てて本当にうれしかった。
俺が科学チートをしたのも、無双したかったからじゃない。現代日本人である俺に、中世の文化と衛生観念は耐えられなかったんだ。
表面的には同じ文明人。同じような思考回路、同じような感覚。でも、神話と科学、文化の根差す根底から完璧に違う。
ハーレムだとか言っている奴は考えてもみてくれ。この世界で神を信じてないって言うのは、社会的立ち位置としては現代日本で言うところの殺人カルト狂いみたいなものなんだ。可愛い女の子、仲のいい友人、果ては家族まで、俺が神を信じてないことがバレたら間違いなく敵になる。一生そのまま、ずっと異常性を抱えてひた隠しに生きなきゃいけないんだ。
短い間だったが、語らせてくれて非常にありがたく思う。最期に同じ文化を共有するお前らと話せて、少し報われた気がした。
お陰で俺も覚悟が決まった。そろそろ講義の時間だ。行ってくる。
122@名無しの権兵衛
お前…死ぬのか?
123@名無しの権兵衛
最期!?
124@名無しの権兵衛
イッチお前自分の首を犠牲に…!?
125@名無しの権兵衛
やめろ やめて
126@名無しの権兵衛
言われてみれば文明レベルが過去のところに転生するのは衛生面とか生理的にきついのはわかる。でも死ぬのは無いだろ…
127@名無しの権兵衛
>>126信仰の自由も何もないもんな。異教徒なんだから魔女狩りとかあるだろうし。
128@名無しの権兵衛
そうか…イッチはずっと孤独やったんか…
129@名無しの権兵衛
>>128まあ孤独ともおさらばなんやけどな。最後に報われたって言ってるし、いきなりチートもナシに転生したにしては十分よくやった方やろ。
130@名無しの権兵衛
>>129嫌や!イッチは幼馴染ヒロインと幸せになるんや!
131@名無しの権兵衛
>>130お前絶対>>48やろ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
159@名無しの権兵衛
保守 イッチ帰ってこないな…
160@名無しの権兵衛
帰ってこないやろ お前ら何日も保守ってるけど意味ないからやめとけ
161@やらかし啓蒙主義者
すまん。あれだけ言っておいて生存ルート入った…
詳細は追って伝える
162@名無しの権兵衛
イッチ!!
163@名無しの権兵衛
イッチ!?首繋がったんかお前!!?
164@名無しの権兵衛
帰って来た!!
165@名無しの権兵衛
イッチお前何しれっと帰ってきてんだバカヤロー!!(号泣)
166@名無しの権兵衛
全裸待機
167@名無しの権兵衛
今北産業
168@名無しの権兵衛
>>167
急進派のテロ組織に担ぎ上げられた
自分の首を犠牲に組織を解散しに行った
なんか帰って来た
169@やらかし啓蒙主義者
纏め終わった。俺の首がつながった経緯を明かそう…
最後の講義が終わって直ぐ、領主の息子から話があるって呼ばれまして。
なんだろうかと思って行ってみれば、どうやら俺がやろうとしていることを察して、俺の首も飛ばず関係各所ともなるべく角が立たない方法を探っていたとのこと。
穏便な方向への誘導ならびに「啓蒙実践会」解散までは予定通り。その後俺がテロリストのトップとして名簿を持って自首しに行くのではなく、そもそもテロなんて計画してませんよ?という方向に持っていこうと思ったそうな。
「そもそもお前が自首しにいったら、監督責任で父上にも飛び火するだろうが」
冷たい目で睨まれ、縮こまって己の浅慮を詫びた。
テロ計画を無かったことにするのは流石に無理がある、皆さんそう思ったかもしれない。だが思い出してほしい。実際のところテロリズムに走っていたとはいえ、計画段階で止めたので未遂ではある。なおかつ割と色々な発明をしては公開を繰り返しているので、周囲からの俺個人への心象はさほど悪くないのだ。
170@名無しの権兵衛
言われてみりゃ領主家も危ないところだったな
171@名無しの権兵衛
そんな何もなかったことになんてできるものなんやろか…
172@名無しの権兵衛
確かにテロも計画段階だったしな、まだイッチは犯罪者じゃない
173@名無しの権兵衛
領主息子が何とかしてくれた感じか?
174@やらかし啓蒙主義者
そもそも「間違いを認めて改善する」という思想自体は現体制とさほど矛盾しない。解明した真実が宗教勢力の定説と矛盾したなら、人間が解釈した定説が間違っていたと修正されるだけのこと。俺が何を言っても、神の絶対性はどうとでも保てるのだ。
だが、積み上げた功績だけでは完璧にシロを出せない。何か決定打はないかと、関係各所に駆けずり回って情報をかき集めたところ…
「お前、『恩恵』を受け取れるんだってな」
情報源は「故郷の恋人」。多分幼馴染のことだろうが、そんなこと訂正している場合じゃなかった。
完全に死んだと思った。神秘のヴェールを暴いただなんてバレたら異端審問待ったなしに決まってる。
「お前さぁ…何で黙ってたんだよ…そんなことできるんだったらさぁ……」
175@名無しの権兵衛
幼馴染ヒロイン!?!?!?!?
176@名無しの権兵衛
まさかの>>48復権で草
177@名無しの権兵衛
マジかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
178@名無しの権兵衛
で、恩恵使えるのバレたわけだけど。どう巻き返すんだろうか
179@名無しの権兵衛
根本思想が中立的だったのが功を奏したな
180@名無しの権兵衛
なんか割とスレスレでライン超えてなかったんやな。恩恵以外は。
181@やらかし啓蒙主義者
「……上手い事やったら教会とのコネにめちゃくちゃ活用できたじゃん!なんっでそんなすげぇ聖人エピソード黙ってたんだよ…!」
…あの日彼女が言っていた『まるでお話に出てくる神様の遣いみたい!』という感想は、意外と信用できるものだった。まぁ、あのタイミングでは流石に秘密にしてよかったと思うけど。
というわけで。地元教会や上部組織の口裏合わせの下、俺は“幼少期に教会で『恩恵』を修めていた”ことになった。なんでも出自が集会において誤魔化されていたおかげで隠蔽工作が楽に済んだとか。これによって「幼少期ですら恩恵を受け取れる人間がテロなんてする筈ないだろいい加減にしろ!」と言い張れる、らしい。
あとはここにサインをすれば、文書の偽造が完了する。そう言って差し出された誓約書とペンを持って、俺は話の途中から浮かんでいた疑問を吐き出した。
訳がわからない。そこまで調べたなら、俺が恩恵を見様見真似で習得し、あまつさえ改善という神の完全性への否定になりかねないことすらしている異常者だと知っているはずだ。なにより農奴生まれでそんな発想が出てくる時点で気色悪いだろう。さっさと異端として突き出せば背負うリスクも少なかっただろうに、どうして俺なんかの為にここまでしたのか。
182@名無しの権兵衛
そwっwちwかwよwwwwwwwwww
183@名無しの権兵衛
領主息子だいぶ図太いな?
184@名無しの権兵衛
>>183そうでもなきゃ貴族社会なんてやってけないんやろな
185@名無しの権兵衛
そこが大丈夫なら割と前提からひっくり返ったな
186@名無しの権兵衛
あーでも改善の部分は割とグレーなんやな。いやイッチの言うことだからまだ世間一般と認識がズレてるかもしれんけど。
187@名無しの権兵衛
お前それは…家族だからやろ…六歳の頃からずっと一緒に暮らしてきたんだから…
188@名無しの権兵衛
握りつぶせるのか。権力最高!
189@やらかし啓蒙主義者
思わず口をついた品のない農民言葉に、困ったように苦笑いして彼は答える。
「…勘違いしているようだが、お前はお前が思ってるより評価されている。『恩恵』の話を抜きにしてなお、利用価値が有り余る。確かに切り捨てればある程度の傷で確実に存続できる。だが助けた方がメリットが大きかった。…というのが、後付けの理屈。本音を言うとだな、あー…」
照れくさそうに逡巡して、目も合わせずにこう続けた。
「…お前は家族ではないが、間違いなく我が家の仲間だ。そんな仲間が助けも求めず独りで地獄に向かうのは気分が悪いし、なにより貴族として屈辱的だ。依頼や許可の申請ばかりでなく、もっと周りを頼ってくれ」
190@名無しの権兵衛
領主息子おまえ…(涙ダバー)
191@名無しの権兵衛
見直したぞ!それでこそ漢や!
192@名無しの権兵衛
ツンデレ貴族息子とか最高か?
193@名無しの権兵衛
>>193「か、勘違いしないでよね!あんたにはあんたが思ってるより利用価値があるんだから!!」
194@名無しの権兵衛
>>193草
195@名無しの権兵衛
>>193デレてなくて草。いやある意味デレてるんだが
196@やらかし啓蒙主義者
「あと。よしんばお前が心の奥底で神を疑っていても、お前の人格はそこらの聖職者と比べても遜色ないって知ってるから、あんまり気にするんじゃない。…というか、神を蔑ろに考えているとしたらその善性はなんだ?やっぱり生まれながらの聖人か?」
…利益が引き換えに出せなければ、誰も動いてくれないと思っていた。その点において俺はどうしようもなく個人主義社会の人だった。
けれど俺は、周りから見れば間違いなく仲間だったらしい。『恩恵』のことがバレても多少大目に見られるほどに。
独りじゃなかった。
…あと信仰はこの世界でも案外緩かった。
ありったけの感謝を領主の息子に伝えた。尽力してくれたこと、そしてこんな俺を仲間と言ってくれたことを。
領主の息子は、「おいおい、そういうときは僕じゃなくて、この運命を定めてくれた神様に感謝しなきゃ」と笑った。今までの俺だったら理解できないと一蹴していただろう。
もしかしたら神様っているのかもしれない。ちょっとだけ、この世界に馴染めた気がした。
197@名無しの権兵衛
信仰緩くて草。そこまで変わらんもんなんやな
198@名無しの権兵衛
神は居る、そう思った
199@名無しの権兵衛
ええ話や…
200@名無しの権兵衛
そんなこんなで首がつながって教会側とのコネクションが手に入って、聖職者としても認識され始めてもうなんかよくわからん。多分すぐに死ぬことはないと思うけど暫く大人しくしたい。
遺書書いといて戻ってきたの割と恥ずかしいけど、今後とも時々遊びに来るだろうからよろしく!
201@名無しの権兵衛
乙!よくやったイッチ!
202@名無しの権兵衛
乙やで!色々疲れただろうししっかり休んでや!
203@名無しの権兵衛
お前幼馴染ヒロイン無下にしたら殺すからな
204@名無しの権兵衛
そうか…この腹を割ったやり取りを通して孤独から解放されたと考えると感慨深いな
205@名無しの権兵衛
>>203幼馴染過激派www
206@名無しの権兵衛
>>203こいつのがテロリストだろ
207@名無しの権兵衛
こんなとこでよければいつでも待ってるでイッチ
208@名無しの権兵衛
今世での仲間も大事にしろよ。あとまた厄介毎に巻き込まれないように気をつけとけよな!
209@名無しの権兵衛
俺らも家族を大事にしないとな。
210@名無しの権兵衛
>>209親の脛齧って生きてるくせに何をほざいているやらw




