7話
8話目です
なんか遅かったうえに
話も遅いです...
では
終わりましたが、雫さんから反応がありませんね...
「雫さん?終わりましたよ?」
「ふぇ...?ッッは!」
なんか、すごい驚かれました...
「あの...」
「?なんですか?」
なんかモゴモゴしてます。
「すごく強いんですね...なのに、その...なんであなたが誰とも組めなかったんでしょうか?
みなさんあなたの力を知っているのでは...?」
...あぁ、そういうことでしたか。
「それは、みんなは俺が戦っているところを見たことがないんです。前年度までは、余りのでる人数でしたから。
なので、みんな俺の術を聞けばそれは誰も組もうとは思いませんよ。」
実際この術ってだけでも組んでもらえなかったですし...
悲しくないですよ?
「そう、だったんですか...無神経なことを言ってしまって...ごめんなさい!」
「いやいや、謝ることないですよ。俺でも組もうとは思わないですし、今回初めて組んでもらえたのでとても感謝しているんです。」
「そう...ですか...わかりました!」
ふぅ...なんとかなりましたね。
「ですが、あの術はなんですか?あんな使い方聞いたこともないです...」
「ああ、それはですね、複数の術を合わせて使っているんです。たとえば、盗賊達の四肢を貫いた【刺突の旋律】は、本来防衛用の結界を[歌術]を使って形状変化させ、攻撃に用いる、という使い方をしています。」
...まぁ、術は普通合わせるとうまいこと使えなくなるものですが、合わせて使いこなす人もいるんですし、なぜ、みんなが訓練しないのかわかりません...
「すごいですね![拳闘術]と[剣術]の様に似通った術ならまだわかりますが、[歌術]と[結界術]のようなものでの合わせ技なんて!私、考えたこともなかったです。」
「そんなに誉められると、なかなかに照れくさいものですね....」
「でもすごいんです!」
凄い興奮してますね...でもそろそろギルドに行かないと...
「すまないが、早く連れていってくれないか?部下がもう死にそうなんだ。」
ああ...やっぱり血が足りなくなってきましたか...
「俺から出した条件なのに破りそうですいません。では、ギルドに行きましょうか。」
...ギルドに行ったら一回文句言いましょうか...
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