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あなたのためなら(From山崎くん)
放課後、部室に行ってみるともも先輩しかいなかった。
普段はかえで先輩もいるんだけど。
「もも先輩、今日、かえで先輩はどうしたんですか?」
部室の中のもも先輩に聞いてみる。
「うーんとね、なんだか今日、用事あるんだって」
「そうですか。」
そういって僕は部室の椅子に座る。ふと思ったことを話してみる。
「もも先輩。かえで先輩って呼んだらすぐきそうですよね」
「そんなこと言って!かえでちゃんだって忙しいんだよ。」
もも先輩はぷりぷりと怒り出す。
「す、すみません。」
なんだか怒らせてしまったみたいなので謝っておく。
「いくらやまくんが呼んだからって来ないんだから」
―いえ、違います。もも先輩が危機に合えば飛んでくるかと・・・。




