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魔法陣って?

敵を倒し続け、夕暮時

湖があって良かった〜、流石に水は無いと死ぬからね君も水が必要だし、聞けてよかったよ

種族特性でご飯が要らないのが判明したのはデカいし、なんと夜目も効く至れり尽くせりって感じ、さっすが珍しいと噂の種族って感じ


「お〜い!ライ!こっちだ!」


兄さん?どうしたんだろう?

あ、4人増えてる

う〜ん、あの時は色が付いた玉だったから、えっと……誰が誰だ?そもそも自己紹介してない人もいる、ってか半数がそうだし俺もそうだわ、自己紹介した方が良いかな?


「おー!君がライ君だね!僕、あの時自己紹介したけれど、もう一回自己紹介するね、始めまして!暗殺者見習いの……アニアンルスク・ファンタズムリーパーって種族になった神鳴 朧だよ!これから頑張ってこー!」


そう言い少女はお茶目にウィンクしながら緩く敬礼をした


「うん、俺は魔桜旧世之神芽って種族になった魔法使いのサクラライトだよ、兄さん……コルトウキスに連れられて来ました、よろしくお願いします」


ああ、あの時の子か、黄色の髪色、オレンジの目、髪型はショートカットボブってやつだっけ?確かそう、だった筈

元気が溢れる声で挨拶をされる……う〜ん、固かったかな?


「オレは放浪楼者っつー種族になった素材収集家のコハスター・テイルワーカーで〜す、よろしく〜オルディカに来いって言われた奴で〜す!」


ギザ歯が特徴的な、赤茶の髪を持つ緑の目を持った青年が緩く声を上げる

この人は喋った事無いな、片方だけ角が生えてる……俺ら以外では初めて人そのままの姿じゃ無い人だ……もしかして珍しい?いや、う〜んそんなこともないか?


「うちは、情報屋やっとったらぁ、朧はんに引き抜きをされて来たんよ、それでなぁフロア・ゴーストって種族になった忠震 鳴って名乗っとるもんやよ、よろしくなぁ、もし〜、見つけた情報、良かったら教えてなぁ」


茶色の髪に赤い細目の目を持ったまろ眉の男性がそうゆっくりと喋る、少しずらした狐面を被りながら

おお、方言だ、人と話すこと無いし、あっても身内間でしか話さないから懐かしい〜


「ありゃ、最後になっちった、ワタシは夢郷辰雅って何とも読み難〜い種族になった家事代行等、雑用を承ったメリィ・デイドリームです、やって欲しいことがあったら何でも言ってね!」


最後に黒紫の髪をした薄青色の目を持った少女?がハキハキと喋る

年齢制限が有るから流石に大人だと思うけど……背が低いな?まあ、そんな事もあるか、まあほら、合法ロリってやつ?そんなんなんだろ


「……メリィちゃん、成人?」


嘘だろラスク、流石に聞いちゃいけないだろ、まあ、俺じゃ無いし、いっか


「うん!そうだよ?ラスクちゃん何があったの?ワタシに何か用?」


「ん、と、気になった…………んと…心配が…」


喋るのヘッタクソだな?人の事言えないけれど

あんなに喋るの下手だったっけ?前はもう少し喋れたはずだけれど


「じゃあラスクちゃん一緒に話そうよ?朧ちゃんも一緒にさ!」


「やったー!僕も話す話す!交友会だー!」


そんな事を聴いていると、ぬっ、と後ろ側から手が伸び、肩を掴まれる


「なぁ、あんさんら、情報持っとるやろぉ?嫌なら良いんよ……情報交換せんかぁ?まあうちは、せっかく仲間なんやし全体公開するけどな?」


「うわっ、ビックリした〜、やるやる〜、オレ情報そんなに持って無いからそんなに交換出来るモノ無いけど〜」


確かに、情報交換なら良いか、魔法は情報に依るからな。でも出せる情報があるかな?う〜ん、“鑑定の疑問点”、“魔法陣の構築”、“己の種族の今分かる情報”、……特殊っぽそうなのは……ああ、後“魔導書”があるか、つまり4種類かな?


「……ライ君はどうするん?」


「あ、ごめん、出せる情報量を考えてた、勿論良いよ」


やっぱり、考え事していると話すのが遅れちゃうな

深過ぎるのは辞めなきゃな


「それじゃ、前提として出すんやけどなぁ、うちなぁ、リアル時間3日掛かるクールのスキルで、うちらの様な特殊種族は、生まれつき、有り得ないスキルを一つ確実に確保出来るって事を知っとるんよなぁ、それでなぁ、うち、“鑑定”を取ったんやけど、その鑑定で“鑑定”をしたらなぁ、【対象文︙情報】って書いとったんよ、それで称号が取れたのは良いんよ、でなぁ、この場所、ダンジョンやねぇ、因みに名称は【再誕の地】って言うらしいで、ついでに地下10階やなぁ」


ダンジョン内なんだ、ここ。登らなきゃいけないし……いやいや、それより鑑定の情報が俺と違くないか?対象文?そんなもの書いてなかった……どうなんだろうか、属性文ってモノが書いてないのかも、情報ね……属性文と対象文の差ってなんだろう?

見る者によって変わる?種族?なんでだ?


「10か〜、だからアイテムがある程度凄そうなんだな、オレね〜アイテムいっぱい取ってきた〜、鑑定出来たらして欲しいかもで〜す、それでなんかの碑文も手に入れたぜ、読めないけど〜」


成程碑文……読めないのか、どんな事が書かれているんだろうか?そう言えば、良くそういうの見るからスキルが無くても役には立てるかも?


「俺も“鑑定”を取ったけれど言われたことも出た情報も違うね、俺の場合は《文が足りない》、【属性文︙魔】って」


文……文ねぇ、なんの文が足りないかは情報が出たね、【対象文︙情報】……どうやって手に入れる?

あ、魔法陣みたいな、知らないのが有ったらそれが【対象文︙情報】に値するものかな?それを俺の鑑定する時に書き加えたら使えるようになるのかな?……いやいや…そもそも、見せてくれるかな?


「ごめんだけど、魔法陣をちょっと見せてくれる?……って、どうしたの?」


「や、魔法陣ってどれのことやろってなぁ、うちは見てへんのよぉ」


「オレも見たこと無いな〜って、碑文にそれっぽいのあったけど〜……」


あ?見たこと無い?使ったら出るでしょ?えっと…同じ名前の別物?それとも魔法陣を認識出来ない?

使ってもらったら分かるかな?

碑文にそれっぽいの有るんだ…?どんな事が起きる魔法陣だろうか?それとも本当に魔法陣?どっちだろう?


「鳴さん、ちょっと鑑定してもらってもいいかな?」


「ええよ?あ、ついでにコハスター君、鑑定して欲しいもん出して?」


「碑文が5種類あるよ〜、一旦全部出すね〜」


あ、魔法陣、出す時に発動したって事はインベントリ?インベントリも魔法陣が出るの?いや、これ言ったほうが良いか


「魔法陣出た、多分インベントリ」


「あ、そうなんだ〜、そうそう、インベントリ使った〜、けどオレ見えてないな〜、やっぱ」


「うちも見えへんかったなぁ……何で差異が出とるんやろか?あ、鑑定はしておくで?」


うん、違う場所がある、基本的には同じなのにな、追加されてる?それとも俺の方が足りなかった?ん〜、文が足りないって出たのは俺の方だから鳴の方が正常なのかな?


《碑文︙何が書かれているのかが不明な石碑、魔法陣らしきモノが書かれている

 ※個体名︙忠震 鳴が使用者》


一応俺の方でもそれが出来るかやってみようか、基本的な部分はそのままに、追加されてた場所を増やして……鳴が持ってない方を鑑定してみようか


《鑑定、成功》


《名称︙サクラライトは称号【変形者】を手に入れた》


《碑文︙何が書かれているのかが不明な石碑、魔法陣らしきモノが書かれている

 属性文︙魔

 言語︙魔法語学が有れば読み解けそうだ》


あ?なんか混ざったな?なに、【変形者】?……魔法陣に文を増やしたのが“変形”にあたるってことかな?

てか本当に魔法陣じゃん!読み解かなくても使えば大体の方向性も分かるんだし、それから予測するって事も出来るんだし、使うだけ得じゃね?

んで、増えてるな?


それに魔法語学ね……?取得した方が良いな、これ以外にも語学系統スキルが有るんだろうか?

そういう物は俺の庭みたいなもんだし、え、全部の語学系統スキル欲しいな?文書読んだりしてたら手にはいるのかな?

それにしても、属性文︙魔……か、どうしてまた表示された?魔法陣が書かれているから?だから属性に分類するとこの碑文は魔の属性を持っているってこと?ん〜?分かんないな


「なるほどやねぇ、うちにはさっぱりやわぁ、それでどうなったん?使ってたやろ?」


「そうだね、多分上手くいったと思うな、一回無しでやってみる」


さて、対象文︙情報らしい物を無くした状態での鑑定では何が出てくるかな?

また文が足りないになるのかな?その状態で情報の変化は生じるのだろうか?


《文が足りません、わかる範囲で表示します》


《碑文︙何かが書かれている石碑

 属性文︙魔》


属性文ってなに?まあ………良いか…、それでうん、まあ確定って言っても良いぐらいだね、やっぱり追加されていたのは【対象文︙情報】だったみたいだね、それが無いと情報が減って表示される………?情報だから情報が増えた?他にも対象文が有るのだとしたらどう言うふうに変化が現れる?

確認の為に【対象文︙情報】を使用しながら鑑定を鑑定しようか


《鑑定、成功》


《個体名︙サクラライトが持っているスキル“鑑定”情報の読み取りが出来る様に変形されている

 対象文︙情報

 属性文︙魔》


よし!完璧、やっぱりこの追加文は【対象文︙情報】なんだね、他の人もこういう感じに付属文が存在するのかな?あ〜そう言えばコハスターの出した魔法陣も確認したいな、同じ魔法陣だったら、共有?それとも固有?

ん〜、確かめたい事が出来たけど伝えておくだけ伝えとこ


「上手くいったよ、その【対象文︙情報】が無いと全然さっぱりな情報しか出なかったね、案外条件が簡単なのか難しいのかは分からないね……あ、魔法語学と属性文が書いてあったけど見た?」


「見てへんなぁ、うち駄目やなぁ、これらの鑑定頼んでええか?取れへん情報あるわぁ」


「まあ、しょうがないよ、でも大体同じだと思うよ?何書いてあるかは不明って書いてあったから今のところ不明のままって感じだろうし」


「なるほどね〜、オレ考えてたんだけど〜、種族とかで見えるの変化してるのかなって思ったんだけどさ〜、オレは基本的にそこまで変化なくって〜人間に近いんだよね〜、それでライは魔が種族名に入ってるじゃん?だからそうかな〜って思うんだけどどうかな?」


やっぱそうなるよね?、魔力……魔力が必要?それは使用に?それとも認識に?どっちもな可能性も有る、代用出来るモノが存在する?していなかったら不便?それとも優遇や冷遇といったものに入ってしまう?だとしてもそんな事をしていてもそこまで差異を作るか?


「なるほどなぁ、うち霊力感知ってスキル持っとるから霊力が存在する事は保証出来るで」


「霊力感知か〜、じゃあ鳴って属性文を付けるなら霊になるの?ってヤバ、ごめん寝るね〜行動制限で睡眠取るわ〜」


……なるほど?睡眠を取らなきゃいけないんだ……本当に人間に近いんだろうな

感知出来るものが属性になるのならそう言う事になるのか?でもそんなに簡単なことでは無いと思うんだけど、まあ、見てもらったら分かるか


《個体名︙忠震 鳴が持っているスキル“鑑定”

 対象文︙情報

 属性文︙霊

 ※忠震 鳴が使用者》


なんか減ってる?……あ〜、変形してあるって事が書いてないな?なんでこんなに細々としたことが違うんだろう、それに属性文がちゃんと違うね?霊、ビンゴだけどそれぞれ違うんだったら同条件にするのが難し過ぎるな……?

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