姉弟最大の理解者
── 9月6日 22時00分 橘柊和 ──
護が文化祭当日の出来事を教えてくれた。
詳細に当時のことを語る護の話を聞いて、私は当時のことをなぞるように確認していく。
というか、そこまで細かく語られると……。
──さすがにめちゃくちゃ思い当たる……っ!
ああ、なんでだろ、めっちゃ忘れてた……!
そうだ、そうだよ、私、護の言葉でいよいよ我慢できなくなって人前で、あ、あんな醜態を……。
おわああああああああああああああ‼
なんか最近恥ずかしい思いしてばっかり!
なんで私ばっかり!
「……姉さん? 大丈夫?」
私がソファに顔を突っ込んで悶えていると護が覗いてきた。
赤くなってるのに気づかれたくなくて、耳まで覆う。
「だぁいじょぶぅぅぅぶぶぶぶ」
ソファに口が塞がれて声がくぐもる。
「全然そうは見えないけど……思い出せたの?」
「ん……護が言ってるところはほぼ完ぺきに……」
だけど護の話は東雲さんと色々あった後にあった話だ。その前の、肝心の東雲さんが出てくるところはまだ薄ぼんやりとしか……。
とはいえ、多分こうなったら思い出すのも時間の問題だ。
『──あたしもお姉さんに先輩っていうの、楽しみにしてます!』
薄ぼんやりながら、しかし徐々に色を取り戻していく記憶。
……億劫だ。
もし、今の予感が正しいのなら、私はあの子にひどいことをしてしまったのかもしれない。
それからしばらくは、ソファにうつ伏せのまましばらく考え事に耽っていた。
──…………。
自分の部屋の椅子につき、背もたれに体重を掛けながら天井をボーっと眺めていた。
護との話が終わってから、風呂に入り、歯を磨き、仕事も一通り片付いていて、もう寝るだけになった、いつもなら。
しかし、寝るのが大好きな私が、睡眠を我慢してでもしておきたいことがあった。
「…………」
明かりのついた部屋で、けれど私の手元のスマホは自ら光源となり存在を主張している。
その画面には私が知りえる全ての連絡先が表示されている。
といっても、メッセージアプリでもないただの連絡先だと、せいぜい護をはじめ、ほんの数人しか登録されていない。
その中の貴重な一人に電話を掛けてみることにした。
こんな遅い時間に迷惑だろうと本当なら思うところだけど、あの人に対しては杞憂で済む。
時差があるから。
──プルルルル、プルルルル。
電話のコール音を二度ほど耳にして、声が聞こえてくる。
「……もしも~し、柊和ぃ~? 一週間ぶりじゃん! どした~?」
「こんばんは、飛鳥さん、元気だった?」
「うん! こっちは全然元気だよ! 仕事楽しいし! ただ二人に会えなくって寂しいけどね~!」
電話からは愉快そうな笑い声が聞こえてくる。
──電話の相手は橘飛鳥、現在ヨーロッパまで海外出張中で私たちの保護者になってくれた叔母、その人だった。
「柊和のほうから連絡くるなんて久しぶりじゃない? なんかあったかぁ~?」
「あったよ」
「え、マジ? なに? 護と喧嘩でもした?」
「いや、喧嘩とかじゃないんだけど」
「じゃあなに? 逆とか? 『姉弟でイクとこイっちゃいました!』的な?」
「もっとない」
「え~、つまんな~い! 最初は仲良すぎて心配してたのに、期待裏切られるわぁ」
「心配してたなら裏切ってることにはならないでしょうに」
詩葉先輩も大概だけど、飛鳥さんの方が直接的で下品ないじり方をしてくる。
あしらい方に慣れたからか、詩葉先輩のちょっかいに比べれば楽ではあるけれど、この人一応私たちの叔母で保護者のはずじゃなかっただろうか?
「ただ、報告した方がいいなと思ったのと、相談……みたいな」
「……ええ? 相談? 柊和が? アタシに?」
私の相談されるなんてよっぽど慣れないシチュエーションだったみたいで、飛鳥さんは事細かに確認をとってくる。
親同然の飛鳥さんに相談だなんて、もちかけた時点で多少照れはあったけど、確認されるとそれも大きくなってくる。
「……うん、相談……二つ」
「二つも⁉ 乗る乗る乗る! 絶対乗るって‼ 柊和が相談とか逆ならともかく滅多にないし!」
ああ、護とテンションは違うけど、こんなにもってくらい全力で頼らせてくれるところは一緒だ。
護と重なって聞こえた、流石叔母と甥。
「で、何があったん? 柊和がアタシに相談したいこととか超気になるし!」
「そうだね、相談の前に報告を先にしときます」
そして、飛鳥さんにここ二日のあった出来事を報告する。
私が生徒会長になること、護が役員として協力してくれること。そして生徒会の件を通して期待している護の変化まで。
「はぁ~……柊和が生徒会長ねえ? なんか、スゴイ絵になりそうじゃない? 史上最高の生徒会長様爆誕でしょ」
「言い過ぎ。私でそんな調子なら今の生徒会長なんてとんでもない評価になっちゃうからね?」
詩葉先輩なら史上最高でも納得できるけど。
「いや柊和よりハイスぺな生徒会長とか想像つかね~。なに? 空でも飛べんの?」
「わかんない。飛んでるとこみたことないから」
「イヤ普通飛べないって……。検討する余地あんのかよ……」
なんか平然と空飛びながら挨拶してくるとか、そういう超常的なイメージがあの人なら容易にできる。
少なくとも心を読む能力くらいはもってるかもしれない。
「えーっと? それで、護も役員に、ねえ……。まあ、柊和と護なら納得……かぁ……?」
飛鳥さんの声に意識が会話へと引っ張られる。
飛鳥さんは、あからさまに苦い口調だった。
「なに、何か言いたいことでも?」
「いや、姉が生徒会長になったからって弟も役員になるとか、普通あんま無いっつうか、ちょっと仲良過ぎっつうか……元から知ってたけど」
まあ私も聞いたことはないけど、別にありえなくない話ではないんじゃないだろうか……。ありえないのかな?
詩葉先輩に続いて飛鳥さんにまでそう心配されると、さすがに不安になってくる。
「いや、だからそれは、理由も話したでしょ?」
「新しい環境に護も巻き込んで、ね」
そうやって護の抱える傷も何とか解消できれば……。
「……正直、それが良いのか悪いのか、アタシにもわかんないかな」
その一言は、明るい性格の飛鳥さんには似合わない雰囲気が漂っている。
「……やっぱり?」
「今の環境があの子にとってどんだけ重要で、しかもそれがどんだけ壊れやすいものかなんて柊和も分かってるでしょ?」
「それは……うん」
こんな口調ではあったけど、その声色からは責める意思が全く感じられなかった。
「もし今、護が柊和にさらに負い目を感じるようなことになったらちょっとやばいかもね。案外平気な未来もあるかもだけど、多分そうはなんないよ。今以上の荷物は、あの子にはちょっと重たすぎるんじゃないかな」
「………………」
負い目……それも、私への。
それこそがあの子を縛り続ける鎖であり、護の身を滅ぼしかねない未だ膿み続ける傷痕。
ほとんど私と二人きりの今の環境は、護にとって応急処置にはなっても、根治に至るための薬にはなっていない。
それは、護が時々見せるなにかに怯えた態度でわかる。
例えば、昨日の家事の話の時のような。
治療には多少の荒療治も仕方なしとは思っていたけど、いきなり生徒会だなんて、やっぱり駄目だったんだろうか。
「私、ちょっと急ぎすぎたのかな……護にとって駄目なことしちゃったのかな……」
「それもどうだろ? さっき言ったでしょ? 良いのか悪いのか分かんないって」
先ほどまでの固い声が、ぱっと聞き馴染んだ明るいものに変わる。
「柊和はさ、どんなことになっても護のことであきらめたりしないでしょ?」
「……うん」
「散々脅しておいてなんだけどさ、なら多少つまづいたって最後はめでたしめでたしで終わるっしょ? お互いが納得するまで終わんないんだからさぁ」
飛鳥さんは何にも心配事はないと言い切った。
なんて荒っぽい力任せな考えだろうと思う。
けどその荒っぽさが、今の私にはなによりも力強く感じる。
「なんていうのかなぁ。アタシから見るとあんたたちってさ、お互い歩み寄ろうとして、いつの間にかすれ違ったのにも気づかないで、相手がいた方向へいた方向へって前に進んじゃって。すれ違ったって気づいたときには前と同じくらい距離が離れてる……みたいな。そういうもどかしいすれ違いをいつまでもしてるように見える」
グサッときた。
飛鳥さんの抽象的なイメージは、けれども何よりも私に刺さるイメージで。
「それは……めちゃくちゃ、思い当たるかも……」
「見てる分には面白いからいいんだけどさ。二人とも、何度も同じことしてんだからいい加減そういうの気を付けなって」
「そうはいっても……どうしたらいいのかわかんない」
「それもさ~? 結構簡単な話だと思うけど?」
私が弱音を吐くと、飛鳥さんからあっさりとした言葉が返ってきた。
「え?」
「どっちも、自分のこともっと大切にすればいいんじゃない?」
そしてそれは、意外な提案で。
「自分を? 護をじゃなくて?」
「それはもうこれ以上ないくらい思いやってるじゃん、二人とも。だからこそでしょ? 柊和だって護が自分のことに無頓着だから生徒会に護を入れたんでしょ?」
飛鳥さんが主張するのはぐうの音も出ない正論だった。
「周りの人間がどれだけ気を揉んだって、本人が自分を傷つけるんじゃ意味ないんだからさ。まずは自分のことを大切にしないと。話になんないって」
「でも……私が気を付けたとしても、護も自分を大切にしてくれるように思えなくって……」
「あ~ね……それは、わかるかも……」
私が心配を口にすれば、それまでずっと自分のペースで話していた飛鳥さんに曇りが見え始めた。
「アタシ昔……つってもアタシ達が三人で暮らし始めたころの話ね? 護があまりにも家事とか頑張るもんだから、なんでそんなに頑張んのかって聞いたことあったんだけどさ……」
当時の護はまだ小学生で、最初は私に引っ付いて家事の手伝いとかしてたぐらいだったのに、次第にいろんな家事に手を出し始め、気づいたときにはほぼ全て自分でやるようになってしまっていた。
当初は私と一緒に家事を頑張る護も健気だと可愛く思っていたけど、今思えば、それも護の負った負い目と心に刻まれた傷の表れだったのかもしれない。
そしてその疑念も飛鳥さんによって裏付けられることになる。
「僕にはこれしかできないからって。お姉ちゃんは僕のために沢山のことをしてくれたのに、僕は何も返せないって。お父さんと約束したのに守られてばかりで、お姉ちゃんにもいつか嫌われちゃうかもしれないからって」
その思い出は飛鳥さんの胸にくるものがあったようで、最後の方は声が震えていたように聞こえた。
それは私にもわかる気持ちだ。
でも……。
「……私が、護を嫌いに?」
話の最初の部分は理解できた。
護は自分に対しては厳しいところがあるし、気にしてたのは納得できる。
でもそれはおろか、私が護を嫌いにだなんてそんなこと、ありえない発想だったから、私には予想すらできなかった。
「なにそれ? そんなことあるわけないのに……!」
「護が傷ついてるのはわかってたし、なんでそうなったのかってのも、アタシ達は理解してるつもりだったけどさ……。もしかしたら、ずっと一緒にいても、まだわかってないことがあんのかもね……」
「そんな……」
護の抱える傷の根の深さを改めて想うと、どんどん気持ちが沈んでいく。
私は、空いている左手で、自分の頬の傷を擦った。
——これだけじゃ……ないってこと?
「……もしそうなら、やっぱり多少のリスク覚悟で前に進んだのは良かったんじゃね? これまで通りがずっと続いてても、現状維持以外の何にもなんなかったんだし、護がつらいならなんとかしてやりたいもんね……!」
「……うん、そう。そうだね……!」
「アタシもなんかあったらそっちまですっ飛んで帰るから! だからいつでも頼ってくれていいし!」
飛鳥さんの前向きな考え方と力強い言葉に引っ張られて、私も沈んでいた気持ちを何とか持ち直すことに成功した。
本当に、この人はいつだって頼りになる。
面と向かっては、恥ずかしくてなかなかいえないけど。
「……ま、私がその件で言えんのはこれぐらい」
「ありがとう、飛鳥さんに相談して良かった」
「へへ。そう? 役に立ったんなら、嬉しいんだけど。ってか、あれ? も一つ相談あるんじゃなかったっけ?」
そうだ、私を比較的昔から知っている飛鳥さんに相談したいことがあったんだった。
「あ、うん……」
「なになになに? 聞かせてみてよ!」
「その、生徒会のことと比べたらしょうもないことなんだけど……」
「そんなん全然いいって! 言ってみ?」
「私、記憶喪失になってたかも……」
電波が悪くて聞こえなかったのか、返事が返ってこなかった。
「お~い? 飛鳥さん?」
「…………ん?」
「あ、聞こえてた?」
「聞こえてるけど……記憶喪失って、なんでまた?」
怪訝な態度をみせる飛鳥さんに、去年の文化祭の日にあった記憶を丸々一日分忘れていたことを説明する。
すると飛鳥さんは、何かピンと来たようだった。
「……柊和さ、護となんかあったっしょ?」
「……なんかって? どうして急に?」
「柊和がモノを忘れる時って、大概恥ずかしい思いか苦い思いしたときなんだよね」
そんな飛鳥さんの指摘は、私には全く心当たりのないものだった。
でも、文化祭の日は確かに悶える程度には恥ずかしい思い出があったのも事実なのでそんなわけないと一笑に付すことができなかった。
「え……うそでしょ? 私全然覚えてないんだけど」
「だから、忘れてんでしょ?」
「……今までにもそんなことあったの? 例えば?」
「そだね……例えばアタシと柊和と護の三人で出かけて、柊和がはしゃいでずっこけた時とか、次の日に怪我の具合聞いたらこけたことすらすっかり忘れてたし、他にも、柊和がうっかり護の入ってる風呂に裸で突っ込んでった時、柊和のお気に入りの服に泥が飛んできてダメになっちゃった時、アタシのことお母さんって呼んだ時……」
私はたまらず悲鳴をあげた。
「嘘でしょ⁉ お母さんとか……ていうか裸とか⁉」
「ホントあったって、つかまだまだあるし」
それからしばらく飛鳥さんは私の本当にあるかどうかも定かではない恥ずかしい思い出をいくつか挙げていく。
ナニ……?
そのエピソード……?
何一つ覚えてないんですけど……。
お願いだから何かの間違いであってほしいぃ……。
「ハズイこととかイヤなこととか、寝る時まで引きずってると大概翌日にはすっきり忘れてたと思う……。アタシだったらそんな器用な真似できないけど……まあ、柊和だしね」
「そんなことありえるの? ホントに……?」
我ながら信じがたい。私だからとかそんな理由で……。そんな都合のいい体のしくみしてるといよいよ怖くなってきた……。
一体全体、どんなびっくり人間だ。
「つっても、柊和以外にも時々そういう人いるし、特別やばいってことはないんじゃね?」
そうなんだ……なら文化祭の日も、恥ずかしかったから寝て勝手に整理されたのかも……。
「でも、護はそんなこと全然教えてくれなかったのに……」
「まあ、忘れるのは恥ずかしいことと嫌なことだけだからさ? 忘れたい事しか忘れないんだし、遠慮したとか?」
「それ、護ならありえそう……」
変な気を遣うのは護の良くないところだ。
昨日もそれで護に恥ずかしいところを見られたあとに変に恥をかいたし。
「ああ、でもでも! 忘れちゃダメそうなことまで忘れたりとかはなかったかも! 護と喧嘩したときとか、誰かに迷惑かけちゃったときとか、そういうのは後悔しててもちゃんと覚えてたし、大丈夫じゃん?」
「まあ、今回は忘れちゃダメなことも忘れてたみたいなんだけど……」
「そうなん? でも思い出せたなら大丈夫だって!」
まだ全部思い出せてない……。
でも、多分東雲さんのことまで忘れてたのは、そのあとにあったことがあまりにも恥ずかしくて、その日一日の記憶に蓋をしてたからであって、東雲さん自体が悪い思い出だったわけではない。
それに、大丈夫かどうかは、東雲さんの……あの子の判断することだ。
「まあ、学校の事ならムネも居るしさ、なにかあったらあいつも頼るといいよ、アタシからも改めて言っておくからさ」
「ありがとう、そうさせてもらうね」
「……ホントはさ? アタシがもっと力になれればよかったんだけどね、ごめんね、柊和、護もさ」
「……もう」
そして口を開いて出てきたのはそんな一言だった。
「まだ私たちを置いて仕事で海外に~とか気にしてるの? 飛鳥さんの背中押したのは私達なんだよ?」
飛鳥さんの仕事は世界中を飛び回るのが当たり前の仕事だった。その仕事は昔からの夢だったらしくて、相当に努力してやっとの思いで叶えたんだと、昔お父さんが話していたのを覚えている。
「でも、今みたいにね? 二人の大事な時に近くで支えてあげらんないのはさ、正直、堪えんだよね……」
当時まだ中学生と小学生だった私達のために、仕事を放り出して面倒をみてくれた飛鳥さんだったけど、いつまでも休職してるわけにもいかなくて。
当時家事をしていたのはほとんど私と護だったし、まだまだ未熟だったけど、私たちの事は気にせず仕事に戻ってほしいと背を押した。
「私と護が今でも問題なく一緒に暮らせてるのは、飛鳥さんが面倒見てくれたからだよ。今だって、飛鳥さんの支えがあって私達は救われてる」
お父さんが亡くなって、その後母もああなって、無力な私たちにはどうすることもできなかったあの時に、自分の身を削ってまで私たちを救ってくれたのは飛鳥さんだった。
「…………だから……その……あの……」
「?」
ああ、なんで素直になるのがこんなに難しいのだろう。
やっぱり、大人びて見えるって周りが持ち上げてくれて認識がおかしかったけど。
しょせんまだまだ私は高校生にすぎないんだなと思いなおす。
「あの、その…………いつもありがと、飛鳥さん……」
「…………‼」
親同然の人に感謝の言葉を伝えるのがこんなにも照れ臭く感じられてしょうがないんだから。
「うあぁ~~~‼ 柊和ぃ~‼ もう今すぐ仕事切り上げて家帰るし~! そんでめちゃめちゃ抱きしめる~~‼」
「えぇ⁉ ……っふふ、もう、飛鳥さんはしょうがないなぁ。……うん、そうだね。 私も飛鳥さんに会いたいから早く仕事切り上げて帰ってきてよ。護と二人でご飯用意して待ってるから」
「分かったぁ! アタシ超仕事頑張るから!」
それからしばらくの間、飛鳥さんとの会話に夢中になってしまい、飛鳥さんの仕事の休憩ギリギリまで話続けた。
飛鳥さんと話していると、重たい話をして疲れていたはずだったのに、私の心は随分と軽くなっているようだった。




