お楽しみました
その晩。天井から紐を吊るし、ヤマメを万歳の状態で固定し、両足も棒で縛って動けないようにする。かなり本格的だ。さすがに服は着ているが、これから行われる事に対しヤマメは顔を赤らめている。
ヤマメ「は、早く終わらせてね…?」
ケン「あんまり叫んだりしないようにね…下とか上に響くから」
ヤマメ「一応、防音の壁と床にはしてあるんだけれど…頑張ってみるわ」
ケン「それじゃ、いくよ~」
ヤマメの服の下から両手を入れて、暴れてもくすぐり続けられるようにする。
ヤマメ「え、ちょっと前と違、きゃははははは!あはは!強すぎ、あははははは!」
体をくねらせるヤマメ。かなり色っぽく、前から見ていて萌えてくる。
ヤマメ「くふふふ、あはははははははは!」
ケン「まだ10秒も経ってないぞ。あと4分以上残ってるのに」
ヤマメ「だってこれ!きつすぎる!あははは!きゃははははは!ダメ!ダメ!あははははは!」
くすぐったさに自然と腕が下がろうとするが、紐で縛っているため、少ししか下げることができず、まるで効果は無い。くすぐりから逃げようと腰が引けたり、しゃがもうとしたりするが縛られていて全ての行動が封じられている。
ヤマメ「はははは!ゲホッ!ちょっと待、あはははは!きゃははは!」
ケン「まだ1分しか経ってない…まあいいか。あと4分頑張って~」
ヤマメ「あははははははははは!もう止めて!無理!あはははは!」
ケン「してもいいって言ったのヤマメじゃないか」
指が疲れてきたので一旦ヤマメの服から手を出して休憩する。
ヤマメ「はぁ…はぁ…はぁ…」
ピクピクと痙攣してながら朦朧とした表情をしているヤマメはボーっと何もない一点を見つめている。よほどくすぐりが堪えたようだ。
ケン「そうだな…1分置きに休憩しよう。お水でも飲んで」
そう言ってヤマメの口元までコップに入った水を飲ませる。全て飲み干した後に数十秒の休憩を取り、またもくすぐりの態勢に入る。今度は脇ではなく、横腹をくすぐってみることにした。
ケン「ここはまだだったね」
ヤマメ「ふぁ、うくく…あはははは!止めて!そこもっと弱いから…!きゃはははは!」
数分後、ガクリとうな垂れているヤマメの紐を外し、布団に寝かせる。
ヤマメ「フーフーフー…」
過呼吸気味になっているヤマメだが、自分はお構い無しにヤマメの蜘蛛の脚を撫でてみたり舐めたりしている。その間も、小さく「あっ」や「んん…」と小さく反応しているヤマメは可愛かった。
時刻は11時、遅くなってしまったので、一緒の布団に入って眠りにつく。ヤマメも疲れ切ってぐっすり眠ってしまい。自分を抱きにはこない。さびしいので、自分からヤマメを抱き寄せる。
ケン「お休みヤマメ…」
聞こえるか聞こえないか、そんな小さな声でそう言って自分も眠りにつく…。
一方、借家の一階では。
パルスィ「く…また二階の夫婦漫才の声が…!妬ましいわ!彼氏が出来たからって私にラブラブ具合を聴かせるなんて!それもくすぐりプレイって…どれだけマニアックなのよ、妬ましい!ああ妬ましい!」
壁に藁人形を叩きつけ、すかさず五寸釘を投げ飛ばして藁人形に突き刺す。そこにトンカチを投げつけ、一発で釘の全てを藁人形に深くねじり込む。
パルスィ「妬ましい!」
なんと、一階にはパルスィが住んでいました。あんなくすぐりプレイの声を聴かされ続けたら、誰だって嫉妬しちゃいますよね。
読者様につかの間の安らぎを
「kanisaku」