8/21 明かされる秘密任務(ノルドストリーム爆破事件)
5:47 イスラエル国防軍がガザ市への侵攻を開始した-https://x.com/Archer83Able/status/1958269578129092835
6:35 ロストフ州にあるノヴォシャフチンスク製油所で火災が発生-@Tendar(Ij)
9:00 ウクライナにミサイル攻撃-https://x.com/war_monitor_ua/status/1958318339328978977
9:51 クリミアのセヴァストポリで爆発-https://x.com/Archer83Able/status/1958331052738437285
15:07 ウクライナにミサイル・自爆ドローン攻撃。
Kh-47M2キンジャール空中発射型弾道ミサイル 4発
イスカンデルM/KM-23弾道ミサイル 2発
Kh-101巡航ミサイル 19発
カリブル巡航ミサイル 14発
詳細不明のミサイル(ツィルコン?) 1発
シャヘド/ガーベラ/詳細不明の自爆ドローン 574機
が飛来。ウクライナは
Kh-47M2キンジャール空中発射型弾道ミサイル 1発
Kh-101巡航ミサイル 18発
カリブル巡航ミサイル 12発
詳細不明のミサイル(ツィルコン?) 1発
シャヘド/ガーベラ/詳細不明の自爆ドローン 546機
を撃墜、墜落させた。
-https://x.com/Liveuamap/status/1958410707214721099
16:24 ウクライナは新型フラミンゴミサイルの試験に成功した-https://x.com/clashreport/status/1958429898374082907
19:38 ラブロフ外相がウクライナへの安全保障の提供を拒否-https://x.com/Archer83Able/status/1958478840969195782
20:55 クリミア半島北部のジャンコイ付近でロシアの燃料輸送列車に攻撃-https://x.com/Archer83Able/status/1958498130124505282
21:40 ノルドストリーム爆発に関与した疑いでウクライナ人がイタリアで拘束され、ドイツに引き渡される予定-@front_ukrainian(Ij) 「セルギー・K.は、2022年9月にボーンホルム島近くのノルド・ストリーム1とノルド・ストリーム2のガスパイプラインに爆発装置を設置した人々のグループに属していた。被告人は作戦のコーディネーターの一人だったとされる」 セルギー・K氏は退役ウクライナ陸軍大尉でSBUの元将校。ノルドストリームパイプラインを破壊する「ディアメーター作戦」と呼ばれる秘密任務を民間のダイバーとともに実行。この計画はヴァレリー・ザルジニー将軍率いるウクライナ軍・諜報機関高官によって策定された。ザルジニー将軍およびゼレンスキー大統領は関与を否定している。これは2024年11月には判明していたが、それでもドイツ・ヨーロッパ諸国がウクライナ支援を減少・停止させなかった(むしろ増加させた)、および大規模な抗議に至らなかった理由として、ロシアは戦前にガス輸送を中断(又はちらつかせて)してヨーロッパに圧力を加えており、ヨーロッパはロシアの態度に不満を抱いていた可能性と、これによりドイツへ圧力がかかっていたため、ドイツは政治的にガス輸送を嫌っていた可能性が挙げられる。実際、ドイツは2022/2/22にパイプラインを停止したうえ、ノルドストリームの復旧が提案された際、拒否する動きを見せた
小情報
ISW ウクライナ領内戦況
8月20日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がオレクシーウカ[Oleksiivka]で前進したことが分かる。
8月19日投稿の動画に、ベズサリウカ[Bezsalivka、ウクライナ領スーミ州内の集落]南部で一人のロシア軍人が旗を掲げた様子が映っており、このことから、ロシア軍がこの集落を掌握したことが分かる。
8月20日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がザリチュネ[Zarichne]南部で前進したことが分かる。
8月19日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がオレクサンドロ=シュリティネ[Oleksandro-Shultyne]から南の地点で前進したことが分かる。
8月20日にウクライナの軍事オブザーバーの一人は、ロシア軍がマリーウカ[Maliivka]を掌握したという見解を示した。
8月20日投稿の撮影地点特定可能な動画に、二人のロシア軍人がノヴォヘオルヒーウカ[Novoheorhiivka]で旗を掲げた様子が映っており、このことから、ロシア軍がこの集落を掌握したことが分かる。
-https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-august-20-2025 和訳・抜粋@GdPanzergraf(Civ)
覚書:ノルドストリームパイプライン爆破事件の犯人は誰なのかについて、ほぼ決着をつける情報が入ってきました。ウクライナのSBUの一部による、組織的な作戦であったことは、間違いないようです(ではノルウェー海上警察の報告にあった、事件当時パイプライン上に停泊していたロシア船舶というのはなんだったのかという話になりますが、報道を信じるなら本当にたまたま居合わせただけだったのでしょう)。ただし、ザルジニー将軍とゼレンスキー大統領の関与はいまだ不明で、情報待ちとなります。今のところ、SBUの一部高官による秘密作戦だった可能性は否定できません。
しかし、政治的な面ではEUに利益がある事件だったとすると、爆破後の各国の動きがやたらと生ぬるかったのも頷けます。それはそうとして、ロシア国外への秘密破壊作戦ですから、関係者が罰を受けるのは当たり前の話です