第四話
少し過激な表現が含まれます。(道徳的に)
苦手な方は読まない事を推奨します。
春休みが終わり、新学期が始まった。結局彼は、考える力について調べなかった。いや、調べれなかった。せっかくの相棒からの助言、無下にしようとするはずがない。実際彼は家に帰り、すぐ親のスマホを隠れて開き、調べようとした。しかし、調べようとした瞬間、謎の気持ち悪さが彼を襲った。そして、結局彼は調べられなかった。理由としては、親にばれるのが怖かった、と伝えてはいるが、実際はよくわかっていない。深層心理は確実に「これ」という答えが出せる程明瞭なものではない。深層心理を考えたとき、確実に確率が絡む。これは単純に私の自己管理が甘いだけなのかもしれない。今のところ考えられる可能性としては、単純に面倒だった、変化を嫌った、そんな簡単に答えを出してはいけないと意図的にいばらの道を選んだ、謎の力が働いた、くらいだろう。勿論、突拍子もない考えがあるのは私も十分理解している。が、このような事があり得るのが人間だろう。逆にそうじゃなかったら興味などすぐに失せている。まだ私は、このブラックボックス、もとい核がこんな事象を起こしている事くらいしかわかっていない。それらを理解するのが私の使命であると考えている。まあそんなことはどうでもいいだろう。
新学期に入ってからというもの、彼はあまり元気がなかった。調べる、という事が出来なかった彼には、考える、という手段しか残っていない。無論、彼は正常な思考など持っていない。彼が得意なのは、彼の想像で終わる範囲で考える事。そして、当時の彼にとって考えるという事は、考えうる状況をすべて考え、その中で最も適切なものを選ぶというもの。なので、例えば前のようなFPSゲームのような考えうる状況が多すぎるものに対して考えようとすると頭の処理が追い付かず、結局思考停止の状態になり、考える事が出来なかった。しかし、実際相棒君はちゃんと考えて行動が出来ている。この差は何なのか、この答えが出ず、ずっと彼の研究が進まず気持ちが落ち込んでいた。そんな彼に一人の女子が近づいてくる。
「おはよう、裏番くん。元気ないじゃん、どうしたの?」
「おはよう、中野さん。昨日夜遅くまで勉強していただけだよ。っていうかその呼び方変えられない?」
ーん。心拍数上昇、体温上昇、発汗を確認。また、思考回路の鈍りも確認。かぁ。いつも彼女と話すときは頭が回らない。何気に一番頭を回転させて観察、研究したい人なんだけどなぁ。
「えー、裏番感あるじゃん。その鋭くて暗い目。いかにもって感じじゃない?」
「―っ」
ここで「その―感って何?」とはっきり言えたなら、ここまで苦労する事はないんだろうな。いつも反論しようとすると謎の力がそれを引き留める。厄介なものだ、非常に。
「平然と人をディスるもんじゃないぞ。…ん?」
「どうしたの」
「いや、俺たち三年生になったんだよな?」
「何当たり前の事言ってるの?」
「じゃあ何故中野さんがこのクラスにいるんだ?」
「?何言ってるの?変なものでも食べた?勉強のやりすぎでシャーペン食べちゃった?」
「―っ」
何でシャーペンが食べ物としてカテゴライズされてるんだって言えたらなぁ!ほんとになぁ!
彼は自分の不甲斐なさ(私的には自己支配率、自己管理の程度の低さ)に体を熱くしながらも、今朝玄関で手に入れたクラスの名簿を取り出す。
「うわ、中野さんの名前あるじゃん」
「うわ、とはなんだうわとは」
「だってこれで中学校の間ずっと同じクラスって事になるじゃん」
少し彼女の目線が背面黒板に移動する。
「確かにそうだね。気付かなかったよ。これって運命だったりして」
「…んなわけあるか」
「冗談冗談。そんな本気で考える事じゃないって。それ、裏番の悪い癖だよ」
「だから裏番って呼ぶのやめてくれない?」
「えー、だか―」
彼女が友達に呼ばれ、会話が強制終了させられ別れる。
中野さんに言いたい事がこの会話だけでも相当溜まってしまった。彼女との会話はどうにも上手くいかない。
今の会話は、少し不思議に思う点はあっただろうが、まあ、そこまで深堀する程のものでもない。だが彼はこの会話に何かの可能性を抱いていた。
僕にはどうやってもシャーペンを食べ物として考える事は出来ない。シャーペンはあくまで何かをかくものとしか思えない。だが中野さんは平然とシャーペンを食べ物として会話に持ち出してきた。これが彼女と僕の一番の違いと言っていいだろう。この違いが分かれば、あの学年一位との差を縮められる気がする。それと粗探しも進めたい。普通、これまで同じクラスである事は覚えていないだろう。なのに覚えている僕を普通嫌悪するだろう。だが、彼女は嫌悪せず、逆に「運命」などというファンタジックな言葉に置きかえる。それは、内心嫌悪しつつそうしているのか、本当にそう思っているのか、普通は分かるが、彼女だけは謎の体調になってまともに頭が働かない。このままでは研究が進まない。彼女からのデータ収集は一度打ち切って、他の人から集めたデータを応用して正解を求めるしかないだろう。
その日の放課後、彼は例の運動が出来る人、ピアノが弾ける人と一緒に帰っていた。いつも通り、男の娘(運動が出来る人のあだ名)と茄(ピアノが弾ける人のあだな)が楽しそうに会話をし、それを彼が聞いていた。
「アイツ、好きな人に振り向いてもらうために頑張って声掛けまくってるらしいぜ」
「まだアイツ諦めてなかったのか。勉強は全く出来ないくせにそういう事には全力を捧げるんだな」
「安定の毒舌ですねぇ、茄さん」
「俺はそのあだ名認めてないぞ」
「なんやかんやずっとそう呼ばれてるのに、まだ認めてないと言うか、茄よ」
「うるせぇ男の娘が!」
「そのあだ名は反則やてぇ」
―マジですごいな、この二人。
ここまで話続けられる彼らに、彼は一種の尊敬の念を抱いていた。横にいる彼を無視しているのはどうでもいいとして、彼らはずっと目的の無いように見える会話を延々続けている。それは彼にとって非常に困難な事だ。彼の思考回路は"刺激に対する対応"のみで完結されている。しかも、彼は正常な思考回路を持っていないので、関連する事しか出力出来ない。更に、彼はコミュニケーションは"情報を伝達するためだけの道具"と考えていたので、無意味な事を言う事が理解できないし、出来なかった。
「そういえば、圭一ってあんまり笑わないよな」
「確かにそうかも。笑った顔が想像出来ん」
「そうかな。僕、結構笑う方だと思うけど。一回笑うと笑いの沸点が下がるんだよね」
嘘である。
「ふーん…圭一ってこちょこちょに弱い?」
「弱いけど…やらないでね?」
「分かった。分かったから、その怖い目やめてくれない?」
「そんなに目怖かった?」
「うん、殺気に満ちてた」
「殺気w」
「笑うな茄!あの時の圭一の目、ホントに怖かったんだからな!」
「そうだったか?俺は怖くなかったけど」
「ふん!鈍感な奴め、そんなんだから好きな女子に振り向いてもらえないんだよ!」
「全然因果関係があるように思えないが?」
「そんなマジレスばっかりするところ理由の一つだ!」
「いい加減五月蠅いぞ、男の娘」
「五月蠅くねぇ!」
「いや、マジで五月蠅い」
―良かった。話が逸れた。
自分の笑いに関する話から話題が逸れて、彼は安心していた。
今回はテキトウに流せたが、次に備えて何かしら別の理由を用意しておいた方がいいかもしれない。今こそ俺が会話に参加せず、尚且つ一緒にいて、更に二人で楽しく会話する、という半ば奇跡みたいな状況だが、いつ会話に俺が参加させられるか分からない。そして、会話に参加させられた場合、俺の笑いのツボがおかしい事に気付くのは時間の問題だ。これだけは絶対気付かれてはならない。何とかしないと。
彼は、昔から変な奴だった。そのおかしい様が顕著に表れた例を紹介しよう。彼が小学一年生の時、学年全体で地震、それに付随して起こる津波などの災害の怖さを知るために、実際に津波が起きた時の水流の強さを示す映像を見た。その映像は、普通の家庭のリビングに人形が三つ置かれていて(三つ人形のうち一つは手が壁に固定されていた)、そこに大量の濁流が結構な勢いで流れ込んでくる、というもので、正直あまり気持ちのいい映像ではなかった。しかし、彼は濁流に流されまいとしているように見える手の固定された人形を見て笑った。それも、全力で抑え込もうとしてもギリギリ声が漏れる程の笑いだった。無論、彼だってあの映像を見て笑うのは不謹慎だと、悪い事だと分かっていた。事実、彼は笑うのを抑えようとしていた。だが、笑ってしまった、面白いと思ってしまったのもまた事実であった。それ以来彼は人前では絶対に笑わない、と心に決めた。
結局、それからはいつも通り下校し、各々家に帰っていった。
皆が新しいクラスに慣れ始めた頃、彼は放課後体育館で卓球をしていた。一年生の頃からずっと男子卓球部に所属していて、三年生になった今ではこれまでより二日減り週に、月曜日、木曜日、金曜日そして土日の五日間。部活にはこれまで記してきた友人とはまた別に友人がいた。彼らは卓球が上手で、部の代表として大会に出ていたのに比べ、彼はそこそこの実力で部の代表の補欠的立ち位置にあった。それでも彼と彼らはいつも楽しく卓球をしていた。しかし、三年生になり、彼らの様子が少し変わった。彼らのうちの二人が少し女子に強く当たるなどの行為をし始めたのだ。元々、彼らは女子が嫌いという点で共通しており、それが仲間意識を生み出し仲良くなった面もある。その思考が少し過激になってきてしまったのだ。受験等のプレッシャー、ストレス、思春期による精神の不安定化が原因だった。兎も角、彼は彼らの悪い行為を少し耳にしていた。しかし、彼は「そんなの嘘に決まってる。あんなに気のいい奴らがそんな事する訳ない」と高を括っていた。
「いつも通り、負け交代で」
彼を含めた四人が二人ずつに分かれ、台の東サイド、西サイドに移動し、それぞれ一人ずつ台で構え、もう一方がネットのそばに行き、審判を務める。そうして負けた方がペアと交代し、順々にプレイしていく。勝率は、彼が二割、他が五割(彼に対しては八割)といった感じだった。彼は主に台に打った球がのらず負けていた。それでも彼は気にする様子もなく、彼らと楽し気に雑談をしながら卓球をし、部活の時間が終わった。
「今日は久しぶりに一緒に帰らない?」
彼が彼らにそう問いかける。この頃、彼は新しい友達と頻繁に帰っており、あまり彼らと一緒に帰っていなかった。彼はもうそろそろ一緒に帰らないと仲が保てないと思っていた。噂の事を少し聞いてみようと思っていた事もある。
「いいよ」
「久しぶりに帰るか」
「そやね」
全員から承諾を得て、部活動のスポーツウェアから制服に着替え、一緒に帰っていく。暫く雑談をしながら歩いていると、彼らの前に女子の集団が見えてきた。それにいち早く気付いた彼が彼らの様子を確認する。
良かった。いつもと何ら変わらない。やっぱりあの噂はデマだったっぽいな。
そして彼らと女子の集団がすれ違うとき、
「おい!!」
…は?一体どうしたんだ?
「おっクソアマじゃん」
「お前が前泣いたせいで面倒な事になったじゃねぇか!」
「そうそう。全くマジで死んどけよっ!」
彼らのうちの二人が一人の女子に向かって悪態をつく。
「そんな事言われる筋合いないんだけど!」
女子が声を少し荒げ反論する。
「お前がかわい子ぶってるのがムカつくんだよ!」
「かわい子ぶって腹ん中は真っ黒なんだろ!そういう裏表が激しいところが大っ嫌いだ!なあ圭一」
急に二人のうちの一人が圭一に話題を振る。しかし、彼は軽いパニックを起こしていた。
あの温厚な二人が?これは、本当に本人なのか?見間違いとかではなく?
彼がパニックを起こしたのも無理のない話だった。これまで彼は彼らのいい面しか見ていない。いや、正確には彼らが彼にいい面しか見せていなかった。通常、彼らは我慢強いタイプで、多少不満があっても吞み込める大人な性分である。実際二年生までは今の姿を想像もできない温厚な人物で、男女問わず慕われていた。しかし、これまでの負荷、現状のプレッシャー、ストレスによる精神の不安定な状態が彼らの不満を爆発させ、完全に暴走していた。その結果が現在のような行為を引き起こしていると彼は考え至らなかった。それは彼の考えの一つに「人はそう簡単に変わらない」というものがあったからだ。実際、人の根幹、土台、基盤はそう簡単には変わらない。しかし、それは人の根幹に限った話だ。もしそれがその人が作り出した偽の性分だったら話は別だ。これら二つには、無意識か、否かの決定的な違いがある。無意識なものは完全に意識の外のものなので、まず気付かないし、コントロールも出来ない。だが意識的に作り出した性分は自ら作り出したものなので当然意識の中に存在するし、コントロールも可能だ。そして問題は、後者は非常に頭を使うという点だ。周りのその性分が本物であると完全に認識させるには、全てにおいて矛盾が生じたり、違和感を抱かれたりされないよう常に細心の注意を払わなければならない。無論、それらは非常に大変な作業だ。一つ一つの行動毎に「こういう性格ならこうするだろう」と脳内でシミュレートし、実行し、をずっと繰り返す。強靭な精神力、頭の良さが無ければ出来ないスゴ技だろう。だが、この繊細さ故に少しの綻びが崩壊に繋がる。それこそ、精神が不安定になったりしたら、このような作業を延々続けるのは不可能になる。何より、「他人によく見られたい」という欲求すら揺らぎ、好き人を装う意味すら疑いだす。彼ら自身、態度を取り繕う事が嫌いだった事も要因の一つだろう。ここで問題だったのは彼が彼らの偽の性分を本物だと完全に信じ切っていた事、そこまで頭の回転が速く無かった事だった。今の彼らの愚行を犯すまでの経緯を理解し、彼らの精神状態が良い方向に傾く返答が出来れば、その場凌ぎの嘘を吐いていれば、よりよい対応をしていれば結末は違ったかもしれない。
「誰だって裏表はあるもんだし、そこまで言う事はない…んじゃな…い…か?」
この時彼は最悪な選択をした。彼らではなく、女子を擁護したのだ。だんだん声が小さくなり、後半は殆どかすれて聞こえるような声じゃなかった。が、女子に味方しようとしている意思は伝わってしまった。
「何言ってんだよ圭一!俺は裏表の有無を言ってるんじゃない!裏表の激しさについて言ってるんだよ!」
きっとこの言葉は彼女だけでなく、罵倒を浴びせた自分ともう一人に向かって言っていたに違いない。
「圭一、お前も裏切るのか!」
そう言い、先ほどから黙ってみていたもう一人を一瞥する。
「お前らも女子が嫌いなんだろ!?だったら何故言わない?嫌いだ。大っ嫌いだ、死んでほしい程嫌いだって。なあ、俺たち友達だろ?少なからず価値観も似通ってる筈だ。圭一の小学校の頃の事情も知ってる。じゃあ何故口に出さないんだよ!」
少しの間、静寂がその場を支配する。
その少しの間に、彼は木村たちとのある記憶の片鱗を見ていた。
中学校に上がり、番号が隣だった事で仲良くなった彼らは、それぞれの友達を合わせた四人で圭一の家のベランダでのんびりしていた。
「そういえば圭一って、異様なほど女子と話さないよな、どうしてなんだ?」
「そういえば、小学校の頃からそうだったかも」
「ああ、えっとね。めっちゃ前の話でキモイかもしれないけど大丈夫そう?」
「「「うん」」」
「小学一年生の頃だったんだけど、まあ、今とあまり変わらず暗かったわけで…、まあ友達もできない訳で」
少しの笑いがおきる。
「そんな時に優しく声掛けてくれた女の子がいたんだよね」
「いいじゃねぇか、俺もTHE☆陰キャ☆みたいな感じだったけど誰にも話かけれられんかったわ」
「僕としか話してなかったよな」
「そうそう、柴田としか話してなかった」
「んで、昼休み誰とも遊ばないの~?って聞かれて、うんって答えたら、じゃあ遊ぼ!って言ってきて」
「ヒューヒュー」
「そこ五月蠅い。んで、集合場所はグラウンド端のあそこねって言われて、皆集めとくからちょっと待っててって言われて。うきうきで行ったらいつまでも来なくて。結局昼休みそれで潰れて。放課後聞いたら、え?あの嘘信じてたの?馬鹿だな~wwアンタなんかと遊ぶわけないじゃんって言われて。見事に女性不信、もとい人間不信になってしまったという訳です」
「そいつクズやん」
「女子って怖いね…」
「そんなことあったんだ」
「でも確かに女子ってウザいよな!女っていう生物がもはや悪だわ」
「この話聞いちゃうと否定できないなぁ」
「それな。っていうか、小学校同じなのに全然気づかんかったw」
………
そのような事があったことを彼は思い出していた。しかし、彼には何故今自分がこれを思い出しているのか、どのような意味があるのか理解できなかった。
「ごめんね。帰ってくれ」
彼が女子グループに語り掛ける。例の女子は今にも泣きだしそうな顔をし、周りの女子も恐怖が顔に現れていた。そんな状況の彼女らを彼は不憫に思えずにいられなかった。
「圭一!」
「すまない木村…でもこんなの間違ってるよ。誰だって不満はある。僕だって女子はどちらかと言えば嫌いだ。でも、只怒りをぶつけるだけじゃ何も進展しない。元来、女子というものはそういう生物だ。今怒鳴り散らしても意味がない。諦めて俯瞰するのが最善だと僕は思うよ。それが出来ない君じゃないだろう」
「クソがっ!!」
そして、彼らは下校を再開する。先程までの和気藹々とした雰囲気は消え失せ、沈黙が続く。そんな中彼はある事を考えていた。
このままじゃ彼らを「悪い奴」の色眼鏡で見かねない。どうするべきか…一度距離をとって第三者的視点で彼らの良い点を見直す必要があるな。では一時的に友人関係を切ってやり直すのが最善だろう。
いつも彼らが別れる地点に着いた時、彼は固く閉ざしていた口をぎこちなく動かし、先ほどの考えを全員に打ち明け、認める事を求めた。
「…その方がいいかもな、お互いのために」
「木村と同じ」
「そうだね」
「という事で、明日から一週間、友人関係を切り、そしてやり直そう。ではまた一週間後一緒に帰ろう」
そう言い切ると彼は「それじゃ」と言いながら手を振り、自宅へ向かいだした。
そして次の日から、いじめが始まった。
結構過激な事が書かれており、この小説の分類が「私小説」になっているため、少し不安になった方がいるかと思いますが、あの過激な部分は結構盛ったので、実際はあんなに酷い言いぐさでは無かったと思います。ご安心下さい。