7/31 北の国の弾道ミサイル、再び
9:06 ラドゥシュネへの攻撃に北朝鮮製KN-23/KN-24系弾道ミサイルが使用された可能性について、ウクライナ軍関係者はReutersに「ロシアが新たな北朝鮮製ミサイル在庫を確保したことを示す」と分析。レーダーでは北朝鮮製弾道ミサイル特有とみられる飛翔軌道が確認され、約1年ぶりの使用とされた。KN-23/24はイスカンデルより大型弾頭・長射程だが精度は低いとされ、Patriot不足下でロシアが弾道弾攻撃をさらに増やす余力を得た可能性がある。
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/russia-likely-used-nkorean-missile-deadly-ukraine-strike-first-time-this-year-2026-07-30/
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046629/
10:52 ロシア・ヴォルゴグラードに大規模ドローン攻撃。ロシア最大級の製油所の一つ「Lukoil-Volgogradneftepererabotka」と、Wildberries物流センターで大規模火災。州知事は燃料・エネルギー施設と倉庫への被害を認めた。製油所は年間約1,480万~1,500万トンを処理し、ガソリン、ディーゼル、航空燃料を生産するロシア南部の主要施設。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046632/
https://www.reuters.com/world/europe/drone-attack-ignites-blaze-energy-plant-russias-volgograd-governor-says-2026-07-31/
11:25 Reutersによると、ヴォルゴグラード攻撃で少なくとも5人が医療措置を受けた。Wildberriesも自社物流センターの火災を正式に認めた。ロストフ州グコヴォでもドローン攻撃で女性1人が負傷。ウクライナが7月後半から続けている「製油能力+民間大型物流網」への複合攻撃が継続した。
https://www.reuters.com/world/europe/drone-attack-ignites-blaze-energy-plant-russias-volgograd-governor-says-2026-07-31/
11:48 Reutersの情報として、7/29に攻撃されたロシア・リャザン製油所が原油処理を全面停止していることが判明。復旧には最大約2週間かかる可能性がある。リャザン製油所はロシア全体の精製能力の約4.9%、年間約1,310万トンを処理する大型施設。ウクライナが「重要処理装置を破壊し、修理中の設備を再攻撃する」方針へ移行している中、実際の操業停止効果が確認された。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046635/
13:26 ロシア・タタールスタン共和国ゼレノドリスクのWildberries物流センター付近でドローン攻撃後に煙。カザン周辺でも爆発が報告され、ニジネカムスクでは30回以上の爆発音と製油所方向の炎が目撃された。カザン、ニジネカムスク、ブグリマの3空港で一時運航制限。最終的な各施設の損害程度は未確認。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046638/
15:07 ウクライナに自爆ドローン攻撃。シャヘド(一部ジェット推進型)、ガーベラ、イタルマス、パロディヤなど255機が飛来。ウクライナは195機を撃墜・無力化。22機が14地点に命中し、迎撃残骸が4地点に落下した。チェルニヒウ、ドニプロペトロウシク、ハルキウ、キーウ、オデーサ、ヴィンニツァ、ザポリージャ、ジトーミルなど広範囲の住宅・商業・産業・農業インフラが被害を受けた。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046642/
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4149698-air-defenses-shoot-down-195-of-255-russian-drones-launched-since-this-evening.html
同攻撃によりドネツク、スームィ、ハルキウ、ムィコラーイウ各州で新たな停電が発生。Ukrenergoはロシア軍がエネルギーインフラを攻撃したと報告。7月末になってもロシア側はドローン大量攻撃を単なる都市攻撃だけでなく、電力網への持続的圧力に利用している。
https://www.criticalthreats.org/analysis/russian-offensive-campaign-assessment-july-31-2026
16:50 ウクライナ国家非常事態庁の救助隊が、フランス南西部の大規模森林火災消火支援のため出発。救助隊員70人、特殊車両15台を派遣した。EU市民保護メカニズムを通じてウクライナがEU加盟国へ救助部隊を派遣する初の任務。必要な場合にはウクライナ側が消防航空機を追加派遣する用意も表明した。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.kmu.gov.ua/en/news/mvs-sohodni-vrantsi-ukrainski-riatuvalnyky-vyrushyly-do-frantsii-aby-dopomohty-u-borotbi-z-lisovymy-pozhezhamy
https://www.lemonde.fr/en/france/article/2026/07/31/ukraine-sends-team-of-70-to-help-battle-france-forest-fires_6756033_7.html
16:56 ウクライナ保安庁(SBU)は、占領下クリミアのイェウパトリヤ航空機工場を攻撃したと発表。航空機保管用格納庫2棟と生産工場1棟が命中したとしている。併せてクラスノダール地方タマン港のインフラも攻撃し、大規模火災が発生した。前日のタマン穀物ターミナル攻撃と合わせ、ケルチ海峡の港湾・軍事・物流機能への連続攻撃となった。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046658/
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4149785-ukrainian-forces-strike-aircraft-plant-in-yevpatoriia-and-taman-port.html
17:05 ウクライナ軍のドラパティ新総司令官が、地上軍の強襲連隊への新規兵員補充を7/26から停止するよう命令していたことが判明。新規動員兵・予備大隊からの人員配分だけでなく他部隊からの転属も停止。425「Skelia」連隊など一部強襲部隊は従来、通常の連隊規模3,000~4,000人を大幅に超える1万人以上へ拡張していたとされ、ドラパティが限られた人的資源を軍全体へ再配分しようとしている可能性がある。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046659/
17:17 ウクライナ軍参謀本部は、ヴォルゴグラード製油所、占領下クリミアの弾薬庫、ルハンシク州ホルビウカ付近のPole-21衛星航法妨害電子戦システム、占領下バフムート付近のロシア軍指揮所などを攻撃したと発表。Pole-21はGNSS/GPSを広範囲に妨害し、ウクライナの誘導兵器・ドローンを妨害する重要電子戦設備。後方の燃料・弾薬と前線のC2/EWを同時に狙う攻撃となった。
https://united24media.com/war-in-ukraine/ukraine-hits-major-lukoil-refinery-and-knocks-out-russian-pole-21-gps-jammer-21232
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-july-31-2026/
20:33 ロシア軍がドネツク州クラマトルスクの住宅地区を4回攻撃。女性1人死亡、少なくとも4人負傷。住宅、スーパーマーケット、教育施設が被害を受けた。同地域ではスロビャンスク、ドルジュキウカなどへの攻撃も続き、ドネツク州当局は同日だけで前線地域から767人、うち子供48人を避難させた。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046695/
21:03 ウクライナ国家親衛隊第2軍団「Khartiia」司令官イホル・オボレンスキーに対する暗殺未遂をSBUが阻止。69歳の容疑者がハルキウで背後からマカロフ拳銃を発砲しようとしたが、銃が作動せず拘束された。捜査当局によると、ロシア情報機関がSBU職員を装って容疑者を遠隔勧誘し、AI生成画像を使って「オボレンスキーはロシアの協力者だ」と信じ込ませていた。AI生成偽情報を使って代理暗殺犯を誘導する工作として注目される。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046705/
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046710/
21:04 ゼレンスキー大統領は、夜間の長距離攻撃について正式に成果を発表。ウクライナ軍はサラプル、カザン、ヴォルゴグラードの3物流拠点を攻撃し、距離は約500~1,300km。さらにヴォルゴグラード製油所、クラスノダール地方の海上輸出ターミナル、アゾフ海上の目標にも命中したとした。「Long-range sanctions(長距離制裁)」としてロシア軍の燃料・物流・輸出収入を一括して削る作戦を継続すると表明。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/31/8046704/




