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団欒だって

一番最初に感じたものは良い木の匂い

2番目は土の匂い

そして……


「「あ」」


と言う兄さんと妹の声だった

ふ〜ん、種族同じなんだ……

何時もの家族団欒じゃんねぇ……


「……あ〜名前を聞いていいか?まだ不明なもんで……」


「うん……私は、トゥキラスクだよ……うん、ラスクって呼んで兄様達」


「そっか……俺は、サクラライトだね……」


気まず……めっちゃ気まずいな……まあ、家族で本名知っててゲーム内での名前の方が知らないからね……咄嗟に出るのはリアルネーム……一応本名をゲーム内名前に入れてるから俺はそんなにあれだけども……兄さんとラスクは名前が全然違うから気を付けないとな


「……種族は同じ場所に降り立ったから同じなんじゃったよな?」


「うん、そうみたいだね、ただ流石にプレイスタイルは違うよ、兄様と話しててかなり違ったから」


へぇ、そうなんだ、まあ、兄さんは命中力無いからそれは何となく知ってたけど、ラスクはどうなんだろう

動くのが嫌いだから、近接はしないと思うけど……


「兄様は近接するって、私はテイマー」


「成る程ぉ……かなり違うね、俺は後衛だね、魔法しか取り柄が無いもんでね」


ん…卑屈になっちゃった……でも事実だし……

しょうがないよね!


「うん、まあ、スキルの枠が1つあったと思うがそれはどうした?俺は配信も依頼だからそれに使ったが」


へぇ、配信もスキルが無いと出来ないんだぁ……

つまり兄さんはスキルを選べなかったのか……

大丈夫かな?近接をやるとはいえ、魔法を使う種族……近接が出来るようなステータスしないと思うんだけど


「私はテイマーやりたかったから、それ用のスキルにした」


動物好きだしねぇ、頭もいいから使える駒が出来るは良いかも

……あんまりやりたい事は種族に関係しないのかな?

素質と気質か……魔法使いの素質と気質が有るみたいだね、俺ら、そりゃそうだけど


「俺は、魔法使えれば良かったからなぁ、種族に付いてくるスキルも分からないから、鑑定にしたよ」


うん、まあ、正解なのかはまだ不明だけどね

まあ、最後まで使える物では有るだろうし、いっか


「なら、さ……いや…う〜ん……………ライでいいか、種族に付いてきたスキルって何じゃった?」


おお、呼び名が変わった、ライか……まあいいか

んで付いて来たスキルね〜

確かスキルは魔導書、魔法陣、魔力感知、鑑定を持ってたんだよな?だったら


「魔導書と魔法陣、魔力感知だね、魔法陣と魔力感知は余り気にしなくても良いタイプのパッシブ、魔導書が大切そうだったよ」


「魔導書……?詳細ってどんなのじゃったか?」


どうだったっけ?もう一回見るか……ついでに思わないでただ書くだけでも出来るか試すか

うん、確かこの形に……魔力を繋いで魔法陣にしたら……


《鑑定、成功》


おっ発動した!これでも出来るんだね〜良かった!


《魔導書︙経験が詰まる貴方の人生とも言えるモノ、人により形を変える》


……そう言えばこれ、見えるのかな?


「へぇこうなってんのか……」


あっオッケー見えるんだね

ちょっと待って、ラスクが魔力出して同じ形の陣描いてるけれど……できるのか?


「……あ、出来た」


《魔導書:経験が詰まる貴方の人生とも言えるモノ、人により形を変える

 ※個体名︙トゥキラスクが使用者》


へ〜、スキルが無くても使えるんだ?使用者……これは俺が使用者だったから見えなかったとかかな?


「スキル無くても使えるの……?」


「まあ、良いじゃねえか、使えるのは使っておこう、で!魔導書じゃ!」


特殊であそこでは使うことができない物……どう言うものなのだろうか?

形を変えるだから形は有る……?

人生……?後々じゃ無いと使えない?


「よし、使って見りゃ分かるじゃろ!」


そう兄さんが言うと少し経った後


「う〜ん、素になるものを求められておるな、実験ついでにそこら辺の棒を素にしてみるか、勇者だって最初はヒノキの棒じゃろ……多分」


これは他の人に見えないのか

使うだけでは効果は出ないもの、素が必要……

だったら俺も使うだけ使っておくか、魔導書


《素が必要です》


これだけなんだ……

そもそも素ってなんだろう?何の素?

構成される素か?軸なのか?素材か?


「あ〜、これじゃないって言われるの〜」


「ん〜、じゃあこれだったら……あ、行けた」


ラスクが指定したものはラスクの真後ろにあった木だった、少し光り、小さなぬいぐるみになった

何故それを選んだのだろうか?


「あ〜ならライも後ろのやつを素にしたらどうじゃ?」


後ろ……あ、本当だある、周りの木とかなり違う木だ、確か俺等は0歳から始まるのだったか?だとしたら俺等の種族は精霊とかが近かったのか?

この木が素……卵みたいなやつ?

だからあの場所じゃ無理だったのかな?

うん、これを素にする


《成功、魔導書の形を決めて下さい》


へぇ、決めれるんだ……う〜ん、どうしようかな?

杖とか本とかだろうか?だったら……杖かな

杖の形にしよう


その後ろの木が小さく、分裂していく

それは花だった

その、白い、ピンクが混じった花が目の前に集まる、それは杖の形を模っていく、そうしてその花達が晴れて行く……

その杖は背丈程、木の一部を折ったようで、美しい花が一部にあしらわれ、深紅の宝石がついている、正にファンタジーと言える杖だった


……綺麗、だね?なんか演出凝ってる?まあ良いけど…

兄さんは……身の丈程の大剣?槍?みたいなやつ、何だっけ?……えっと…薙刀?だっけ、そんな感じのやつ


「ん、まってなルッさんからチャットきた」


あ、本当だ、インがちゃんと出来たかの確認、それと場所の確認のグループチャット

陣営がある為それをどうするかの確認

あ、マップだ、選んだ人いたんだ、助かるけれどここ何処だろう…


集合が出てるなぁ……あれ?集合地点多分ここだよなぁ

ラッキー、動かなくて済むじゃん


「まあ、離れ過ぎないように自由に行動しような」


「「了解」」


さて、何しようか

ああ、そう言えば鑑定の鑑定はして無いな

どうゆう感じの魔法陣になるのかな?

……実行、対象、行動、変形………認証?……

まあ、いっか……やってみよ

対象鑑定、鑑定をして


《文が足りません、わかる範囲で表示します》


お?初めて見るやつだ、文?

わかる範囲で出るなら一旦それを確認してからでいいか


《個体名︙サクラライトが持っているスキル“鑑定”

 属性文︙魔》


属性文って何?ん〜………それ関連のものしか出来ないって?成程、そりゃ専用のNPCが居るはずだわ、わっかんねぇもん……

アタッチメントの用な感じか?増やすのはどうやったら良いんだろうか?いや、そもそも属性文があるなら何でラスクは出来たになるか、種族によるとか?


そういや《この系統は使いづらい》って言ってたな…なら通常通り何だろうけど、他にもこの系統があるってことなのかな?

今のところ特殊って住民(?)に言われたのは魔導書、それに鑑定だけ……ああ、そういや目の前に文字として出たのはその二つだけだな、勿論アクションスキルだから出ているって事もあるな、どうなのだろうか?


そう言えばスキルの取得ってどうやるんだろうか?ラスクは持っていなくても使えていたから取得はしなくても大丈夫?取得したら何が起きる?熟練度は?


……いいや、先ず戦闘を出来るようになろう、あ〜メモホシイ……メモ……

急に、立て掛けておいた“魔導書”の杖が倒れる

なにぃ?急……

あ〜魔導書の形を決めただけで終わったんだったっけ?使える内容が分からないままだし、メモ有るかも、メモ欲しいって思ってたら倒れたし


んで、魔導書ってどうやって使うんだ?鑑定と同じ感じか?取り敢えずやってみようか、魔導書


《“名称”と“起動文”を決めて下さい》


名称と起動文ってことはアレか?【梅我文書】にあった筈だけど、俺そこまでアレのこと憶えてねぇな……燃えて消えたし

ん〜、いっか、兄さんにでも聞こう


辺りを見渡す、が、もう誰も居なかった……はっや

え〜どうしようかな?

てかそうか、ゲームなら俺の、俺だけの魔導書が存在するのか、ふふふ、良いね、嬉しい


うん“名称”と“起動文”はちゃんと決めたいから後で良いかな?

さわさわ揺れた……もう意思が有るんだ、なら君と一緒に決めたいな、だって君の名前で、俺との繋がりだから


ピタッとさわさわ揺れていたのが止まる、そして

いったい!ええ…顔に向かって、巻き付いてる蔓が当たる……

思いっきり意思があるね、これは本当に、流石に偶然じゃないな、ま、いっか、よろしくね?

手を差し出す、さっきのはビンタの様なモノだとしたら、蔓は手として使えるだろうし……ね握手しよ?

あ。力強いね、君


うん、でも一旦、三歩進んで二歩下がる、だね

強力な味方は出来たけど、それはそれだし、攻撃は出来ないし、メモもないね……


ん〜……散歩しよ

あはは、さわさわ揺れてるけど、大丈夫だって、動かなきゃ頭に血が巡らなくってクラクラするんだって、だから動きながら考えよ?


あ、口切れてる、血の味する、本当に力強いね、君


———————————————————————————————


攻撃は、魔力を固めたやつを投げるだけでもなんとかなってるね

ほら上手く行ったでしょ?動いたほうがやっぱり良い考えだって出るんだよ、それに君……蔓で敵薙ぎ払ってるし……本当に強い…俺すら倒せるんじゃない?


すんごいわっさわっさするね、そんな事しないって?

またピタッと止まる………ありゃ、止まったまんまになっちゃった、まあ、敵は倒してるし良いか


ん〜……、ねぇ、どれくらいの物を鑑定出来ると思う?

鑑定が出来ないって表示は見たこと無いし、文が足りないって言われた時でさえ、わかる範囲で表示してくれたわけでしょ?

それに君はここの世界で生まれた意思だし、俺が知らない事もあるかなって思うんだけど……?


器用に蔓を使ってバッテンを表現するね……出来ないって事?それとも分からないって事?

あ、分からない方ね、う〜ん、分かってたら楽だったんだけどね、ま、いっか、一緒にこの世界に詳しくなろう?


マル、了承だね、や〜、良かった、嫌なことに巻き込みたく無いからね、意思の確認が取れて良かった

ずっと一緒なんだから意思の共有しておきたかったんだ、君自身のやりたい事はあるかな?


マル、有るね、出来れば教えて欲しいな、手伝うよ?

バッテン、教えられない、好感度が足りないってことなのかな?

バッテン、そうではない、と……ん〜………言葉じゃ無いと伝えられない?

マル、そっか、じゃあ言葉を喋れる様になる?マル

ん、目標にしておこうか。あはは、そんなにわさわさしなくても、俺の目標は世界に詳しくなる事で最終目標なんだから、直近の目標って事だよ


君と一緒にいる世界何だから、俺も君も同じ何だよ

?なんか震えてる……寒い?上着巻いとこうか?

あ、いらない?そっか

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