生放送1
年長組高校三年生の夏。
※《》コメント
()状況説明
(♪軽快なBGM♪)
(ラップ)
さっと「今日もはじまるうっざい放送♪」
わっふ「近所迷惑苦情が殺到?♪」
すー「いえいえおおらか田舎の環境♪」
かなな「日ごろの疲れに理想の相棒♪」
おーたん「やりたい放題イヤホン推奨♪」
ひろりん「抱腹絶倒 Are you ready?♪ せーのっ!」
全員「だんち〜ず☆」
《おお!/全員おりゅ/わこつ》
(♪RPGの最初の町で流れてそうな曲♪)
ひろりん「初めましての方は初めまして! 常連さん、ちーっす!」
(ちーっす弾幕)
さっと「爽快だな。」
かなな「回を重ねるごとにコメント増えてるよね。嬉しいねっ。」
ひろりん「ほんとな。視聴者さん、いつもありがとうございます!」
さっと「まずは恒例自己紹介。今日はだんち〜ず☆組長さっと、」
ひろりん「イケメン担当ひろりん、」
おーたん「家庭科担当おーたん、」
すー「最年少すー、」
わっふ「外住まい組寺生まれわっふ、」
かなな「同じく外住まい組レアキャラかなな……の、6人でお送りしますっ。」
《かななあああああ!/おーたあああああん!》
おーたん・かなな「はあいっ。」
すー「大人気だなあ。」
ひろりん「ほんとにな。別にこれっぽっちもうらやましくないけど。全くほんとに一切うらやましくないけど。」
さっと「はい、自称イケメンが醜い嫉妬を露わにしてますが……」
ひろりん「辛辣が過ぎる。」
さっと「『だんち〜ず☆』は毎週火曜夜9時から1時間、みなさんにものすごくどうでもいい情報と、ほんの少しの元気を送っている生主6人組です。」
すー「トレードマークは縁日のお面。全員幼馴染なので、常にやりたい放題。」
わっふ「ちなみにグループ名の由来は6人中4人が、団地住まいだから。」
おーたん「わかりやすいね!」
すー「……で。テンプレが終わったところで、さっと、今日はなにすんの?」
さっと「いやもう、6人揃ったらあれだろ。」
《3ヶ月ぶりくらいじゃないか/待ってました》
かなな「私放送出るたびにやってる気がするな。」
わっふ「まあ、このコーナー自体がかなな待ちの、ところあるからな。」
さっと「一切打合せしてないけど、ま、自明だな。ひろりん、コール任せる。」
ひろりん「おっけー。では、こほん。」
ひろりん「だんち〜ず☆の秘密を暴け! 集合恒例質問コーナー!!」
(♪ゲームの戦闘シーンっぽい曲♪)
おーたん「いえーいっ!」
さっと「初見さんもいるだろうから説明すると、だんち〜ず☆ってまあ全員学生だし部活とかもあって、なかなか全員集合できないんですよ。」
すー「特にかなながね。おうちの都合で。」
《女の子だしね/夜の一人歩きは危ない》
わっふ「安心してください。かななを一人歩きなんてさせません。」
おーたん「必ず3人以上で護衛するんで。」
ひろりん「こんなにかわいいんだから放って置いたら百割誘拐されるだろ。」
さっと「夜道に限らず昼間でも護衛する勢い。」
《過保護ww/流石のセコムww/百割てww》
かなな「ありがたいけど昼間は放っておいてほしい。」
すー「マジレスは笑う。」
(♪猫ふんじゃった♪)
さっと「……さて、話逸れたけど、コメント拾って質問に答えていくんで、何かあればみなさん、どんどんコメントください!」
ひろりん「……おっ早速来てる。いつもの自己紹介順で質問拾うか。」
さっと「じゃあ俺からだな。」
かなな「なんか久しぶりで楽しみだなあ。」
すー「たまにえげつない質問来るけどな。わっふとかそういうのばっか拾うし。」
わっふ「振りか?」
すー「違う。」
《食い気味だったな今の「違う」ww/わっふの番楽しみwwww》
さっと「じゃあ初めはこれにしよう。『だんち〜ず☆のお面って、それぞれ意味あってつけてるの?』」
ひろりん「お面かあ。」
かなな「そういえばもうずっとこれ固定だね。」
わっふ「初回に選んで以来だから……1年半?」
すー「さっとだけ割れて変えたよね、確か。」
さっと「そうそう。壊れて換えたんだよな。最初に着けてた仮面レンジャーパイロープもうなくて、この仮面レンジャースピネルになった。」
ひろりん「さっとは昔から仮面レンジャー好きだよな。」
さっと「好きだなあ。昔はかっこいいから好きって感じだったけど、今はストーリーが深くて好き。それでお面も仮面レンジャー選んだって感じかな。」
かなな「泣けるよね仮面レンジャー……スピネルも好きだったし、今やってるラリマールも好きだよ、私。」
《かななニチアサみるんか/かななのお面もニチアサだよね》
かなな「うん、ニチアサ好きだよー。このお面は『ピュアマジョはいぱー♡』のオトモンスター、シェラちゃん。」
おーたん「ピュアマジョシリーズ懐かしいなあ。小学生まで見てた。」
かなな「まだやってるんだよ。今は『ピュアマジョ♡フルパワーストーム!』。」
ひろりん「長いなタイトル。でもかななってそんなにピュアマジョ好きだっけか?」
かなな「ううん、ちっちゃい頃からどっちかというと仮面レンジャー目当てでニチアサ見てたし、今もそう。でもピュアマジョのオトモンスターはみんな可愛いから、高校生にもなってついグッズとか買っちゃうんだよね……」
すー「それでお面もそれにしたんだ?」
かなな「うん。」
《かわいすぎか/かなな自身がオトモンスター連れてても違和感ないわ》
かなな「あは、魔法少女になるには大きくなりすぎちゃったよー。」
おーたん「ピュアマジョは無印以外中学生だもんねえ。」
すー「そういう問題か……?」
ひろりん「すーは? なんでそれなの、お面。」
すー「ん、これ? ぶただから。」
わっふ「あー。そういやぶた好きよな、すー。」
さっと「確かに。忘れてたけど昔、ずっとぶたのぬいぐるみ抱えて歩いてたな。」
《なにそれかわいい!/ぬいぐるみとすー結びつかん》
すー「3歳くらいの頃の話ですからね? まあぶた好きのきっかけはそのぬいぐるみで間違いないけど。」
おーたん「言われてみると、すーの部屋確かにぶたさんグッズ多いかも。」
すー「なんか見かけるとつい買っちゃうんだよね。このお面に関してもぶただから選んだだけで、視聴者さんから教えてもらうまで何のキャラか知らなかったって言う。」
さっと「どっかのテレビ局のゆるキャラだったよな? うちらの地域じゃ見られないとこ。」
すー「そう。ローカル局TBUの『てぃーぶー』くん。食いしん坊の男の子。パパママ妹と四人家族で、頭に乗ってるカップに入ってるのは紅茶。渋くてそのままじゃ飲めないからいつもお砂糖たくさん入れて飲んでる。」
かなな「詳しくなってる……!」
すー「さすがに調べた。お世話になってるから。」
ひろりん「真面目か。」
《毎日夕方の情報番組でてぃーぶーくんテレビに映るたびにすーくん思い出すよ!》
すー「えっ毎日思い出してくれてる方がいらっしゃる! 嬉しいな。ありがとうございますっ。」
ひろりん「てぃーぶーくんはかわいいけど、このお面の悲しいところは目じゃないとこに目の穴あいてるとこだよな……」
すー「仕方ないだろ目が下すぎるんだから……てかそれ言い出したら他もそうじゃん。」
《目の位置に穴開けたら顔ほぼ出るなw/お面の意味ww》
わっふ「そういやひろりんは何でそれなんだ? MKマン、別にそんな好きって訳でもないだろ?」
ひろりん「俺の場合はまじの直感だからエピソードも何も無いぞ。」
さっと「その場でテキトーに取った的な?」
ひろりん「そう。」
おーたん「ツマンネ。」
《おーたんww/でももうMKマンといえばひろりんよな/偶然手に取ったものが代名詞になるってなんかいいな/エモい》
ひろりん「ほら! 視聴者さんはエモいって! てか、そういうおーたんはどうなんだよ。」
おーたん「僕は普通にテディベア好きだからだよ。」
わっふ「テディベア? 持ってるイメージ無いけど。」
《イメージないのか/似合う納得って気持ちなんだが/おーたんといえばくまちゃんってかんじ》
すー「お面の刷り込みですね完全に。少なくとも俺おーたんの部屋でテディベアは見た事ないな。」
おーたん「あ、確かに部屋にはないかも。テディベアは特に、作るそばからもらい手つくんだよね。」
さっと「好きって作るほうかよ。」
おーたん「うん。工程多いし大変だし思った通りのお顔に全然ならないんだけど……それがまた味になってかわいいんだよねえ。」
《流石の家庭科担当/いやテディベアは難易度高すぎんか/おーたんのテディベア欲しい!》
おーたん「えへへ、需要あるならいつかプレゼント企画やりますね。それまでにたくさん練習しなきゃ。」
わっふ「しかしそのお面は色が、毒々しいよな。」
かなな「SORAベアちゃんだっけ? 万博のキャラクターだよね。」
おーたん「そうそうっ。このお面も公式グッズらしいよ。キャラクター自体は空色のくまちゃんなんだけど……どう考えてもこのお面、色つけミスってるよね。色が濃すぎ。」
《SORAベア検索したけど割と薄い水色だった/どうしてこうなった》
おーたん「まあ、今となってはもう体の一部みたいなもんだし、これはこれでいいかな。」
わっふ「確かにおーたんといえば、その色だなもう。」
さっと「わっふは? なんでそれにしたんだ?」
わっふ「んー、絵面が事故らなそうだったから?」
ひろりん「こいつ、守りに入ってる……!」
《wwww/周りがファンシーすぎて逆に目立ってる可能性》
すー「かなりオーソドックスな狐面だよね。プラ製だけど。」
かなな「可愛い気も怖い気もするお顔。」
さっと「俺はとある事情でただひたすら怖い。」
おーたん「とある事情?」
わっふ「ああ、そういやいわく付き、だったよなコレ。」
かなな「いわくつき?」
《わっふが言うとマジモン感あってこわいんだが/信頼と実績の寺生まれ……/狐面なんかやべーの?》
わっふ「ああいや別にやばくは、無いと思います。やばかったら1年半も身に、つけてない。」
ひろりん「確かに。てかおーたんもかななも知らないっぽいし、俺も知らないなその話?」
すー「俺も聞いたことない。」
さっと「いやな、視聴者さんに説明しとくと、この俺たちのお面って、近くの神社でお祭りあった時に屋台手伝った駄賃がわりという名の元、余り物の処理としてタダで貰ったやつなんですよ。」
すー「こうやってニコ生やるようになったからいいものの、普通使わないからねお面……見事押し付けられた。」
おーたん「あの時なんか変なことあったっけ? 少なくとも僕は恐怖体験とかしてないけど。」
わっふ「いやあの時じゃない。お面選んだ時。」
ひろりん「選んだ時? 全部広げてみんなで吟味したあれ?」
さっと「いや、あの日わっふ来られなかったろ。帰宅部の部活動で遅くなって。」
《帰宅部の部活動ww/パワーワードがすぎるww/遅くまで全力で帰り続けてたんだろ/遅くまで帰り続けるって普段バス通なのに徒歩で帰宅したとかそういう?》
おーたん「あ、帰宅部活動はおーたんが嫌いなものの隠喩だよ。」
《デートか/くそが/爆ぜろ/ギルティ/帰宅部室爆破します》
かなな「いまの言葉だけで理解してくれて即団結するの、視聴者さんみんなおーたんのことわかってるなあって感じで微笑ましいね。」
おーたん「ねっ。」
すー「いや『くそが』とか爆破予告とか流れてたけど微笑ましいか?」
ひろりん「帰宅部の部室ってどこだ……自室?」
わっふ「自室爆破は普通にこまる。」
かなな「でも確かにあの日わっふ来られなかったよね。後日選んだんだ?」
さっと「そうなんだよ。俺ん家来て、広げんのは片付けだるいし、箱にこう、立てて並べて入れてたから、端からめくって見てもらったんだ。」
《結成秘話聞けるのいいな/いや絶対そんなハートフルな話じゃないぞこれ。俺は詳しいんだ……》
わっふ「メンバーが選んだの抜いても20種類、くらいはあったか?」
さっと「あったあった。なんならまだ物置にある。」
おーたん「ねえ待ってわっふ。視聴者さんざわついてるけどこれもしかして怖い話?」
わっふ「そうでもないんじゃないか? ただ一周目ざっと見てピンと来なくて、二周目見たら明らかにさっきまでなかったこの狐面が入ってたよって話。」
おーたん「こわいはなしじゃん!!!!!」
《耳いてえww/金切り声ヤメレ/おーたんのおかげで怖くないありがとうww》
おーたん「どういたしまして!!!!!」
すー「えー……いや信じ難いけど信じるけど……それを選ぶわっふの神経が1番分からない……。」
《すードン引きじゃんww/わっふくんそういうの気持ち悪くないの?》
わっふ「敵意さえ、感じなければ気持ち悪くは、思わないですね。出てきたってことは使って欲しいってことかな、と思ったってのもこれ、選んだ理由。」
さっと「二人きりの物置小屋で淡々とこの話された俺の気持ちわかります?」
《心中お察しします/淡々とってのが余計にな/さっとよく1年半も黙ってたな》
さっと「まあ普通に飯食ったら忘れたよな。」
ひろりん「心臓強……俺なら二日は寝れないわ。」
おーたん「僕放送中わっふのそば寄らないってきめた……。」
わっふ「メンバー内いじめか……だんち〜ず☆のファンやめます。」
すー「当然の反応なんだよなあ……。」
《三者三様ならぬ六者六様だったな/ひろりんのつまんなさと言ったら/それな》
ひろりん「視聴者さんのファンやめます。」
さっと「これもうわかんねえな。」
かなな「……ところで、ひとつの質問にめちゃくちゃ時間使っちゃったね?」
おーたん「うわホントだ30分経ってる。」
《尺計算しないからww/い つ も の/一個の質問で尺半分はやばいw》
さっと「巻きでいくぞ。順番すっ飛ばしてかなな質問拾って。」
すー「今日を逃すと次いつ参加できるかわかんないからね。」
かなな「いいの? じゃあどれにしよっかなあ。」
《かななーー!!/俺の拾ってくれ》
かなな「あ、これさっき話してたやつだ。」
おーたん「どれ?」
かなな「“初見です。わっふくん推せそうな気がして仕方がないのでまずは形から入ろうと思うのですが、ファッションに取り入れられるメンバーカラーなどありますか?”」
わっふ「ありがとうございます。どんどん推してください。」
ひろりん「わっふが憎い。」
すー「素直。」
《初見で読まれるのいいな!/私もメンバーカラーは知りたい!/そもそもそういうのあったか?》
さっと「確かにメンバーカラーはさっきちょうど話してたな。」
おーたん「言及してくれてる視聴者さんもいるけど、そういうのないよねえって話題になったんだよね。大抵のグループに担当カラーってあるし、決めてもいいかもって。」
ひろりん「ちょうどいいし今決めるか。お面の色だと青系に偏るから……普段よく着る服とかでいいんじゃない?」
かなな「じゃあ、私は緑かな。」
すー「俺はオレンジかグレーだけど、ほかの面々着ないのってなるとオレンジかな。」
ひろりん「俺は……白もよく着るけど、すーに則るとピンクかな。」
わっふ「じゃあ、被らなそうな黄色で。」
おーたん「さっとと僕は青が多いよね。」
さっと「まあそうだな。けど俺は赤もよく着るから、青はおーたんでいいんじゃないか?」
おーたん「じゃあ、青もらう!」
《めっちゃ即席で決まってるけどいいのかw/せっかくならなんかカッコいい色名にしようぜ》
かなな「カッコいい色名?」
おーたん「あ、いいかも! 和風のとかさ。あるじゃん、呼び方。」
さっと「なるほど。いいかも。」
ひろりん「じゃあ視聴者さんに付けてもらおう。」
すー「安定の丸投げ。」
わっふ「基本脊髄で会話してるような、生主より視聴者さんの方が数億倍、知識あるからな。」
(中略)
さっと「よし、決定しましたー!」
ひろりん「拍手!」
《8888888/提案したの全部視聴者側なのほんとだんち〜ず☆らしいww》
かなな「まとめると、さっとが『シグナルレッド』、ひろりんが『桜色』、おーたんが『プルシャンブルー』、すーが『バーントシェンナ』、わっふが『梔子色』、かななが『ミントグリーン』です!」
ひろりん「バーントシェンナ、かっこよすぎだろ。」
おーたん「おもわず拾ったよね。そんな色あるんだみたいな。」
すー「俺に似合わなすぎない……? 名前負けだろ完全に。」
さっと「いいんじゃね? すー炎属性っぽいし。」
すー「何そのイメージ。」
わっふ「なんかわかるけどな。さて。」
さっと「だな。そろそろ終わりの時間がやってまいりました!」
(♪蛍の光♪)
ひろりん「結局拾った質問2個だけっていう。」
おーたん「計画性のなさよ。」
さっと「まあ、視聴者さんはもう慣れっこだと思いますので特に反省も後悔もしておりません。」
《まあな/それな/いいなあここの視聴者勢ww/またくるわ》
かなな「それじゃあ今日はこの辺で失礼いたします! お送りしたのはかななと、」
さっと「さっと、」
ひろりん「ひろりん、」
おーたん「おーたん、」
すー「すー、」
わっふ「わっふ。以上、うっぜー生主!」
全員「だんち〜ず☆」
わっふ「でしたっ。なんか俺締めるの久々だな。」
おーたん「確かに!」
(♪明るいBGM♪)