子供の頃に教わった誠実さ、どこ行ったんやw
小学校では、悪いことをしたら謝りましょうと教わった。
人に迷惑をかけたら、ごめんなさい。
嘘をついたら、ごめんなさい。
失敗したら、責任を持ちましょう。
……実に美しい。
ところが社会人になると、話が急に変わる。
「まず事実関係を確認してください」
「不用意な謝罪は責任を認めたと解釈される可能性があります」
「現時点では弊社に瑕疵があったとは認識しておりません」
小学校の先生が聞いたら泣くぞ。
道徳の時間には、「正直に話す人になりましょう」と習ったはずなのに、会社では「余計なことは言うな」と教えられる。
さらに偉くなると、
「責任を取ります」
と言いながら、
「ただし責任の範囲については精査します」
という高等技術まで身につく。
責任を取るのか取らないのか、どっちやねん。
もちろん企業には株主も社員も取引先もいる。社長が気前よく「全部うちが悪いです!」などと言えば、法務部が泡を吹く。
だから企業が責任回避を重要視するのは、ある意味当然である。
問題は、その思想が社会全体に染み出してきたことだ。
最近は個人まで、
「その発言については私の意図とは異なる受け取られ方をした可能性があります」
などと言い始める。
昔なら、「ごめん、言いすぎた」で終わった話である。
人類は進歩した。
謝罪ひとつするのにも、法務が作ったテンプレが必要になった。
小学校では「失敗したら素直に謝りましょう」
会社では「失敗した可能性については慎重に言及しましょう」
先生。
あの頃教わった誠実さ、社会に出た瞬間どこへ行ったんでしょうか。
……あ!?
最近は先生方も、色々と素直に認めなくなったね?(笑)
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