8/30 (速報)
0:29 ウクライナは、軍の動向をSNSに投稿しないよう呼び掛けた-@yarko(J)
2:17 アメリカは開戦以来80万6000発の155mm用砲弾を供与してきたが、備蓄が少なくなっている-https://www.wsj.com/articles/ukraine-war-depleting-u-s-ammunition-stockpiles-sparking-pentagon-concern-11661792188?st=etjo4yrl6jbnqxx
2:43 アントノフスキー橋の近くではしけがハイマースによって破壊された-@markito0171(Ij)
4:11 ノーバカホフカ郊外の弾薬庫が炎上-https://twitter.com/Archer83Able/status/1564329815070621700
4:56 ウクライナ軍はハイマースを戦術目標に対して使用し始めた-https://twitter.com/shashj/status/1564341358772555776
5:03 クリミアからヘルソン方面に複数のヘリと戦闘機が飛んでいくのが目撃された-https://t.me/skoro_voina/16305
5:21 ウクライナ軍は7か所の村・町を解放-@Militarylandnet(Ij)
5:31 イラク、バグダッドではシーア派との激しい戦闘が続く-https://twitter.com/Conflicts/status/1564349994777382917
5:36 独、ロシアがガス供給再開しない「厳しい現実」に直面=経済相-https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-gas-idJPKBN2PZ1Q0?taid=630d2fe286dbc70001ea9e13&utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter
6:28 ベルゴロドで複数の砲撃があり、住民はパニックを起こしている-https://twitter.com/igorsushko/status/1564364506205065216
7:06 ロシア軍は持ち直しつつある-@iunomesu(Civ)
10:46 攻勢継続中、大部分は頓挫するも一部で成功している-@iunomesu(Civ)
13:06 ロシア、イラン製ドローンで「多数の不具合」に直面=米政権高官-https://twitter.com/ReutersJapan/status/1564466752397971456
13:51 英国国防省 ウクライナ情報
2022年8月29日の未明から、ウクライナ南部全域の各地区の戦線において、複数のウクライナ軍旅団はかなりの規模の砲撃戦を強力に敢行した。ウクライナ軍の長距離精密攻撃は、ロシア軍の補給を妨害し続けている。だが、現時点において、ウクライナがどの程度進撃しているのかを確認することはできていない。
一方、8月に入って以降、ロシアはヘルソン周辺のドニプロ川西岸地区に展開している部隊を増強するために、相当な努力を重ねてきた。南部軍管区(SMD)所属第49軍は、東部軍管区(EMD)に所属する第35軍隷下の諸部隊によって増強されている可能性が極めて大きい。
ヘルソン周辺に展開中の部隊のほとんどが兵員の定数を割っていると思われ、それに加えて、これらの部隊は渡し船とドニプロ川にかかる浮橋によって維持される脆弱な補給線に依存している。
SMDとEMDの部隊統合は、ウクライナに投入されたロシア軍にとって、極めて重要な再編成であることを示している。また、ロシアが複数の半ば独立した作戦司令部を、合理化する方向で動いている可能性があるが、それには現実味がある。なお、左記の指揮系統は、侵攻初期に見せたロシア軍任務遂行能力の低さの一因であった。ウクライナが攻勢作戦を継続して行うことに成功した場合、ロシア軍のまだ試されていない部隊構造がその一体性を保てるかどうかが、南部の防衛をロシア軍が維持できるかどうかの重要な要因となる可能性は大きいだろう
-https://twitter.com/DefenceHQ/status/1564475870034681857 和訳:@GdPanzergraf(Civ)
14:36 アントノフスキー橋に攻撃-@markito0171(Ij)
15:04 ウクライナ軍はハイマースの木製ハリボテを使って、高い効果をあげている-https://www.washingtonpost.com/world/2022/08/30/ukraine-russia-himars-decoy-artillery/
16:23 へルソンのロシア警官は自動車爆弾攻撃を受けた-@markito0171(Ij)
15:28 へルソンでウクライナ工作員とロシア軍が衝突-@markito0171(Ij) ロシア側の報告ママ。パルチザンとも言われている
17:32 ロシアが任命したヘルソン・ストレムソフの首長は、ロシアのヴォロネジに逃亡-@bayraktar_1love(Civ)
17:41 北方領土などでロシアが軍事演習へ“インドは参加せず”防衛相-https://twitter.com/nhk_news/status/1564533893750894592
18:03 ウクライナ空軍のMiG-29戦闘機から発射されるAGM-88 ハーム対レーダーミサイルの映像-https://twitter.com/UAWeapons/status/1564539358451044353
19:15 ロシア国防省は、ウクライナ軍によるヘルソン方面での攻勢は1200人以上の戦死者を出して失敗したと発表-https://t.me/readovkanews/40973
20:13 ウクライナ軍がイジューム付近で反撃開始-@WarMonitor3(Ij)
20:23 ポパスナ方面の製油所に向けてウクライナ軍が攻勢-@iunomesu(Civ)
22:38 ポーランドの来年度国防費は倍増の約4兆円に-@SamRamani2(J)
23:17 台湾、中国のドローンに初の威嚇射撃-https://jp.reuters.com/article/taiwan-defence-drones-idJPKBN2Q017F?feedType=RSS&feedName=special20
小情報
ロシア関連のパイプライン火災まとめツリー-https://twitter.com/ZizzREF/status/1564617426108837911
米国はウクライナにおける目的と手段のギャップを埋めねばならない-https://thehill.com/opinion/national-security/3615335-the-us-must-close-the-gap-between-ends-and-means-in-ukraine/
外交的インパクトやウクライナ国内の政治的メリット、非占領地域の人々の幸福を度外視して純粋に軍事的に考えれば、ヘルソンを占領せず消耗を誘い続けるのがベスト。ウクライナ軍指導部はそのはざまで揺れている-@SamRamani2(J)
ISW評価報告
29日、ウクライナ軍はヘルソン州ドニプロ川西岸での反攻の開始を発表したが、攻撃方向に関する具体的な公式発表はなかった。ただし、ウクライナ軍作戦集団“カホウカ”は、ドネツク人民共和国軍軍第109連隊とロシア軍空挺部隊が守備陣地を放棄したと発表した。
ウクライナ側報道によると、これらのロシア軍部隊はヘルソン市周辺の拠点から撤退した。
ウクライナ側当局者は、8月28~29日にかけて、ヘルソン州西部の住民に対して、避難するか、シェルターを探すかするように求めた。また、ウクライナ側の情報によると、ロシア軍戦線後方に対するウクライナ軍攻撃の脅威のため、メリトポリのロシア軍病院は29日に同市から避難した。
また、ロシア側は、ウクライナ軍の反攻を矮小化して伝える一方で、自軍の反撃を強調している。
ISW報告発表時点でのウクライナ側の戦果だが、某国の匿名の軍関係者がCNNに語ったところによると、ウクライナ軍はPravdyne、Novodmytrivka、Tomyna Balkaを解放した。この軍関係者はArkhanhelskeもウクライナ軍が解放したと述べた。
なお、撤退した模様のドネツク人民共和国軍第109連隊がヘルソン州北西部に展開していたことを考えると、ウクライナ軍はインフレツ川を渡河してArkhanhelskeに突入した可能性がある。ロシア軍事ブロガーとウクライナ対外情報庁の前長官がともに、Sukhyi Stavokをウクライナ軍が解放したと主張した。
前線での攻勢の他に、ウクライナ軍はロシア軍の兵站拠点・補給線・強化陣地へのミサイル攻撃も行っている。ウクライナ側報告によると、同軍はベリスラウ機械組立工場(Beryslav Machine-Building Plant)への攻撃を行った。なお、ここはロシア軍の人員・装備終結点となっている。
また、ノヴァ・カホウカ真東の北クリミア運河近くのロシア軍指揮所も攻撃した。さらにウクライナ軍はLvoveの渡河点、Havrylivkaの弾薬庫への攻撃も行った。加えて、アントニウシキー橋とその近辺の艀への攻撃も行われた。
ウクライナ南部作戦管区によると、28日、同軍は接触線沿いのロシア軍強化陣地、部隊・装備集結地に対して8回の空襲を実行した。
ロシア軍はドニプロ川に架かる補給路を修復する努力を続けている。一方、衛星画像によると、カホウカ橋は未だ交通不能な状態である。ドニプロ川北岸(西岸)への交通は、浮橋を用いた渡し船で行われている。このような輸送方法は効率が悪く、またウクライナの攻撃に対して脆弱である。
ウクライナのマリウポリ市長によると、ロシア軍の兵站はマリウポリの鉄道運行に依存しているが、電力不足、駅設置クレーンの損傷、鉄道作業を阻害する水害のため、今後も数日間、鉄道の円滑な運行は困難になる可能性が大きい。
-https://twitter.com/TheStudyofWar/status/1564458743735140352 和訳:@GdPanzergraf(Civ)
なおOSINTではドネツク人民共和国軍軍第109連隊は確認されておらず、108連隊の間違いかブラフである可能性がある