3/25 (速報)
0:37 ウクライナはポポフカ(ベルゴロド)で攻勢を開始-@front_ukrainian(Ij)
1:14 トランプ政権は、誤って記者を戦争計画のチャットに招待した-https://www.theatlantic.com/politics/archive/2025/03/trump-administration-accidentally-texted-me-its-war-plans/682151/ アトランティック社の記者はフーシ派への戦争計画を見ることができてしまった
5:02 マスク氏買収のX、「アルゴリズム変更」で世論誘導か…「親トランプ」投稿を優先拡散-https://www.yomiuri.co.jp/world/20250325-OYT1T50011/
5:46 FBIのカシュ・パテル長官は、FBIがテスラを標的とした攻撃を調査するための専門のタスクフォースを結成したことを認めた-https://x.com/PolymarketIntel/status/1904273710237823303 テスラ社またはその商品に対する抗議行動では逮捕者も出ている。ただし、今のところ悪質な抗議行動に対するもので、例えば器物損壊罪にあたるものが確認されている
11:39 キーウ州に自爆ドローン攻撃-https://x.com/AMK_Mapping_/status/1904362491100217377
14:21 国連は、施設への攻撃のために、国際労働者の約3分の1をガザから撤退させると発表-https://x.com/clashreport/status/1904403119141978160
14:51 ロシアは、米国との交渉でドネツク、ザポリージャ、ヘルソン地域からのウクライナ軍の撤退を要求-@NiKiTa_32156(Civ)
16:04 ウクライナに自爆ドローン攻撃。シャヘド/ガーベラ/詳細不明の自爆ドローンが139機が飛来。ウクライナはシャヘド/ガーベラ/詳細不明の自爆ドローン78機を撃墜。34機墜落-@HUJINSYOUJO0000(Civ) また、イスカンデルM弾道ミサイルが1発飛来した
17:43 ウクライナとアメリカはサウジアラビアで交渉-@front_ukrainian(Ij)
18:12 イランの通貨は1米ドルあたり1,039,000リアルの過去最低値に下落-https://x.com/clashreport/status/1904461366347416051
18:44 予定されていた米国とロシアの共同声明はキャンセルされた-https://x.com/Faytuks/status/1904469503448133854 ウクライナの代表団が阻止した
19:30 ウクライナ人の82%が、アメリカの支援がなくても、ロシアとの戦いを続けることを支持している-https://www.pravda.com.ua/eng/news/2025/03/25/7504410/
19:55 デンマークは1億3000万ユーロをウクライナの防衛産業投資に割り当てる-@front_ukrainian(Ij)
21:20 ロシアは、新たな黒海船舶安全協定に前向きであると主張しているが、それは米国がゼレンスキー大統領に遵守を「命じる」場合に限られる-https://x.com/clashreport/status/1904508611381911602
23:55 米国は、ロシアが農産物と肥料の輸出について世界市場へのアクセスを回復するのを支援する-https://x.com/clashreport/status/1904547798206284168
23:58 米国とウクライナは、黒海における商業船舶に対する武力行使を排除することで合意-https://x.com/clashreport/status/1904548401003335960
小情報
英国国防省
3月19日から20日にかけての夜間にウクライナ軍は、ロシアのエンゲリス2戦略空軍基地にある弾薬保管箇所に対して、無人航空機システム(UAS)を用いた攻撃を行った。エンゲリス2は、ウクライナとロシアの国境からおよそ600km離れた場所にある軍事基地で、爆撃作戦において、よく用いられてきた基地である。
攻撃された場所に、さまざまな種類の航空機搭載用弾薬類が備蓄されていたのはほぼ確実であり、これらの弾薬類はウクライナに対して用いられ、大きな被害をもたらしてきたものである。弾薬保管箇所が大損害を被った結果、短期的にみて、この航空基地からの爆撃作戦は今後、遂行困難になる可能性が高い。 それに加え、ロシアは防衛態勢の改善と、弾薬類備蓄の回復を、何としても行わなければならなくなっていくものと思われる。ロシアがまた、自軍航空機を周辺の航空基地に分散配置している可能性も極めて高い。 これは、ウクライナ軍による敵領内深くへの爆撃作戦への対応として、よく見られる標準的な行動になっている。
ウクライナにとって今回の攻撃は、ロシア軍弾薬保管庫を目標とした攻撃のなかで、2025年になってから今までで最も成功したものである。 そして、この攻撃は、ウクライナ軍UASがロシア領内深くを定期的に攻撃することがパターン化している状況に変わりがないことを示している。また、過負担状態のロシア側防空態勢が戦略的軍事施設を防衛する際に苦戦を強いられる状況が継続していることも、今回の攻撃は浮き彫りにしている。
-https://x.com/DefenceHQ/status/1904480724956127593 和訳・抜粋@GdPanzergraf(Civ)
ISW ウクライナ軍のクルスク・ベルゴロド州進攻
3月24日にロシア情報筋は、ロシア軍がヴォドラヒ*[Vodolahy]まで前進したと主張した。 [*ウクライナ領スーミ州]
3月24日にロシア側情報筋は、ポポウカ[Popovka]の南西に広がる野外で、ウクライナ軍が前進したと主張した。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ウクライナ軍がデミドフカ[Demidovka]まで前進したことが分かる。
ISW ウクライナ領内戦況
3月22日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ヴェルフニョカムヤンシケ[Verkhnokamyanske]の南東に広がる野外で、ロシア軍が前進したことが分かる。
3月23日と24日に投稿された撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がトレツィク北部地区内で前進したことが分かる。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ウクライナ軍がトレツィク中心部内で前進したことが分かる。
3月22日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がトレツィク南西地区内で前進したことが分かる。
3月19日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ウクライナ軍がネリピウカ[Nelipivka]北部地区内で前進したことが分かる。
3月24日にロシア側情報筋は、パンテレイモニウカ[Panteleimonivka]という集落内で、ロシア軍が前進したと主張した。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、オレクサンドロピリ[Oleksandropil]北部地区内で、ロシア軍が前進したことが分かる。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がピシチャネ[Pishchane]から北東の方向で前進したことが分かる。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ウスペニウカ[Uspenivka]という集落内で、ロシア軍がわずかに前進したことが分かる。
3月23日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ナディーウカ[Nadiivka]の南西に広がる野外で、ウクライナ軍が前進したことが分かる。
3月24日投稿の撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍がヴィリネ・ポレ[Vilne Pole]東部地区まで前進したことが分かる。
-https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-march-24-2025 和訳・抜粋@GdPanzergraf(Civ)
戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」- ロシア領ベルゴロド方面の戦況
ベルゴロド州北西部の国境沿いでウクライナ軍が攻撃を続けるなか、同軍は最近、この地域にあるデミドフカ[Demidovka]という集落のなかで前進した。3月24日公開の撮影地点特定可能な動画によって、ウクライナ軍が最近、(ベルゴロド市から北西の方向に位置する)デミドフカの中心部で前進したことが分かる。ウクライナ軍がデミドフカ南部地区内に進入したことを、複数のロシア軍事ブロガーは認めたが、その一方で、ウクライナ軍がこの集落を掌握したという見解には否定的な見方を示した。3月18日にウクライナ軍は、ベルゴロド州北西部への限定的な進攻を開始した。そして、その後の6日間、同軍は、グラフォフカ[Grafovka](デミドフカから南東の方向)とプリレシエ[Prilesye](デミドフカの南方)に向かって、わずかではあるが前進している。3月24日に複数のロシア軍事ブロガーは、ウクライナ軍がポポフカ[Popovka](デミドフカの西方)に向かう攻撃も開始したと主張した。ロシア軍事ブロガーの主張によると、ウクライナ軍は全地形対応車[*注:いわゆる"バギー"のこと]に、一部、装甲車両も加えるかたちで任務を進め、小グループの歩兵で攻撃を行っているとのことだ。ロシア側情報筋が示した見解によると、ベルゴロド州北西部でのウクライナ軍攻撃に対する対応として、ロシアは国境警備隊、チェチェン・アフマト部隊、ロシア軍北方部隊集団隷下部隊、第155海軍歩兵旅団(太平洋艦隊所属)隷下部隊を、呼び寄せて配置したと伝えられているということだ。なお、ISWは現時点で、これらの攻撃の背景にあるウクライナ側の意図を評価分析するつもりはない。
ウクライナ軍はこの地域におけるロシア軍の兵站能力及び指揮統制(C2)能力を低下させる目的で、長距離攻撃を活用している模様だ。ウクライナ軍はベルゴロド州西部に配置された複数のロシア軍指揮所に対して、攻撃を2回行った。ウクライナ特殊作戦軍(SSO)の3月24日付発表によると、ウクライナ軍はベルゴロド州内でロシア軍ヘリコプターを4機、撃墜したとのことだ。ウクライナ軍が最近、グラフォフカ付近の橋梁1本と、これとは別にナデジェフカ[Nadezhevka](グラフォフカの東方)付近にある橋梁を1本攻撃したと、ロシア軍事ブロガーは主張しており、この攻撃の意図が、この地域のロシア側兵站を悪化させる点にある可能性は高い。ウクライナ軍のドローン攻撃や砲撃、HIMARS[*注:高機動ロケット砲システム]による打撃の結果、この地域にある陣地の一部に関して、これらを保持するロシア軍の能力にも悪い影響が及んでいるという見解を、複数のロシア軍事ブロガーは示している。
-https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-march-24-2025 和訳・抜粋@GdPanzergraf(Civ)