7/28 新浸透戦術
0:54 英国は、ウクライナ軍ドローンをロシア防空から保護する小型電子戦装置「Stone Cloak」の知的財産をウクライナへ移転。タブレット程度の大きさの妨害装置をドローンへ搭載し、ロシア防空システムによる追跡・照準を妨害する。英国は既に数千基を供与済みで、今回の知財移転によりウクライナ国内で大量生産可能となる。英国側も将来の低コスト巡航ミサイルProject Brakestopなどへ技術を応用する方針。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.gov.uk/government/news/unbreakable-bond-between-uk-and-ukraine-will-continue-under-my-government-26-july-2026
4:02 米国防総省高官はReutersの取材に、米国の小型軍用ドローン生産能力がウクライナに大幅に遅れていると認めた。ウクライナは2026年に600万~700万機、月約50万機のFPV攻撃ドローンを生産する見込み。一方、11億ドル規模の米「Drone Dominance」計画による発注は2027年2月まで累計20万機弱。米国の試験に参加するウクライナ企業6社は、将来の米軍受注を条件として米企業との合弁・現地生産を進めている。ウクライナの戦時量産モデルが米防衛産業へ逆輸入され始めた点で重要。
https://www.reuters.com/business/aerospace-defense/pentagon-says-us-industry-still-years-matching-ukraines-wartime-output-2026-07-27/
5:42 ロシアに大規模ドローン攻撃。モスクワ市長は後に、7/27夜~7/28朝にモスクワ地区を狙ったドローンが390機に達したと主張し、モスクワへ接近中の81機を迎撃したとしている。ヴヌコヴォ、ドモジェドヴォ、ジュコフスキーの各空港が一時運航制限。モスクワ州チェーホフではタイヤ再生工場が炎上し、当局はドローン落下が原因と発表。Wildberriesのコレディノ物流倉庫への攻撃情報も出た。390機という規模はロシア側発表で独立確認されていない。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046177/
https://www.reuters.com/world/europe/apartment-building-chekhov-near-moscow-damaged-drone-attack-regional-governor-2026-07-28/
8:30 占領下クリミア・フェオドシヤの大型変電所がドローン攻撃を受け炎上。現地情報ではフェオドシヤの大部分で停電し、ケルチなどでも電圧低下・電力障害が報告された。同変電所は7/1にも攻撃を受けていた。近隣の石油施設周辺でも煙が報告されたが、個別の損害程度は独立確認されていない。ウクライナが続けるクリミア電力網への「Crimean Switch Off」系統の攻撃とみられる。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046173/
https://unn.ua/en/news/in-crimea-after-a-night-strike-on-a-substation-in-feodosia-there-are-power-outages
12:56 Reutersによると、トランプ米政権は議会に対し、既に承認されている4億ドルの対ウクライナ軍事支援について、最終的な供与完了を2029会計年度まで延ばす計画を通知していたことが判明。資金自体は2026会計年度中に割り当てる計画だが、報道時点で契約への充当も始まっていなかった。民主党だけでなく一部共和党議員も「戦時支援として遅すぎる」と批判。防空弾不足が続く中で支援速度を巡る米国内政治問題。
https://www.pravda.com.ua/news/2026/07/28/8046180/
https://www.reuters.com/legal/government/trump-welcomes-zelenskiy-ahead-funeral-senate-ally-who-championed-ukraine-2026-07-28/
13:33 ロシア軍がスームィ市の住宅地区を誘導滑空爆弾で攻撃。6人負傷、うち子供3人。住宅複数棟が破壊・損傷した。ロシア軍による前線後方都市への滑空爆弾攻撃が7月下旬も高頻度で続いている。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046182/
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4148597-sumy-attacked-by-enemy-guided-aerial-bombs-overnight-six-injured-including-children.html
15:07 ウクライナ軍参謀本部によると、前日の前線では227回の戦闘が発生。ポクロウシク方面ではロシア軍の突撃34回を阻止したとしている。コスチャンティニウカ方面などでも激戦が継続。ISWはこの時期、ウクライナ軍がフリアイポレ方面で前進した一方、ロシア軍もコスチャンティニウカ方面で前進したと評価している。
https://www.pravda.com.ua/news/2026/07/28/8046193/
https://www.criticalthreats.org/analysis/russian-offensive-campaign-assessment-july-28-2026
15:31 ウクライナに自爆ドローン攻撃。シャヘド、ガーベラ、イタルマス、その他攻撃・囮ドローン131機が飛来。ウクライナは107機を撃墜・無力化。16機が9地点に命中し、迎撃残骸が6地点に落下した。発射地点はブリャンスク、クルスク、オリョール、占領下ドネツク、占領下クリミア・フヴァルディイスケ。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046188/
15:40 フィンランド軍は、ロシア国境に近い南部沿岸の一部空域を閉鎖し、海上交通も制限。ロシアを攻撃するウクライナ長距離ドローンが逸脱する可能性に備えた措置で、2026年には既にフィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニアへのウクライナ軍ドローンの侵入例が発生している。ウクライナとNATO諸国はロシアのGPS・通信妨害が原因と主張し、ロシアはウクライナが意図的にNATO領空へ誘導していると反論。ルーマニアでの連続撃墜に続き、長距離ドローン戦がNATO領域へ波及する問題が北欧でも顕在化。
https://www.reuters.com/world/finland-closes-southern-airspace-near-russia-over-drone-risk-2026-07-28/
16:50 ウクライナ軍参謀本部は、ロシア・ウドムルト共和国ボロクにある国家備蓄庁Rosrezervの戦略施設「Prioritet」を攻撃し、命中・火災を確認したと発表。ウクライナ国境から1,300km以上離れた施設で、非常時・軍事用途の燃料、石油製品、潤滑油を長期備蓄する国家戦略燃料庫。同時に占領下クリミア・イチキ付近の兵站倉庫・燃料庫、ルハンシク州チェルヴォノポピウカのロシア軍UAV倉庫も攻撃した。ロシアの戦略備蓄そのものを長距離兵器で狙った点で高価値目標。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046206/
23:09 DeepStateは、ハルキウ州クピャンスク地区の国境沿いアルティルネ付近でロシア軍が新たに前進し、約5平方kmを支配下に置いたと分析。ウクライナ統合軍報道官も国境地帯でロシア小部隊の浸透が行われていることを認めた。7/23に国境警備隊が警告していた「既存の突破地点ではなく、新たな場所から小規模歩兵を浸透させ戦線を横へ拡張する」試みが実際の領土変化につながった可能性がある。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046271/
23:50 ロシア軍のジェット推進型Shahed(ゲラン-3)がハルキウ市ノヴォバヴァルスキー地区の5階建て集合住宅を直撃。屋上約200平方mが炎上し、住民は避難。最終的に5人が負傷し、周辺集合住宅や車両も損傷した。7/24~28にかけてロシアがジェット型Shahedの投入比率を急速に高めている中、同型機による都市住宅への直接命中例。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/07/28/8046278/




