こんにちは?
目が覚めるような感覚がした
【ドリーム・エチュード】の世界に入れたのだろう
辺りを見渡す、草木がさざめく、とても綺麗な箱庭だ
目の前には浮かぶ丸い玉?だろうか
俺が目の前の浮かぶものに気づくと
『はじめまして!【ドリーム・エチュード】へようこそ!このゲームに今入れるって事は依頼した人達なのよね!?』
と言いふよふよ近づいて来る
多分キャラメイク時の特殊NPCだろう、そう辺りをつけていると
『依頼者さん達はこっちなのよ!貴方が最後、付いて来て!』
と反対側に行く……キャラメイクしていないのに別の人に会えるものなのだろうか?
まあ、行けば分かるか
様々な色をした丸い玉みたいのがいっぱい居る……じゃあ俺もこんななのか、色の差は何だろうか
『はい!この子で最後なのよ!フレンド登録だけなのよ?ここに入れるプレイヤーは1人ずつなのよ!自己紹介までなら許せるわ!それじゃもう良いってなったらキャラメイクに移行って願えば1人ずつになるわ!』
あ〜、依頼だから連絡出来ないとゴタゴタするのか……
申請いっぱい飛んできたわ……1、2、3………12?1人居ないのか?まあ、俺には関係ないか
「え〜はい、流石にこの人数なので自己紹介は……どうしましょうか?」
流石に人数が多く、憚れるのかリーダーっぽい、青と緑の間の…えっと………くすんでいるような薄い色の玉がそう言った
何色って言うんだろうか……ライム?系……もうちょっと青っぽい?
「メンバーだけで良いんじゃないか?流石に表に出るのは俺等が多いじゃろうし?」
あ、兄だ、声がそう
色は限りなく白に近いピンク?桜色と言うか……
「……え、兄様?」
「へ」
おっと、?妹?なんでいる?
声出たが?
ああ、家族構成の話をしよう、兄と俺、後双子の妹、親はもう居なく全員バラバラに過ごしているのだ
「おや?そうですねぇ、まあ、貴方の言う通りにしようと思いますが……教えてもらっても?」
ヒェ……ロックオンだぁ……怖い……
こわぴ〜
「……う〜ん、たまたまかな?まあ、あれよね〜ゲームしてたら急に身内出たらビビるって事だね、うん」
「へぇ、そうですか、まあ良いでしょう!自己紹介と参りましょうか、私はアルテルと名乗っている者です、よく名前が長い人と言われますね。一応リーダーやってます、よろしくお願いしますね」
あ、やっぱりリーダーさんなんだ
「嗚呼、ついでに妹さんを連れてきたのは私になりますね」
どうゆう繋がりであいつと繋がったのだろうか?
ゲームとか苦手だって言ってたしなぁ
「……ハァ、ん、オルディカ、モノ作れる、よろしく」
焦げ茶色の玉がそう言う
モノ……何処ぐらいまで作れるのだろうか?
ゲームだし武器と防具?それともアイテム?それとも施設?
「えっと、私はアイリスです、回復とかできます……!よろしくお願いします…!」
ピンク色の玉が言う
ふわふわしてるね、感じる女子感
色に法則性があるのかな?
「はいは〜い!僕は朧です!足が速いよ!ステルスが出来るよ!よろしくね!」
うん、元気な子だ
元気が見える黄色の玉だね……性格とかで色が決まるのだろうか?
「……よし、落ち着いた、俺は、コルトウキスだ、まあなんだ、そこの二人の兄やっておる、よろしく」
そういや、妹も兄さんと同じ色だな……俺もじゃね?
流石に無いか?まあ、良いや
「飛鶴だ!近接してるぜ!よろしくな!」
うん、兄貴感だ、サッパリしてるね
オレンジの色…?もう少し赤が多いかな?
「最後、マーセナリー、狙撃手、よろしく」
オルディカさんと似たような感じだなぁ〜
バッサリしてるね
色はくすんだ薄い緑だね
……色相心理系で決まっているのかな?いや、だとすると俺らがそれに当てはまらないか
「はい、では私達の目標ですね、流石にこれだけは話させてもらいますよ
目標は簡単です“テッペンを取り続ける”
サーバーによって難易度があるらしいです
そこで私達は最高難易度、中身有り、遠慮無し、この看板を背負う事となりました、他のサーバーはストーリーが決まっており、出来ることも少なく、ボスもNPCがやります
……なら他の人達もこのサーバーに来る事が予測出来ます、人は上へ上へと目指す生き物ですからね
私達に課されたモノは確かに難しいと思いますが……私達なら出来ると思っています、それでは頑張って行きましょう!」
おお、演説だぁ~、演説出来る人って凄いよねぇ
てかもう他の人は大体行っちゃったな……
俺も行くかな〜
そう考えていると
「で、ルッさん?」
「ははは、何でしょうか?」
「惚けるな、妹を連れて来たのはお前だろうに」
そのような会話が聞こえた……
うん、聴き終わるまで待ってようかな?俺も関係あるかもな話だし
「う〜ん、そもそも知らなかったんですよねぇ、そもそも貴方に兄弟が居るとか聞きませんでしたし」
「……本当に偶々なんだな?」
「はい、そう言ってるじゃないですか」
う〜ん確認ってだけみたいだね……聞かなくても良かったかも
「ねぇ、兄様……」
あ、話かけられたなぁ、うん、やっぱり同じ色だ
オロオロしてるなぁ、まあ兄さんがピリピリしてるしね、不安なんだろうね
梅宮 桔梗、俺の双子の妹、一人暮らしを始めてからまだそんなに経っていないが、毎日会っていたから寂しいのだろう
「久し振りだね〜会えなくて寂しかったぁ?」
軽くそう言うと触れるくらいまで近づいてくる
う〜ん、かなり重症だねぇ、プルプルしてらぁ
あ、ふわふわしてる、もふもふ?あったかぁ
「兄様……冷たい……あったかくして…」
いや体温低いのはどうしょもなくないか?
この子供体温め
「……うん、落ち着いたよ、もう大丈夫、ゲーム内で会おう」
いや、とっとと行くのか〜い………
俺も行くか、二人とも居なくなってるし
はぁ〜あ結局最後、最後は寂しいね〜
よし、思えば良いんだっけね〜?キャラメイク……
おっと、フワッと感




