9/17 ドネツク挟撃破砕
1:19 Reutersによると、ウクライナのドローン攻撃によって、ロスネフチ傘下のシズラニ・サラトフ両製油所が原油処理を停止。シズラニでは処理能力の約71%を担う主力蒸留設備CDU-6が損傷し、修理には少なくとも1か月かかる可能性がある。残るCDU-5も7月の攻撃後から修理中だった。サラトフも9/8の攻撃後、再開準備中に追加攻撃を受け、安定操業を回復できていない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/16/8053776/
4:01 EUの欧州対外活動庁が、ロシアの軍需産業と侵攻支援に関係する個人・法人計1,576件への追加制裁案を加盟国大使に提示したと報道。既存のウクライナ領土保全に関する制裁リストへ追加する構想。今後、作業部会による技術審査と加盟国の承認が必要で、この時点では制裁案の提出段階。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/16/8053798/
14:35 ウクライナにミサイル・自爆ドローン攻撃。ロシア軍は数量非公表のOniks対艦ミサイル、Iskander-M/S-400/KN-23弾道ミサイル、Kalibr巡航ミサイル4発、Banderol/Dan-T 10発、Shahed・Parodiyaなど157機を投入した。ドローンの過半数はジェット推進型。ウクライナ空軍はBanderol/Dan-T 7発とドローン124機、計131目標を撃墜・無力化したと発表。36地点への命中、5地点への残骸落下を確認し、主な攻撃地域はキーウ、ザポリージャ、オデーサ各州だった。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053827/
14:39 米下院がグレアム・ブルメンタール系の対ロシア・イラン制裁法案を、賛成262・反対159で可決。ロシアの政府関係者、金融機関、軍需支援企業、「影の船団」への制裁と、ロシア産エネルギー購入国などに最大100%の関税を課す権限が盛り込まれた。対イラン制裁法の期限も2026年から2031年へ延長する内容。上院は既に可決しており、大統領の署名へ進む段階で、下院可決時点で全措置が発動したわけではない。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053811/
https://gluesenkampperez.house.gov/posts/rep-gluesenkamp-perez-votes-to-support-ukrainian-defense-and-sanction-russia
15:35 ウクライナ軍参謀本部によると、前日9/16の前線では278回の戦闘が発生。ロシア軍は航空攻撃106回で誘導航空爆弾356発、攻撃ドローン7,106機を使用した。ポクロウシク方面で31回、コスチャンティニウカ方面で29回、南スロボジャンシチナ方面で17回の攻撃を記録。リマン方面でも6回の攻撃を報告した。
https://www.ukrinform.net/amp/rubric-ato/4164900-war-update-278-clashes-on-front-line-over-past-day-most-attacks-in-pokrovsk-and-kostiantynivka-sectors.html
16:12 ロシア軍の攻撃でハルキウ州ベレスティン駅が大きく損傷。乗客と職員は避難施設におり、負傷者はいなかった。一部の旅客列車を迂回させ、約6時間の遅延を見込む。キーウでもミキリスカ・スロビドカ駅などが被害を受け、環状近郊鉄道はダルニツィア―ポチャイナ間を外した限定運行となった。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053840/
16:15 ロシア軍の夜間攻撃でオデーサの19階建て集合住宅が損傷。13~15階の住戸に被害があり、別の住宅1棟も破壊された。救急当局によると、子ども2人を含む少なくとも7人が負傷。初期報告には3歳児も含まれていた。倉庫、幼稚園、車両、車庫にも被害が出た。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053810/
16:29 ロシア軍がキーウの水道事業者Kyivvodokanalの施設を夜間に攻撃。ドニプロ川左岸の一部で断水し、右岸の一部でも水圧が低下した。事業者は設備を復旧させ、発表時点では通常の給水状態へ戻ったと説明した。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053845/
16:42 ウクライナ国防情報総局HURが、ロシア・アラブガ経済特区のGeran攻撃ドローン製造に使われている外国製生産設備20件の情報を公開。中国、ドイツ、日本、スイス、イランのメーカー製工作機械、産業用ロボット、電子部品実装機などが含まれる。日本製ではJUKIのRS-1R実装機、三菱のMelfaロボットなどを挙げ、供給経路と最終使用者の監視強化を求めた。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053847/
https://war-sanctions.gur.gov.ua/en/tools
16:45 ウクライナ第3軍団のビレツキー司令官は、ドネツク州の要塞都市群を包囲するロシア軍の「北側の挟撃部隊」が事実上撃破されたと評価。ロシア側は北からスヴャトヒルスク、バルヴィンコヴェ方面へ進み、南のドブロピッリャ方面からの部隊と合流する構想だったという。反攻作戦「Vivaldi」に続くウクライナ側の作戦評価で、今後も補給路と後方拠点を攻撃し、ロシア軍の攻勢再建を阻む必要があると説明した。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053846/
17:03 ゼレンスキー大統領が、ヤロスラヴリのSlavneft-YANOS製油所とロストフ・ナ・ドヌー中央飛行場へのドローン攻撃映像を公開。製油所では原油一次蒸留設備への命中と火災を報告した。飛行場ではAn-12輸送機1機、An-26輸送機2機、ヘリコプター3機の損傷を確認したと説明。ウクライナ軍参謀本部も攻撃を発表しているが、各機の完全破壊の有無は区別して扱う必要がある。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053851/
17:29 ロシア軍ドローンが、ウクライナの港へ向かっていたタンザニア船籍の民間船舶を攻撃。ウクライナ地域発展省によると、船長が死亡し、乗組員3人が負傷した。船名や船体の詳しい状態は、この発表では示されていない。黒海での民間海運とウクライナ港湾へのアクセスに直接被害を与えた攻撃。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053855/
18:22 ウクライナ軍参謀本部は、9/16および9/16~17夜にロシア・ブリャンスク州ヴィゴニチ付近でS-400防空システムの発射機2基を攻撃したと発表。占領下ドネツクの攻撃ドローン保管・準備・発進拠点、クラヒウカ、ノヴァ・マリウカ、ルハンシクの補給倉庫などへの攻撃も報告した。S-400発射機の損傷程度は、この報道では明らかにされていない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053868/
18:36 キーウへの夜間ミサイル・ドローン攻撃による負傷者が20人に増加し、5人が入院中と市長が発表。負傷者には子ども2人が含まれる。住宅、教育施設、事務所、ガソリンスタンド、倉庫、車両、鉄道施設が被害を受けた。初期報道の16~18人から更新された集計。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053872/
18:55 ウクライナが遺体252体を本国へ移送。ロシア側はウクライナ国民・軍人の遺体だと説明しているが、ウクライナ側は捜査官と法医学専門家による身元確認を実施する。これは遺体返還の件数であり、9/17の戦死者数や、全員の軍人としての身元が確定した数字ではない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053879/
20:06 シビハ外相は、国連総会に合わせて準備中のゼレンスキー・トランプ会談について、エネルギー施設への攻撃停止と黒海での停戦を主要な成果にしたいと表明。米国の積極的な関与で実現可能だと説明した。同日に製油所、都市のインフラ、民間船舶への攻撃が報告されており、この発言は停戦成立の発表ではなく、交渉目標を示したもの。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053896/
20:14 ポーランドのトゥスク首相は、ドロフスク―ヤホディン国境検問所に近いウクライナ側で、ロシア軍ドローンが墜落または被弾し、大きな爆発が起きたと説明。ポーランド軍による初期情報では国境から約4kmの地点だった。ジェット推進型機が国境へ急接近したため、ポーランド軍は戦闘機を緊急発進させた。ガソリンスタンドが標的だった可能性があるが、墜落・撃墜・命中の経緯は確認中。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053900/
22:10 ロシア軍の攻撃で、キーウ州にある携帯通信会社Kyivstarの設備を収容する建物が損傷。同社によると職員の負傷者はなく、利用者向けサービスは通常どおり稼働している。被害の評価を進めているが、大規模な通信停止はこの発表では報告されていない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053933/
23:18 ゼレンスキー大統領は、ウクライナ製迎撃機が試験でジェット推進型Shahedの撃墜に成功したと発表。9/15の迎撃試験成功発表に続く成果で、今後の生産・運用規模拡大を進めると表明した。機種名、配備数、通常の実戦運用での迎撃率は示されていない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053940/
23:58 ウクライナ国防省は、2026年初めからドローン攻撃でロシア軍の地上無人車両3,000台超に打撃を与えたと発表。戦場情報システムDELTAの記録に基づく集計で、8月は511台、9月前半も約200台を攻撃したという。数値には損傷と破壊が含まれ、全数の完全破壊を意味しない。補給、偵察、突撃に使われる地上無人車両も、継続的な攻撃対象となっている。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/09/17/8053950/
https://mod.gov.ua/news/ponad-3-000-rosiiskykh-nrk-urazheno-dronamy-z-pochatku-roku




