8/18 (速報)
6:18 米国は、パイロット訓練が完了次第、デンマークとオランダからウクライナにF-16戦闘機を送ることを承認-https://twitter.com/clashreport/status/1692284829130260635
7:41 中国恒大集団がNYで連邦破産法15条の適用申請-https://twitter.com/BloombergJapan/status/1692305761353748687 状況次第では中国が大きく動く可能性がある
14:26 モスクワにドローン攻撃-@markito0171(Ij)
18:40 ベルジャンシクで爆発が複数発生している
ルハンシク州内において、ロシア軍の裏動員が活発になっている。州内の国営企業勤務の男性職員は強制徴兵を行っている
-@inunogohan3(Civ)
21:49 トルコのハカン・フィダン外相は来週ウクライナを訪問し、ロシアが保留している穀物取引を活性化するための選択肢を模索する予定-https://twitter.com/clashreport/status/1692519086960365694
小情報
英国国防省
2023年8月15日、ロシア大統領府第1副長官セルゲイ・キリエンコはロシア占領下ウクライナ東部のドネツィクへ出向き、学校を訪問し、同地の学校がロシアの教育制度に組み込まれているかどうかの確認を行った。
ザポリージャ州の占領統治機関には、教育機関を許認可する際の新基準の導入に関する指示がロシアから与えられた。また、ロシア出身のジャーナリストも、被占領地域にある報道機関で雇用されている。
2023年9月1日から、新しいロシア史の教科書がウクライナ被占領地域とロシア連邦全土で支給される予定だ。この教科書では、いわゆる特別軍事作戦が称賛されており、ウクライナは過激派テロ国家として説明されている。
ロシアの意図は、ウクライナの国家としてのアイデンティティを崩していくために、被占領地域においてクレムリン寄りの情報空間をつくり上げることにある。
-https://twitter.com/DefenceHQ/status/1692412578796896399
ISW ウクライナ戦況地図
8月17日、ロシア側情報筋は、ロシア軍がシンキウカ[Synkivka]に向かって前進したと主張した。
-https://twitter.com/TheStudyofWar/status/1692288579681055193 和訳・抜粋@GdPanzergraf(Civ)
ISW ロシアによる攻勢戦役評価“戦争凍結の主張は、ロシアの弱さのあらわれなのか?”
ドネツク人民共和国の軍事指導者で「ヴォストーク」大隊指揮官のアレクサンドル・ホダコフスキーが、現在の戦線での「戦争凍結」を主張しています。この種の発言は、ワグネル反乱以降、ロシア情報空間内で影を潜めていたものです。ISWはこのホダコフスキーのコメントを分析し、そこからさらにウクライナ南部のロシア軍防衛態勢の脆弱性を分析しています。
ホダコフスキーは、短期的にみてロシアがウクライナを軍事的に打倒することはできず、新たな都市占領を容易に行える可能性も低いと指摘しています。そして、戦争凍結という状況下でもロシアはウクライナを十分に弱体化でき、このまま「特別軍事作戦」を継続するよりも、ロシアはウクライナに影響力を及ぼすことできると結論づけています。この戦争凍結論に関しては、クレムリン内部にそれを望む派閥が存在するという主張が、ロシア側情報筋から間欠的にあらわれています。それらの主張によると、その派閥が戦争凍結を求めるのは、戦況への懸念のほかに、国内の政治的安定性への懸念、戦争が及ぼす経済への悪影響への懸念があるとのことです。ホダコフスキーが今回表明した戦争凍結提案は、上述のクレムリン内派閥の意向に沿ったものである可能性があるとISWは指摘しますが、一方でホダコフスキーがクレムリン指導層に及ぼせる影響力は限られていると思われるとも指摘しています。なお、戦争凍結はウクライナの利益にならないというのがISWの見解です。一時的な停戦と長期化する戦争は、ロシアの戦力再建を許すことにつながるのみならず、西側のウクライナ支援の弱体化をロシアが進めていくことも許すことになるからです。
ホダコフスキーの「ヴォストーク」大隊はドネツィク・ザポリージャ州境地域の防衛にあたっており、彼のコメントは8月16日のウクライナ軍によるウロジャイネ解放後に表明されたものです。この2点を踏まえ、ISWは次のように指摘します。それは、ここ最近のウクライナ軍進撃の結果、ウクライナ南部戦線防衛に関するロシア側の自信が大きく失われている可能性があるというものです。ホダコフスキーは8月13日に、新たな作戦に必要なリソースを集積することを目的とした、現在の作戦行動の一時停止を求めています。ホダコフスキーの主張は「作戦行動の一時停止」から「戦争凍結」へとエスカレートしているのですが、それには、ホダコフスキーがウクライナ軍の進撃を直に経験したことと、ウロジャイネを守っていたロシア軍の戦力低下が関係している可能性が高いとISWはみています。
さて、ウロジャイネ解放も含む、南部戦線上の小集落付近でのウクライナ軍の進撃は戦術上重要な意味をもつとISWは考えていますが、それはなぜなのでしょうか? ISWはロシア軍防衛網の構造にその理由があると述べています。ウクライナのペトロ・チェルニク大佐は8月15日に、南部におけるロシア軍防衛網の3層構造について語っています。チェルニク大佐によると、ロシア軍防衛網は、地雷原の第1層、兵力と砲・各種装備が集結した第2層、リソース保管用の後方陣地である第3層に分かれるとのことです。先ごろウクライナ軍はロボチネ(オリヒウ南方10km)の北方で前進することができましたが、これによって、ウクライナ軍が第1層の地雷原エリアを越えて作戦任務を進めていくことができるようになる可能性があります。ISWは、ロシア軍防衛網第2層の地雷密度があまり高くない場合、ウクライナ軍はもっと迅速に戦果をあげていける可能性が高いと指摘します。ただし、ロシア軍地雷原の埋設密度と地雷原の縦深を判断する能力はISWにはないとも述べています。
ウクライナ軍のロボチネとウロジャイネでの進撃に対応して、ロシア軍はこれらの地区の防衛のために相当な兵力・リソースを注ぎ込んでいます。「このことを踏まえると、最近のこれら地域でのウクライナ軍の前進は、ロシア防衛戦力のより広範な弱体化の反映である可能性が大きい」とISWは分析しています。さて、ロシア軍は第7親衛空挺師団隷下の部隊をヘルソン方面等からロボチネ地区へと横滑り的に再配置していますが、このことは、ロシア軍に作戦予備がない可能性を示しています。ある地区の守備を固めるために、予備戦力を投入するのではなく、別の地区の防衛にあたっている部隊を引き抜いてくるという方法は、ウクライナ戦域全体でのロシア軍防衛能力を弱めることになる可能性が高く、一方、ウクライナ軍にとっては、つけ込む好機が広がることになります。ホダコフスキーが最近述べた不平不満は、ロシア軍がウロジャイネ防衛のために増援を送ってくれなかったというものでした。このことから分かるのは、どの地区のウクライナ軍進撃への対応を優先すべきなのかという難しい選択に、ロシア軍統帥部がもうすでに直面しているということです。今後、ウクライナ軍の突破が成功した場合、ロシア軍が然るべき支援のないまま、第2陣地線に後退せざるを得ない可能性はますます高くなるでしょう。また、ロシア軍戦力の低下はウクライナ軍による戦線突破の好機をつくり出し、その戦線突破は作戦上重要な意味をもちえます。そして、ロシアのウクライナ南部防衛に関する自信を、ホダコフスキーは失っている模様です。最近のウクライナ軍進撃によって、ウクライナ軍戦線突破の可能性はさらに大きくなったとホダコフスキーが考えていると、ISWはみています。
-https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-august-17-2023 和訳・抜粋・補足@GdPanzergraf(Civ)




