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第01話 ルート1.「この悪徳商人が!」と切り捨てる

この小説には選択肢があります。

「この悪徳商人が!いかに理屈をこねても、お前は犯罪者!王命は王命!

勇者の名において光の剣の血錆にしてくれる!」


勇者は悪を討つ光の剣を大きく振りかぶり、悪徳商人を切り捨てようとする。

眼前の凶行に悲鳴を上げる市民たち。


しかし、勇者に付き従った衛兵たちが5人がかりで組み付いて引きとめる。


「勇者様!お待ちください!エチゴーヤの罪状はあくまで王都追放!

 裁判もなく死刑にはできません!まして王命で判決は一度下ったのです!

 短慮はいけません!」


勇者は、衛兵の必死の言に理を認めた。

たしかに勇者は王国の剣である。

が、同時に王国の盾でありことわりを体現すべき存在でもある。


勇者の証である光の剣を無為な殺戮に使えば、力を失うことがあるかもしれない。


罪があるとはいえ、エチゴーヤも王都の都民であることには変わりない。

王命を無視して切り捨てて良いものではない、かもしれない。


それでも、にちゃっとした笑みを張り付けたような目の前の悪徳商人は悪である、

との確信が勇者にはある。


悪、即、斬、が勇者の信条でもある。

異世界勇者は、己の直感に従い多くの魔物を切り捨て国を守ってきたのだ。


その直感が言っている。


この王都に巣食う寄生虫は、今、切り捨てるのが王国のためではないのか。


【読者様へ。以降、話の展開を選ぶ選択肢があります。

 選択肢を読んだら目次へ戻り、選択先へ移動してください。】


ルート1「・・・やはり死ね!」と斬りつける        ⇒ 4話へ

ルート2「一度、話を聞いてみるか」と剣を納める      ⇒ 5話へ

どの選択肢をとるか決めましたか?

選択肢への感想などもいただけると嬉しいです。

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